一人で遊びにいくようになるのは：９歳 | ９才まで保護者の不安、ストレス | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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5.保護者の不安、ストレス

『一人で遊びにいくようになるのは：９歳』
　小学校３年生の長男です。下にも４歳の弟がいます。休みの日には近所（家から４件となり）のお友達の家に遊びに行きます。もちろん下の子もお兄ちゃんについて行きます。しかし気づくと弟がどこかいなくなったりとあまり面倒までは見ていないようです。そんな中、お兄ちゃんはもっと遠いお友達（自転車で１０分ぐらい離れた家の子です）と遊びたいようですが、お兄ちゃん自身もまだ３年生になったばっかり、まして弟まで一緒に行きたがっていては、軽く「いいよ」とは言えません。
　まだまだ子どもで大きな幹線道路を自転車一人で走るだけでも不安です。いつまでも見守ることはできませんが、一人で遊びに行ったりと出歩いても安心と思えるようなるには、どのようにすればいいのでしょうか。良いアドバイスをお願いします。

９才まで　小学校低学年／保護者の不安、ストレス

　小さい子は少し年上のお兄ちゃんにあこがれますし、まして兄弟であれば無理をしてでもお兄ちゃんに付いて行きたがるものです。そこでお兄ちゃんが常時気を配っているのも無理なことです。気が付いたら弟がどこかに行っていたや、後ろを振り向けば遠くまで付いてきてしまっていて、家に帰ってからお母さんにこっぴどく叱られた等、よくある話です。
　一昔前はそんな子ども達を地域で守り育てた時代でしたから少々の冒険もプラスに働きましたが、現在では危険を伴います。まずは、親子三人できちんと取り決めをしましょう。

～親子で取り決める内容は？～
１，お兄ちゃんの行動範囲を話し合って決めましょう。
　具体的に行きそうな場所を全部確認します。その時に一つずつ、どの道を通って、どこの交差点で何を注意するかなどを話し合いましょう。口頭でもかまいませんが、できればお母さんも自転車で一緒に走って下見してみましょう。子どもの後ろを付いて実際に走ってみると、普段どのような危なげなことをしているかもよく分かります。なるべく危険な交差点を避け、安全な道を探してあげましょう。校区内を一通り調べておくのも良いでしょう。そして校区外に行ってはいけないことや、お母さんが見て危険と判断した所には絶対に行かないよう、きちんとお約束させましょう。

２，下の子が付いてきて良い範囲を具体的に決めましょう。
　たとえば、家から四件先のお宅に遊びに行かせてもらうのはＯＫ。しかし、そのお宅から出て先の公園に行く時はいったん弟を家に帰すなど、どれだけ付いて行きたがっても「お母さんとのお約束だから、ここから先はダメ」とお兄ちゃんに頑張ってもらいます。取り決めの境界線をはっきりさせておけば、お兄ちゃんも常に気を配らなくてもポイントだけ気をつければ済みます。

３，下の子にもきちんと言って聞かせましょう。
　お兄ちゃんだけが「どうしてちゃんと見ていてくれないの。事故にでも合ったらどうするの」と叱られるのは理不尽です。「お兄ちゃんに付いていって良いのは、△△の所まで。そこから先はダメ。いったん家に帰ってくること」として、お兄ちゃんがではなく、弟くんとお母さんとのお約束として毎回言って聞かせましょう。