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「ゆっくり成長させてあげましょう」 しつけや教育を焦りすぎると、子どもは「お母さん待って、心が付いていけないよ」というサインを出します。乱暴になる子、だんまりを決め込む子それぞれですが、そんなサインが出た時は生活の流れをゆったりさせてみましょう。 お友達を無視した時も、無理に謝らせるのではなく「○○ちゃんがブランコに乗ろうって言ってるよ」とお母さんがお友達の気持ちをゆっくり伝えてあげましょう。もしかしたらお子さんは、気持ちをどのように表していいか分からないのかもしれません。「後で?」「今日はブランコに乗らないの?」など二言、三言と言葉を投げかけながら、本当の気持ちを引き出してあげましょう。お子さんの気持ちが分かれば、「○○ちゃんごめんね。今はお砂場遊びがしたいんだって」とお母さんが代弁してあげてもいいでしょう。大人がお手本を示してあげる事で、少しずつコミュニケーションの取り方も分かってきます。
「お返事の練習をしてみましょう」 家庭では今しているように「ありがとう」「ごめんなさい」をしっかり言ってあげましょう。そしてお母さんの「ありがとう」に対して、「はい」や「どういたしまして」を練習してみましょう。返事をする事で「ありがとう」の認識が上がります。
「まだ3歳です」 この時期に甘えをお母さんにしっかり受け止めてもらう事で、人に対する思いやりや感謝の気持ちが出せるようになってきます。今はまだ自己中心的で普通ですから、抱きしめ、触れあい、楽しい語りかけをいっぱいしてあげましょう。 |