宿題を隠す、量をごまかしてしまう子：１０歳 | １２才まで生活習慣、しつけ | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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宿題を隠す、量をごまかしてしまう子：１０歳

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2.生活習慣、しつけ

『宿題を隠す、量をごまかしてしまう子：１０歳』
　小４の息子がいます。今までたまにあったのですが、宿題を隠したり、量をごまかしたりしていました。先生から連絡がありその都度怒ったり、連絡帳を密に取りあったりして親の手を入れていましたが、０にはなりません。塾でも参考書丸々１冊分をもらっていないという事にして、元々宿題がなかったように見せかけるという事までし始めました。そんな事に知恵が回るなら宿題くらいさっさとしてしまえばいいのに…と呆れるほどです。全部きちんとする時がほとんどですが、たまに魔が差したようにごまかします。忘れ物と同じように困るのは本人ですが、困らせておいて自覚させようとしましたが効果はありませんでした。どのようにすればなくしていけるのでしょうか。

１２才まで　小学校高学年／生活習慣、しつけ

「案その１」
　ごまかす、嘘をつく事に関しては、どこまで「悪」と捉えるか、もしくは「ある程度はそれも生きる力」と考えるかは難しい所ではあります。しかし、ほとんどがきちんとできているのであれば、人格形成上、また学業上さほど問題はないでしょう。完璧を求めすぎると子どもは何処かで息苦しくなり、学業よりも親の規制から逸脱する事にエネルギーが傾いてしまい、本末転倒です。
　勿論、良くない事は注意していく必要はありますが、時には騙された振りをしたり、信じたりして色々な形で愛を表す内に、子ども達は「本当に自分を大切にするとはどういう事か」に気付いていきます。お子さんの「成長する力」を信じ、「よく頑張ってるね」と和やかに応援してあげてはどうでしょう。

「案その２」
　もう一つの策として、親子でとことん話し合ってみるのもいいでしょう。内容は「日頃の生活の何が不服なのか」「参考書を丸一冊もらっていないという事にしたい程勉強が嫌なのか、もしくは量が多すぎるのか」等です。そして、お子さんの中で抑圧された原因を改善する事を目的として、責めず、口を挟まず、どんな事でも最後まで正直な思いを話させてあげましょう。親がきちんと聞いてあげれば、子どもも落ち着いて日頃の態度を振り返ります。その上で、遊び時間を増やしたり習い事を少なくするなどの折り合いを、上手に見つけられてはいかがでしょう。