総合リハビリテーション学部 作業療法学科
知識と技術、そして豊かな人間性を兼ね備えた作業療法士をめざす
作業療法学科の特長
- 学部・学科・コースについて
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■高い倫理観と豊かな感性を兼ね備え、全ての人の健康に貢献する人材を育成
神経・筋難病系、小児・発達障害系など各領域に現場経験豊富な教員が在籍している本学科では、その環境を生かし、さまざまな症状の方を実際に大学に招いて行う「体験型授業」を導入しています。
また、小児や高齢者などあらゆる年齢層や、病院から地域・在宅といった幅広いリハビリテーションのニーズに応えられる作業療法士の養成をめざします。また、脳卒中や認知症などの「介護予防」や健康増進にサポートできるよう「疾病予防」についての学びも充実しています。
なお、理学療法学科・言語聴覚学科も有する本学では、3学科の連携した学びを実現。お互いの共通点の理解を促進し、チーム医療においてリハビリテーションを主体的に担える力を育みます。もっと見る
- 資格について
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■国家試験合格率:作業療法士[100%](2024年3月卒業生実績)
全国の私立大学で唯一4年連続*合格率100%を達成しました。(全国平均:84.4%)
本学科の国家試験対策は、1年次から国家試験を意識づけるため模擬試験を実施し、早期の段階から国家試験に触れることで基礎力の強化に繋げます。4年次に上がる直前には、外部から講師を招き、国家試験の最新情報や対策に特化した「国試塾」を受けることができます。そして、4年次になると、2週間にわたって不明な点をその場ですぐに教員に質問できる集中講義を実施するなど、万全の体制を整えています。
*2021年~2024年3月卒業生実績もっと見る
- 学べる内容
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■身体的・心理的なサポートをする上で必要不可欠な知識と技術を学ぶ
●臨床心理学
個人が抱えている心の問題、行動上の食い違い、人間関係の問題などを適応的な方向にもっていくための心理学を学びます。心理学的な問題にはどのようなものがあるのかを患者さんの立場から理解していきます。
●身体障害作業療法治療学総論
身体障害領域の主要疾患を取り上げ、その症例についてのグループディスカッションや発表を通して作業療法の具体的なイメージをつかみます。そして最新の治療アプローチなどについて知り、自分たちで体験しながら学んでいきます。
●IPW論
多学科共同で「チーム医療」について学ぶ科目。各学科の学生が集い、「ケースカンファレンス(症例検討会)」というグループワークを行います。具体的な症例がテーマとして与えられ、その症例に対しどのような治療やケアが必要かを、それぞれの立場から検討します。多職種と連携した協議を通じて、最適なアプローチ方法を考えます。
●総合リハビリテーションIPW演習
作業療法学科・理学療法学科・言語聴覚学科の3学科合同で実施する科目。3学科混成でグループを作り、リハビリテーションにおける各医療職の役割や専門性を理解し、症例(病気やケガの例)を通じて患者さんに適切なリハビリテーションの提供方法を検討・討論します。もっと見る
- 取得受験資格
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■作業療法学科で取得可能な資格
作業療法士国家試験受験資格
福祉住環境コーディネーター検定3級・2級
メンタルヘルス・マネジメント検定III種・II種
認知症サポーター
車いすインストラクターもっと見る
- 卒業後の進路
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■多様な分野から高まるニーズで将来性のあるフィールド
医療機関のほかに、保健所、介護老人保健・福祉施設、特別支援学校など多岐に活躍する場があり、保健・医療・福祉・行政・教育機関といった幅広い領域にわたって高いニーズがあります。特に近年では高齢化の影響を受け、住み慣れた場所で治療や介護を受けられる「地域医療」の分野で作業療法士の需要が高まっています。
■過去3年間(2022~2024年3月卒業生)の主な就職実績
大阪府済生会大阪北リハビリテーション病院、帝塚山リハビリテーション病院、八尾リハビリテーション病院、宝塚リハビリテーション病院、大阪発達総合療育センター、和泉市立総合医療センター、大阪医科薬科大学病院、阪和いずみ病院、森之宮病院、東和病院、尼崎だいもつ病院、西宮すなご医療福祉センター、奈良県立病院機構、楓こころのホスピタル、リハビリ発達支援ルームUTキッズ ほかもっと見る
作業療法学科の概要
- 定員40名
- 募集共学
- 学費185万円 [2025年度]
※2025年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・リハビリテーション学
- ・保健・衛生学
- ・人間科学
- ・心理学
目指せる職業
- ・作業療法士
資格
- ・作業療法士