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お気に入りをなくしてしまった時のフォロー：３歳

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2.生活習慣、しつけ

『お気に入りをなくしてしまった時のフォロー：３歳』
　３歳になった娘がいます。ショッピングセンターに家族でいった際にお気に入りのぬいぐるみをなくしてしまいました。広場のようなところでお茶をして席を離れた時に忘れてきたのだと思いますが、気付いて戻った時にはもう無く、落とし物にも届けられていなかったので、もしかしたら誰かに持って行かれたのかもしれません。私たちがよく見ていればよかったので、娘に２人できちんと謝り、新しく同じぬいぐるみを買うといいました。しかし、常に持って歩くほどのお気に入りだったので、頑なに「たとえ同じ商品でも嫌だ」といいます。私たちの不注意でもあるのでしっかりフォローしてあげたいのですが、イヤイヤ期もあり、すんなりいきません。このような時は、どうフォローしてあげればいいのでしょうか。

３才まで　幼稚園の入園前／生活習慣、しつけ

「成長のチャンスです」
　バスタオルやぬいぐるみなど、「疑似子宮」とも言えるこだわりグッズを持っている子がいます。それらに触れる事で健やかに乳幼児期を送れるのであればそれはそれで良いのですが、いつかはグッズともお別れし成長していかなくてはなりません。
　脱却のきっかけは、今回のように「なくした」「トイレに落とした」等アクシデントがもたらす事もありますし、親が「今度のお誕生日が来たら、お姉ちゃんになった記念に、○○とはさようならしようね」と促してあげる事も必要です。お子さんが次の成長段階に行くために、ここをチャンスと捉え、応援してあげましょう。

「具体的な対話」
　なくしてしまったものは、どうしようもありません。ただ、「悲しい」というお子さんの気持ちをしっかり受け止めてあげる事が大切です。「悲しいよね。○○ちゃん（ぬいぐるみ）はどこに行っちゃったんだろう。もう会えないの、悲しいよね」と、現実をきちんと言葉にし、一緒に悲しんであげましょう。その上で「○○ちゃんはきっとお空の上から、君がお姉ちゃんになれるのを見守ってくれているよ。『私がいなくても頑張ってね』って、応援してくれてるよ。頑張ろうね」と、抱きしめてあげましょう。空の星を指して、バイバイするのもいいでしょう。きちんとお別れをさせてあげる事で、必ず次にいけます。子ども達はみんなそうやして成長していきます。今までとは違う新しいお友達（ぬいぐるみ）に上手く出会えるよう、エールを送ってあげましょう。