友達を下にみるような発言をする：１３歳 | １３才からお友達学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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3.お友達、学校とのかかわり方

『友達を下にみるような発言をする：１３歳』
　中学１年生の女の子です。習い事や近所のつきあいが大学生の人たちが多いので普段の言動やファッション、仕草をまねています。何事も度を超さなければいいと思っていますし、背伸びしたい年頃なので好きなようにさせたいと思っています。しかし学校での話を聞くと「考え方が子どもみたい」や「話しについていけない」など言って、同級生やクラブの先輩を下にみる発言をします。あくまでも同級生や先輩なのですし、集団生活をしていく上では言わない方がいいこともあります。本人は「そんなこと直接は言わない」といっているのですが態度には出ていると思います。このような場合どうしたらいいでしょうか。

１３才から　中学校以降／お友達、学校とのかかわり方

もうしばらく様子を見てはどうでしょう。書かれているように、これくらいの年頃の子は、背伸びをしたがります。同時に、人の目もかなり気にしているということです。そういう子の多くはおませさんで、周りの空気にも敏感ですから、「雲行きが怪しいな」と思ったら、その都度言動など改めていくでしょう。お子さんは今、集団生活の中でそうして人との関わりを学んでいます。良い意味での失敗も、大切な経験です。中学、高校で大人になる準備ができるといいですね。
　もう一つ、お母さんの前で、少し良い格好をしたい気持ちもあるでしょう。「私はその辺の子とは、ちょっと違うのよ」と言ってみたいのです。そんな話をし始めたら、お母さんも大いに乗ってあげましょう。相手を同調させるのではなく、戒めるのでもなく、あくまでも客観的な視点から対話しましょう。そして、共感できる所は、共感してあげましょう。
　魅力的な人間について話し合うのもいいですね。学校でどの先生が好きか、その先生のどんなところがいいと感じるのか、また関わりのある周りの方達の良いところについての話題もいいでしょう。
　人を見下したりせず、思いやりや優しさをさりげなく表すことのできる人は魅力的です。しかし、言葉の表現は柔らかでも、心のどこかにおごりを持った人には魅力を感じません。本当の大人であることとはどういう事かを、お母さんとの対話の中から感じ取ってもらいましょう。この機会を良い方向に活かして下さい。楽しみです。