和菓子職人になるには
日本独自の文化ともいえる和菓子作りのプロ
和菓子は、日本独自の食文化を代表するものです。古代に穀物を加工して、餅や団子を作ったのが和菓子の始まりといわれています。その後日本に伝わった唐菓子(からがし・中国)や南蛮菓子、西洋菓子などの影響を受けて和菓子の技法は今日まで発展してきました。そんな伝統を受け継ぎながら、オリジナリティのあるお菓子を作るのが和菓子職人です。
和菓子職人になるのに必要な資格はありませんが、専門学校などで製菓の基礎を学び、都道府県知事が認定する製菓衛生師の資格を取得すれば就職するのに有利でしょう。主に和菓子店や製菓メーカーなどに勤務し、経験を積んで製造技能を身につけるのが一般的です。
和菓子に使われる材料は、豆類や穀類、いも類、かんてん、砂糖など、自然の素材がほとんどです。植物性たん白質など植物性の栄養素が豊富で、コレステロールの増加の原因になる動物性脂肪はほとんど含まれていません。和菓子職人は、日本の古き良き文化を受け継ぎ、後世に伝える大切な役割を担っています。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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