お友達の家に入り浸り：１４歳 | １３才からお友達 学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ - 学校情報日本の学校

成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ／お友達の家に入り浸り：１４歳

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１３才から　中学校以降  3.お友達、学校とのかかわり方
Q 『お友達の家に入り浸り：１４歳』
　中学生２年生の息子がいます。仲のよいお友達の家に入り浸りになり、勉強をしません。学校がある時は学校からそのまま友達の家へ、休みの日は朝からお友達の家に行ってしまい、夕飯時まで帰ってきません。そのお友達の家はご夫婦とも働いていることもあり、７～８時ごろ帰ってくるようで、それまで一緒にゲームをしているようです。また、そのお家ではあまり関心がないようで、学校以外は自由にさせているようです。年齢からしてそろそろ子離れするころかもしれませんが、全く保護者の目がない場所での遊びに少し気になっています。そのお友達とのつき合い方にどう言っていいものかと悩んでいます。
A イラスト　友達関係以外の生活状態や親子関係などをお聞きしないと、的確なアドバイスにはならないかもしれませんが、他に目立って気になるところが無いのであれば、遠巻きにもう少し様子を見てはいかがでしょう。この場合のポイントを、いくつか上げてみます。

～ポイント！～
１、お友達にも家に遊びに来させてみる
　お子さんが先方宅に入り浸りになるのは、何らかの形で自宅よりも都合が良いからですね。では自宅では何が不都合なのか、お子さんの側に回って考えてみましょう。たとえば「いつまでゲームをしてるの！」「今度の期末テストの準備はできているの？」と言うような、親からの監視の目が邪魔になるということもあるでしょう。一度、試しに規制を弛めてみてはいかがでしょう。そして家の雰囲気も、気軽に来てもらえそうな環境を作ってみましょう。
　
２、保護者の方がそのお友達とも触れあってみる
　お子さんに仲良く付き合える友人がいるのは嬉しいことです。ただ保護者の方が心配なのは、二人で危ない遊びをしないだろうかという事だと思います。自宅に遊びに来てもらったときには機会を見つけ、子ども達とさりげなく交流を持ってみましょう。おやつなどを食べてもらいながら、間口を広げてみましょう。大人対子どもという概念は横においておき、こちらの方から心を開いていけば、一見つかみ所が無いように見える年頃の子も、意外とうち解けてくれます。話している間にその子の人間性も見えてきますから、一つの判断基準にもなります。もし取り立てて問題を感じなければ、受け入れの姿勢を示してあげましょう。逆に気がかりなことがあるようでしたら、そのままを学校の先生に相談されることをお勧めします。

３、親子の対話をしっかりと取ってみる
　毎日、夕方にはちゃんと帰宅するのですね。それからでも時間は充分ありますので、差し障りのない日常会話で充分です。その中から、お子さんの考えていることや価値観、興味のあることなどを掴んで下さい。お子さんの心をしっかり感じながら、将来のことについても話し合ってみましょう。
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