【特集】金子千尋選手からの高校生へのメッセージ | 日本の学校

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アスリートからの熱いメッセージ

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金子 千尋選手 プロフィール

金子 千尋選手

プロ野球選手 オリックス・バファローズ所属

PROFILE

1983年11月8日生まれ。新潟県三条市出身。小学4年生の時に長野県に転居し、石渡育成会少年野球倶楽部で野球を始める。長野商業高校時代、2年生の時に第72回選抜高等学校野球大会(春のセンバツ)に出場。高校卒業後は社会人野球のトヨタ自動車に入社、そして2004年のプロ野球ドラフト会議において自由獲得枠でオリックスに入団した。同年、オリックス・ブルーウェーブと近鉄バファローズが合併し、チームはオリックス・バファローズに改名された。2006年から主に中継ぎとして登板し、プロ初勝利を挙げた。2007年後半戦頃から先発投手に転向、いきなり先発初勝利、次の登板では初完封を記録した。2009年にはオールスターに出場しベストピッチャー賞も受賞している。2014年にはオリックスでは初の沢村賞を受賞、日米野球2014にも出場した。

金子 千尋選手の学生時代は・・・

野球では、私立の強豪校に負けたくなかった

金子 千尋選手写真
 小学生の頃、新潟にいたときはサッカーをしていたのですが、長野に引っ越して周りの友達がみんな野球をやっていたので僕も自然と野球をするようになりました。子供の頃は打つのも投げるのも面白かったですね(笑)。でもやっぱり勝った時のうれしさが忘れられなくて、どんどん野球を好きになっていったんでしょうね。元々、身体を動かすのは好きでしたが、勉強はあまり好きじゃなかったし(笑)、友達と一緒に何かをする事も大好きだったんだと思います。当時は巨人軍のファンでしたが、一番好きな選手はイチローさんでした(笑)。
 中学時代は長野北リーグで野球をしていましたが、長野商業高校進学は野球で入学させてもらったので自分の中の野球へのモチベーションはかなり変わりましたね。長野商業高校は公立だったので、やはり私立には負けたくないという思いもありました。中学時代と比べて練習量も増えるしキツい事もありましたが、運良く1年生の中では一番早く試合に出してもらえた事もあり、それがモチベーションにも繋がっていました。また野球においては私立の強豪校ほどいろんな面でキツくはなかったので、勉強は別として(笑)楽しい学生生活を送れたと思っています。
 中学生の頃からプロ野球選手への夢は漠然と持っていましたが、高校2年の春に甲子園に出場したことで、進路についても真剣に考えるようになりました。ただこの頃には「プロ野球」という夢だけじゃなく、自分は野球で今後も生きていくしかないと考えるようになりました。そのためには卒業後にプロを目指すのか、大学に進学するのかも考えました。でも甲子園を戦って全国のレベルを知れば「これじゃだめだ、まだプロは目指せない」と気づきました。そんな時、トヨタ自動車から声をかけていただき、大学よりプロに近いレベルで野球をやった方が、将来プロを目指す近道だと思えたんです。

社会人からドラフトを経て、夢のプロ野球の世界へ

新しいオリックスで、何かが変わる期待感があった

金子 千尋選手写真
 卒業前にトヨタ自動車に見学に行かせていただき、施設を見た時「この中で野球漬けでやっていればプロに行ける」と甘く考えていました。でも実際に高校から社会人野球に行き、レベルの高さに戸惑いました。お金をもらって野球をするというシビアさもありましたし。自分の野球に初めて「これでいいのか」と疑問を持った時期でした。でも「プロへ行くんだ!」という目標は揺るがなかった。
 そして社会人3年目の時にオリックスからドラフトの話しが来たんですが、当時は肘を怪我していたのであまり投げていなかったし、名前の知られている選手でもなかったですから。だからプロに行けるという嬉しさよりも「僕でいいんだろうか?」という不安の方が大きく、プレッシャーも感じていました。また僕が入団した2004年は近鉄と合併した時で、チームの中でも、それぞれの球団の空気感みたいなものがあってぎこちない雰囲気もありました。でも新生「オリックス・バファローズ」として新しく何かが変わるワクワクするような期待感はありました。でも実際には故障もあって、初登板したのは2006年で、中継ぎの時代もあり先発投手になれたのは2007年の夏でした。もちろん辛いときもありましたが、今思うと野球が好きという気持ちがあったからこそ頑張れたんだと思います。そして結婚もしましたし、子供もできて家族ができた事も大きかったでしょうね。僕の頑張るチカラと、支えにもなっています。
 2014年には沢村賞もいただき、日米野球にも出場することができました。でも昨年は肘の故障もありチームに貢献できなかったことがすごく残念です。今シーズンの目標は、1年間投げ続けること。そしてもちろんチームとしても優勝を目指しています。1996年以来のオリックス優勝に貢献したいですね。

