友達となじめない性格を治したい：１０歳 | １２才までお友達学校とのかかわり方 | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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3.お友達、学校とのかかわり方

『友達となじめない性格を治したい：１０歳』
　小４の娘がいます。娘の好みとクラスではやっているものの好みが全く合わないので、休み時間はいつも本を読んで過ごしているようです。クラスの子が「（娘）ちゃん、○○（アイドル）の新曲聞いた？」や「新しいドラマみた？」と、気さくに話しかけてきてくれても「興味ない」と一蹴してしまい、会話が終わってしまいます。そのせいもあってかクラスからあぶれぎみのようです。人に合わせるまではいかなくても、いい距離感を人と保てる子になってほしいのですが、順応性はどう育てられるのでしょうか。

１２才まで　小学校高学年／お友達、学校とのかかわり方

「優しさを実践してみましょう」
　自分にとって価値の無い事でも、相手にとって大切な場合はたくさんあります。お子さんがそのアイドルを好きになる必要はありませんが、お友達の「○○が好き」と言う思いは大切にしてあげなければいけません。そこで「興味ない」と言葉を捨ててしまえば、相手も寂しいでしょう。
　趣味がまったく異なった者同士でも、「そうなんだ。良かったね」と認めあう事で、親友になれるケースはいくらでもあります。年齢的にもちょうどよい頃合だと思いますので、家族間でお互いの思いやりや優しさを表せられるよう意識してみてはどうでしょう。

「具体的な対話」
　まずは普段から、子どもの話をしっかり聞いてあげましょう。関心をもって、「へぇ、すごいね」等、嬉しそうな顔をしながら相槌を打ってあげましょう。
　ちょっとした対話の中で、たとえば「○○ちゃん、美味しいケーキがあるの。食べる？」の問いかけに、そっけなく「要らない」と答えた場合、「了解。ところで、どうやってそのケーキを買ったか聞いてくれる？実は一時間並んでね…、」とお子さんを喜ばせようとしたお母さんの気持ちを話してあげましょう。それが分かれば、「ありがとう。でもさっきおやつを食べたばかりだから、後で食べるね」という優しい言葉に代わるでしょう。
　人への感情は、心にしまっておくだけでは伝わりません。素直な気持ちで、温かい気持ちを表す事ができれば、魅力もぐんとアップするでしょう。