小さい子とうまく関われない：５歳 | ６才までお友達学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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3.お友達、幼稚園とのかかわり方

『小さい子とうまく関われない：５歳』
　５歳の娘についてです。児童館や親戚の子などで自分よりも小さい子（大体２歳くらいの子）とうまく関われません。自分のペースで遊べない、邪魔されるという気持ちがあるようで、ハイハイしてきたお子さんがオモチャに手を出そうとしたらさっと取り上げて渡さなかったり、親戚に子どもが生まれて帰省する度に会っても「（赤ちゃんは）きらい」といったり、ほっぺたをツンツンではなく泣くまで指で押したりします。その度に「仲良くしようね」「あなたにもこんな頃があったのよ」と言いきかせて、相手のお母さん達にも謝りその姿を見せていますが、それでもうまく関われません。ひとりっ子ですし、嫉妬など無いと思っているだけに原因がイマイチわかりません。一緒に遊ぶ、そばにいる事自体が好かない様子の娘に対して、どのように言いきかせていけばいいのでしょうか。

６才まで　幼稚園の時期／お友達、幼稚園とのかかわり方

「心配はいりません」
　一人っ子は、日常生活の中に自分よりも弱い存在がいないため、譲ったり我慢をしたりする経験がありません。たまに小さい子に会ったときに「お姉ちゃんであること」を言葉で教えても、理解できないのは当然です。
　しかし心配はいりません。乳幼児期は自己中心でも、その後の環境や出会いでちゃんと学習し、ある年齢になれば姉妹を持つ子と大差は無くなってきます。その学習を順調に進めるためには、今たっぷりと甘えや愛情を満たしてあげることが大切です。

「上手に経験させてあげましょう」
　赤ちゃんと会ったときには、赤ちゃんのお役に立たせてあげましょう。たとえばオムツを替える、ミルクを飲ませる等、赤ちゃんのお母さんにお願いして、少しだけ参加させてもらうといいでしょう。それらの行動を通して「お姉ちゃんであることの誇り」を実感することができます。お子さんが「赤ちゃんはこうやって、みんなで一緒に守ってあげないとダメなんだ。しょうがないなぁ、よしよし」と思えたときには、優しく触れたり、玩具を譲ってあげたりができるようになります。できたときには、「さすがお姉ちゃんだね。赤ちゃん喜んでるよ。良かったね」と、褒めてあげましょう。一つずつ、ゆっくり経験させてあげましょう。