目標達成のために口出ししていいもの?:10歳 | 12才まで生活習慣、しつけ | 成功する子育てアドバイスQ&A - 学校情報日本の学校

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12才まで 小学校高学年  2.生活習慣、しつけ
Q 『目標達成のために口出ししていいもの?:10歳』
 小4息子がいます。学校で「○○までに□□する」という目標を立ててきて、その日に家で「□□できるようになるからね!」と凄く意気込んで話してくれました。しかし1ヶ月たった今、いつまでたっても取りかかろうともせず、取り組む気があるようにも見えず、本人の中で覚えているのかどうかも怪しくなってきました。こういう時は親が口うるさく目標達成のために手出しや口出しをしてよいものでしょうか。高学年ですし、目標達成するためにどうしていければいいかを練習する機会とするか、まだ親が手出しをすれば良いのかそろそろ決めなければと思っています。目標の内容は息子がやる気を出せばできる範囲の内容(日常生活の改善)であり、本来は親が手出しし無くても良い事だとは思っています。
A イラスト「簡単な事から一緒に始めましょう」
 年齢に関係なく、立てた目標を守るのは難しい事です。たとえば「美容のために食べ過ぎない。ウォーキングを続ける」と決意しても、気が付けば自然消滅している事はよくありますが、これは誰かに強制されてできるものではありません。しかし健康維持や生活上の取り組みは、家族が共に動く事で随分違ってきます。まずは親子で守れそうな小さな目標を立て、挑戦してみてはどうでしょう。

「具体的な対話」
 今回お子さんが立てた目標が一緒に取り組めそうなものであれば、「お母さんもやろうかなって思っていたの。それって大事な事だし、挑戦してみようか」と誘ってあげる方法も一つです。
 たとえば「休みの朝には本を読む」との課題であれば、家族が一所に集り、それぞれ新聞や料理の本を読んでみてもいいでしょう。三日坊主で終わせないためには無理な目標を立てない事が大事なので、その都度内容の検討もしていきましょう。お子さんが途中で放り投げても、親は淡々と続ける姿を見せましょう。家庭の中でそれをする事が当たり前の環境にしていくと、子どもはまた何かのきっかけで戻ってきます。無理のない範囲で頑張ってみましょう。
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