ロボット開発技術者になるには
人に代わって作業を行うロボットを開発する
その名の通り、ロボットを設計・開発する技術者のことです。「ロボット」と聞くと、人間の姿や動物の姿に似た機械を思い浮かべがちですが、ここでいうロボットとは「産業用ロボット」のことで、自動的にさまざまな作業を行う装置や機械のことを指します。いま普及している自走式の掃除機などもロボットの一種です。
ロボット開発技術者は、人に代わってより効率的に、より的確な作業を行えるロボットを研究・開発し、実用化する仕事です。
産業分野においては、安全性や生産性を高めるために多種多様なロボットが活用され、その性能も高度化・複雑化しています。それだけにロボット開発技術者に求められる能力もいっそう高まっているといえます。
作業の目的や用途にそって、システムをどのように構築し、どのような部品を用いることができるのかなど、ロボットの構造を設計できる知識や技術が求められます。優れたロボットを開発するには、まずは工学系・工業系の大学や専門学校で基礎を学び、工作機械メーカーなどに就職するのが一般的ですが、最近は医療関係にも活躍の場は広がっています。就業していく中で、幅広い経験を積んで知識や技術を養いましょう。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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