バンケットスタッフになるには
ホテルや宴会場でパーティを演出
ホテルの事業の柱となるのが、結婚披露宴や記念パーティなどのイベント運営です。こうしたパーティの会場などで、食事の配膳を中心に、宴会が滞りなく円滑に進行できるよう、そして来場者が快適なひとときを過ごせるよう、サービスするのがバンケットスタッフの仕事です。レストランの調理部門、ウエイター(ウエイトレス)などの接客係のほか、レストランブライダルパーティといった新しい催しの企画提案や販売を行うバンケット専門の営業など、その業務は多彩で細かく分かれています。
接客の質が求められる仕事だけに、高校卒業後は、ホテル関連の専門学校やサービス関連学科のある大学・短大で、接客術やマナー、言葉づかいなどをきちんと身につけておくことが大切。料理に関する知識も修得しておきましょう。同時に、レストランの経営に関する知識も学んでおくことも役立つでしょう。ふだんの生活の中でも、求められる宴会をリサーチする情報収集力、新しい催事企画を立案できるクリエイティブな発想力を養って、お客さまの多彩なニーズに対応できるよう心がけたいものです。
活躍の場としてホテルやレストラン、ブライダル関連会社などがありますが、実績を積んでサービス技術を修得すれば、将来はレストラン経営も夢ではありません。ソムリエなどの資格を取得しておくと、さらに活躍の場は広がることでしょう。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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