金子 千尋選手からのワンポイントアドバイス

高校時代は、体力と精神面を鍛えることがポイントだった

金子 千尋選手写真
 高校時代の練習といえば、まず1年の時はランニングばっかりだった気がします。僕もランニングは好きではなかったですが、体力面や精神面を鍛える意味でも必要だったのかなと思います。ちなみに当時の僕の練習は
(1)ランニング・・・体力はもちろん、下半身を鍛える意味でもスポーツの基本だと思います。
(2)ピッチング・・・ピッチャーにとってピッチング練習は大事です。フォームや肩・肘の使い方などを意識しながら投げてみる。初心者の場合は、キャッチボールからはじめて、ボールをつかむ、投げることに慣れることも大事。
(3)バッティング・・・バットのにぎり方や構えといったフォームからスイング、そして実際に打つ練習をします。

高校時代は、外野手として試合に出ることもあったので、いろいろなポジションの練習をしていました。毎日放課後に4時間ぐらいですが、練習の基本は走る、投げる、打つでした。特に学生時代は野球に適した強い身体、怪我をしない身体を作ることが大事な時期だと思います。そのためには監督やコーチの指導のもと、やらされる練習も実は大事なんだと思います。ランニングにしてもキツいし地味だしと思っていましたが、そんなやらされる練習で精神面も鍛えられていたんだと今なら分かります。そして反復練習が大事です。同じことを続けるのは大変ですが、それができなければ技術や力は身に付きません。

金子 千尋選手からみんなへメッセージ

悔いを残したくない。だから常に全力でチャレンジしたい

金子 千尋選手写真
 野球というスポーツは、試合に出場するのは9人ですが、その中の誰か一人だけが優れていても勝てません。勝つためには、ベンチにいるメンバーも含め全ての選手が力を合わせることです。それぞれのポジションでするべきことをする。もちろん手を抜かない。そんな、いくつもの力が合わさって大きな力となり、勝つことができると思っています。それがチームスポーツの面白さでもあります。僕は小学生で野球に興味を持って以来、その面白さに夢中になってしまいました。だから自分なりに「常に全力で」を座右の銘に頑張ってきました。高校生の皆さんにもいろんな夢があると思います。でも夢を思い続けているだけでは叶いません。夢にたどり着くために、つかみ取るために、自分に何ができるのかを考えてみてください。少しでも近づきたいと思うなら、全力でチャレンジしてみてください。どんなに困難でも、時間がかかっても、夢は逃げません。逃げるのは自分なのです。何度つまずいても、諦めずにチャレンジしてほしいですね。そして悔いのない高校時代を過ごしてください。

※プロフィール等は2015年12月時点のものです。

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岡本 和真選手
岡本 和真選手(プロ野球選手)
今という時間を、後悔なく楽しんでほしい
秋山 翔吾選手
秋山 翔吾選手(プロ野球選手)
目標が見つかったら、ぶれずに挑戦し続ける!
五十嵐 亮太選手
五十嵐 亮太選手(プロ野球選手)
自分らしさを大切にしてほしい
井川 慶選手
井川 慶選手(プロ野球選手)
目標を持ち、一生懸命になれることは素晴らしい
T-岡田選手
T-岡田選手(プロ野球選手)
大事なのは、野球を楽しむこと
濱中 治さん
濱中 治さん(元プロ野球選手)
「感謝」ということを忘れず、前に進んで行ってほしい
新垣 渚選手
新垣 渚選手(野球選手)
目の前の問題から目をそむけず、立ち向かってほしい
桧山 進次郎選手
桧山 進次郎選手(プロ野球選手)
たくさんの経験と出会いを、大切にしてほしい
内川 聖一選手
内川 聖一選手(プロ野球選手)
一生懸命に取り組む気持ちを大事にしたい!
村田 修一選手
村田 修一選手(プロ野球選手)
好きという気持ちを、大切にして欲しい
元木 大介さん
元木 大介さん(元プロ野球選手)
チームワークが大事!ミスを悔やむな、悔いを残すな!
高橋 尚成選手
高橋 尚成選手(プロ野球選手)
小さな目標が、いつか大きな夢にたどり着く
小久保 裕紀選手
小久保 裕紀選手(プロ野球選手)
目標のためには手を抜かない、努力を怠らない
今岡 誠選手
今岡 誠選手(プロ野球選手)
いろんな経験の中から、自分自身の目的を見つけよう
三浦 大輔選手
三浦 大輔選手(プロ野球選手)
たくさんの経験から、好きな道を見つけよう!
掛布 雅之さん
掛布 雅之さん(元プロ野球選手)
あきらめずに続けた者だけが感じられる
赤星 憲広選手
赤星 憲広選手(プロ野球選手)
練習は継続してこそプラスになる!
上原 浩治選手
上原 浩治選手(プロ野球選手)
楽しめることがステップアップにつながる
矢野 輝弘選手
矢野 輝弘選手(プロ野球選手)
あきらめない限り、一歩でも半歩でも近づいていけてると思います。

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一