嫌われ者になってしまった：３歳 | ３才までお友達学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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3.お友達とのかかわり方

『嫌われ者になってしまった：３歳』
　今３歳の息子のことです。最近息子が公園に行くと、一緒に遊びたくないと帰ってしまう親子が出てきました。その原因は息子にあるのですが、うちの子は体も大きく力も強いので、一緒に遊んでいる子のおもちゃをよく取ってしまことからです。帰られたことに私もですが、息子の方もショックを受けているようで、何とかしてあげたいです。
　今までしてきたことは取り消せませんし、できるだけ、息子がそうした時には私も「仲良く使おうね、一緒に使おうね」と促し、ごめんねと謝ってきました。しかし遊びに夢中になった子どもどうしで自然に取り合いが始まるので、いつも止められていたとは限りません。息子自身に変わってもらうことも含めて、嫌われ者のようになってしまったことに、これからどうしていけばいいのかアドバイスをお願いします。

３才まで　幼稚園の入園前／お友達とのかかわり方

　子育てをしていると、色々な事がありますね。子どもどうしの関係で、親までが距離を置いてしまったり、偏見を持たれたりすることは、みなさん一度は経験することです。しかし大抵の原因は些細なことです。子どもは日に日に成長しますから、原因となるものが改善されたりそれ以上に楽しいことが起きれば、何事も無かったかのように元通り仲良くなったりするものです。おそらくお子さんが受けたショックは、「嫌われた」という感覚よりも、「遊ぼうと思っていたお友達が目の前からいなくなった」ということだと思われます。それほど心の傷にはなっていないはずですし、お母さんご自身も「嫌われ者」というような意識を持ってはいけません。子育て中はお互い様という気で、今まで通り普通に公園に出かけましょう。

　お子さんに対するしつけとして、一度次のようなプロセスを踏んでみてはいかがでしょう。
１，お出かけ前のお約束からはじめましょう
　遊びに出かける前に、少し時間を取ってお母さんと触れあってみましょう。お膝にのせてぎゅっと抱きしめ、「お友達のオモチャを黙って取っちゃダメよ。仲良くできるかな？」と、目を見て問いかけてみましょう。お子さんが「うん」と返事をしたら、「よし、じゃあ遊びに行こう」と、お母さんご自身が楽しそうに声を弾ませてあげましょう。
２，焦らず繰り返し繰り返し
　一回や二回では無理です。お約束をしていても、遊びに夢中になれば、オモチャの取り合いが始まります。その時は、「お友達のオモチャをとってはダメ。仲良く遊ぼうね」と繰り返しましょう。その言葉は、子どもの記憶の中に残っていきます。くり返される内に「お母さんとのお約束事」として心にとまるようになってきます。お友達に取ったオモチャを返すことができたら、「よしよし」と言って二人の頭を同時に撫でてあげましょう。

　ギャングエイジは大変ですが、あっと言う間に通過します。後になればいい思い出です。もうしばらく頑張って下さい。　