父親が子どもを極端に甘やかす：３歳 | ３才まで生活習慣、しつけ | 成功する子育てアドバイスＱ＆Ａ

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父親が子どもを極端に甘やかす：３歳

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2.生活習慣、しつけ

『父親が子どもを極端に甘やかす：３歳』
　３歳の娘と父親についてです。イヤイヤ期も落ち着き、かわいい盛りの娘に対して、父親がとにかく甘やかせてしまっています。娘も父親の方に行けば何でもＯＫしてくれるとわかってしまっているので、私に断られた事はとにかく父親に言いに行きます（私はもちろん話を聞いてＯＫを出したり、理由を話してだめだと言ったり分けています）。父親も父親で、きちんと考えずに「いいよー」と答えてしまうのが困ります。
　家庭で甘やかせる役割と厳しい役割で分けた方が良いのはよく聞きます。でも、父親が極端に甘いから母親が極端に厳しくして良いものではないとも思います。父親にも「きちんと考えて」と伝えていますが、娘かわいさで目の前にすると気持ちが緩むという始末です。父親の方向修正もしていきますが、娘への接し方として私は更に厳しく接した方が良いのでしょうか。

３才まで　幼稚園の入園前／生活習慣、しつけ

「自然体でやっていきましょう」
　お子さんはまだ３歳ですので、お父さんもお子さんも、思い（欲）を満たす事によって生じる不都合を、それほど実感していません。これからまた変化してきますので、今は「考えて」と、伝えられる範囲で伝えていれば、お母さんはあえて厳しくする必要はないと思います。
　何といっても、子どもの細かな事を分かっているのはお母さんですし、子どもが最終的に信頼を置くのはお母さんです。自信を持って、大らかな気持ちで二人を見守っていましょう。

「具体的な対話」
　子育ての方向性として、「お母さんの『ダメ』をきちんと聞ける子」を目指すのではなく、「自分を大切にできる子」を基本にされてはどうでしょう。たとえば歯磨きをした後に、ジュースを飲みたがったとします。そこで「虫歯になるからダメ」と規制を加えても、お父さんのところにいけば叶えられます。「お父さん、やめてちょうだい」と言う前に、子どもの目をきちんと見ながら、「ジュース飲みたいよね。お母さんも飲みたいわ。でもお母さんは飲みません」と毅然とした態度を示してあげましょう。理由を説明してもいいですが、しなくてもかまいません。大切なのは、場の空気です。子どもの意識をきちんと自分に向けてから、にこやかに「喉が渇いたんだね。麦茶にしようね」と促してあげましょう。
　しかしそういった信頼関係は、怒ったり笑ったり、同じような事を何度も繰り返しながら培っていけるものです。結果を焦らず、親子三人で進んでいきましょう。