娘の反抗期での親の接し方：１２歳 | １２才まで保護者の不安、ストレス | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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5.保護者の不安、ストレス

『娘の反抗期での親の接し方：１２歳』
　小６、娘です。幼い時からおっとりした子だったのに、最近では私に対して「うざい」「触らないで」と頻繁に言うようになってきました。私に対してだけで、父親や弟にはここまでひどい態度を出しません。今まで何とか反抗期を乗り切りたくてスキンシップを、と思うのですがそれがものすごく嫌がられます。つい１年前まで手をつないで親子で買い物をしたりしていたのに…と思うとやりきれません。反抗期はそっとしておく方がいいと聞きますが、気になって仕方ない親はどう娘と接していけばいいのでしょうか。どうすればお互いが穏やかに過ごしていけるのでしょうか。

１２才まで　小学校高学年／保護者の不安、ストレス

「子どもを信頼してあげましょう」
　反抗の原因は様々ありますが、概ね共通して言えるのは「かまい過ぎ」です。親が「良かれ」と思うって行う事と、子どもの欲する事が一致しないのです。
　焦ってしまう気持ちは分かりますが、いつかきっと同じ女性として分かり合える時期はきます。それは高校生になってからかもしれないですし、結婚や出産を経験しての事かもしれません。それも含めてお子さんの成長を、そのままを受け入れてみましょう。
　
「具体的な対策法」
　自己主張をした時は、「そのやり方もいいかもね」とまずは認めてあげましょう。しかし言葉だけで表しても通じません。お母さんの心配事が深すぎて、お子さんを見る目は泳いでいないでしょうか。「ちゃんとして」との要求が高すぎて、唇が常に動いていないでしょうか。まずはおろおろせず、ゆったり堂々と構えましょう。「うざい」と言うなら、「そう、ごめんなさいね。触らないでおくわね」とあっさり引いてあげましょう。同時に「でもこんな時は、『うざい』じゃなく、『触らないでね』って言ってね」と毅然とした態度で伝えましょう。「だってあなたが、いつまでもカバンをリビングに放ってあるから…」等と、親の正当性を主張するような事をしては話がややこしくなります。
　ここで重要なのは、「うざい」は人を非難する言葉です。それに対し「触らないで」は、お願いをしている言葉でしょう。これらの違いを明確にし、まず今は人として大切な基本はしっかり抑えましょう。そこができてれいれば、「カバンに化粧品を隠し持つ」「体操服を皺くちゃのまま入れる」等細かな反抗的態度は年齢と共に収まっていくと思います。大らかな気持で見守っていきましょう。