総合リハビリテーション学部 理学療法学科
医療現場に即した知識と技術を学び、人との関わりを大切にする
理学療法士を育成
理学療法学科の特長
- 学部・学科・コースについて
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■医療現場に即した知識と技術を学び、コミュニケーション力を身につける
病院での医療スタッフなど、数多くの現場経験者の教員をそろえ、常に現場をシミュレーションした教育を行うことで、患者さんとのコミュニケーション力、問題解決力などを身につける「臨床マインド」を重視しています。また、本学では最新の超小型エコーであるVscan Airを20台完備し、新しいテクノロジーを応用した学びに対応しています。
実習先は大阪府内を中心とした関西圏に314施設を確保。特に相互連携協定を締結している医療法人錦秀会の研修センター内には、森ノ宮医療大学臨学協同参画センターを設置し、実習先担当者と一緒に本学の教員も直接指導を行う新たな実習体制を確立しています。
また、作業療法学科・言語聴覚学科を有する本学では3学科の連携により、リハビリテーション全体を大きな視点で捉えて学ぶ環境が整っています。もっと見る
- 資格について
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■国家試験合格率:理学療法士[100%](2024年3月卒業生実績)
今回の結果だけではなく、過去5年間(平均)*の理学療法士国家試験合格率も98.7%(全国平均:84.4%)と、長年にわたって高い合格率を誇っています。
本学科の国家試験対策は、模擬試験は2年次から、また本格的な対策は3年次からと、より早期から開始することにより、基礎力の構築と応用能力を高めていきます。国家試験合格をめざすとともに、臨床現場に生かせる知識と能力を学びます。
*2020年~2024年3月卒業生実績もっと見る
- 学べる内容
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■臨床での適応能力や判断力を養う
●臨床理学療法評価学(動作分析)
運動や活動に影響する生理維持機能を、呼吸系と循環系機能を中心に学び、体温調整や消化器系などの諸内臓機能を理解します。
●神経系理学療法学I
運動障害の原因となる脊髄障害や脳血管障害など、中枢神経に障がいを残した人への理学療法について実技を交えて学びます。
●IPW論
多学科共同で「チーム医療」について学ぶ科目。各学科の学生が集い、「ケースカンファレンス(症例検討会)」というグループワークを行います。具体的な症例がテーマとして与えられ、その症例に対しどのような治療やケアが必要かを、それぞれの立場から検討します。多職種と連携した協議を通じて、最適なアプローチ方法を考えます。
●総合リハビリテーションIPW演習
理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚学科の3学科合同で実施する科目。3学科混成でグループを作り、リハビリテーションにおける各医療職の役割や専門性を理解し、症例(病気やケガの例)を通じて患者さんに適切なリハビリテーションの提供方法を検討・討論します。もっと見る
- 取得受験資格
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■理学療法学科で取得可能な資格
理学療法士国家試験受験資格
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- 卒業後の進路
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■活躍の場が広がるリハビリテーション領域
理学療法士の活躍の場は、病院だけではなく、福祉施設や地域医療、スポーツ医学、教育機関など多岐にわたります。特に2000年の介護保険法施行後は、介護保険においてもリハビリテーションの提供が可能となり、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションなどが行われ、健康増進分野での活動の場も広がっています。
■過去3年間(2022年~2024年3月卒業生)の主な就職実績
愛仁会リハビリテーション病院、八尾リハビリテーション病院、大阪労災病院、森之宮病院、加納総合病院、医誠会国際総合病院、大阪整形外科病院、千里中央病院、阪奈中央病院、淀川キリスト教病院、高槻病院、富永病院、尼崎だいもつ病院、芦屋整形外科スポーツクリニック、永野整形外科クリニック ほかもっと見る
理学療法学科の概要
- 定員70名
- 募集共学
- 学費185万円 [2025年度]
※2025年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・リハビリテーション学
- ・保健・衛生学
- ・人間科学
- ・心理学
- ・スポーツ学
目指せる職業
- ・理学療法士
- ・スポーツトレーナー
- ・メディカルトレーナー・リハビリトレーナー
資格
- ・理学療法士