MIDI検定の資格を取るには

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

デジタル音楽の知識を修得し、検定指導者も目指せる資格

 MIDIとは「Musical Instrument Digital Interface」の略称で、楽器演奏の要素となる「音の高さ、大きさ、長さ」と音色や効果を、数値化(記号化)したものです。MIDI規格とは、数値化(記号化)した演奏情報を相互にデータ転送・受信するための世界統一規格です。電子楽器(シンセサイザー等)を演奏すると、その演奏情報が数値化(記号化)されます。これを録音(記録)する事が基本的なMIDIによる音楽制作です。
 近年では、専門的な音楽知識やデジタル機材操作の知識が少ない初心者でも、簡単に作曲や編曲のできるソフトや機材が普及しています。
 デジタル音楽制作を始めることが容易になり、現在ではプロ・アマチュア問わず多くの人がMIDI規格で楽曲制作を行っています。

 MIDI検定は、実力に応じて4級、3級、2級、1級があります。4級は認定指導者による4級講座(セミナー)を受講し、講座終了後に認定試験を行います。
2級の試験には1次(筆記)と2次(実技)があり、1次に合格しなければ2次に進めません。2級に合格することで、音楽制作現場で実務レベルとして、MIDIに関する制作や監修に携わることが出来る人材として認められます。また、2級に合格し、MIDI検定4級指導者認定講座を受講することでMIDI検定4級認定指導者になることができます。

活躍の場

音楽・映画・テレビ業界、カラオケ音楽制作会社、ソフトウェア開発会社
受験情報
受験資格 【4級・3級】学歴・年齢等に制限なし【2級1次】3級合格者(3級ライセンスカード保持者)※但し、3級と2級筆記試験の同日受験可能。【2級2次】2級1次合格者【1級】2級2次合格者
受験科目 【4級】音楽ファイル(オーディオ、MIDI)、音楽ソフト(音楽制作)の知識など4級講座(セミナー)の履修内容。【3級】MIDIの知識、コンピュータやDAWの知識。楽典やデジタルオーディオに関する知識など。【2級1次】MIDIの知識、シンセサイザーやエフェクトに関する知識、オーディオプロダクションに関する知識や著作権に関する知識など。公式ガイドブック「ミュージッククリエイターハンドブック」の中から出題。【2級2次】課題曲をMIDIデータ入力と任意の音源で再生したオーディオファイルの作成。それに伴う講義、および筆記試験。【1級】未発表曲スコア(楽譜)を作品に仕上げ、成果物を提出。
受験料 【4級】講師により異なる【3級】3,240円(消費税込み)【2級1次】5,400円(消費税込み)【2級2次】12,960円(消費税込み)【1級】19,440円(消費税込み)
申込方法 【4級】HP記載の講師または教室へ連絡【3級・2級1次、2次・1級】インターネット申込み完了後、届くメールに記載された内容を確認の上、期限内に郵便局から受験料を振込む
試験方法・取得方法 【4級】筆記試験【3級】筆記試験【2級1次】筆記試験【2級2次】実技試験、講義、筆記試験【1級】実技試験
問い合わせ
MIDI検定
(民間資格)
一般社団法人 音楽電子事業協会 MIDI検定試験事務局
東京都千代田区三崎町2-16-9 イトービル4F
03-5226-8550
http://www.midilicense.com/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一