千葉科学大学薬学部の詳細情報

薬学部

将来の医療に対応できる薬剤師の養成
多職種と連携して“いざ”という時に活躍できる人材を目指す

薬学部の特長

学べる内容

■これからの社会の変革に対応できる『薬剤師＋α』の養成
薬剤師に求められる知識、技能を基盤に社会の変化、救急・災害医療などにチーム医療の一員として対応できる学の専門家を目指します。

■薬学部の特徴
1.個別指導による基礎学力の定着
2.ひとり一人の成長に合わせた学修のサポート
3.危機管理の意識の高い薬剤師を養成
4.社会の変革に対応できるプラスアルファのカリキュラム

薬剤師として当然有する知識や技術だけでなく、災害や事故などの緊急事態や少子高齢化などの社会環境の変化に柔軟に対応できる能力を有する薬剤師の養成を目指します。

カリキュラム

■学びの流れ
基礎知識を徹底的に学ぶ
＜1年次＞：専門科目の基礎（化学・生物・物理・解剖生理学）
専門性の高い学びで実践力を身につける
＜2年次＞：専門科目（基礎薬理学・薬品合成化学・衛生薬学など）
＜3年次＞：専門科目（薬物動態学、製剤学、臨床生化学、薬物治療学など）
＜4年次＞：専門科目（個別化医療学、多職種連携とプロフェッショナリズム、事前実務実習など）
実務実習で経験を積む
＜5年次＞：病院・薬局実務実習（希望地域にて）
実践への準備
＜6年次＞：実務実習事後演習、卒業研究
※4～6年次に研究室配属（個別指導体制）、卒業研究の実施

目標資格

薬事監視員、向精神薬取扱責任者、毒物劇物取扱責任者、上級バイオ技術者、治験コーディネーター、臭気判定士　他

取得受験資格

薬剤師国家試験受験資格
危険物取扱【甲種】者受験資格

＜薬剤師であれば取得できる資格と業務＞
第一種衛生管理者
麻薬管理者
放射線取扱主任者（薬事法の規定内）
薬局管理者
保険薬剤師
学校薬剤師
麻薬取締官
薬事監視員　など

＜薬剤師であれば取得に配慮がある主な資格＞
弁理士
作業環境計量士
労働衛生コンサルタント
介護支援専門員（要薬剤師の実務経験）
公害防止管理者

就職状況

病院薬剤師、調剤薬局薬剤師、ドラッグストア薬剤師、官公庁（薬事・保健衛生行政）、製薬・企業（研究、開発、治験、学術、医薬情報担当者（MR）、衛生管理）、製薬・医療・食品・化学関係企業（研究、開発、治験、学術、医薬情報担当者、衛生管理）、大学院進学　など

施設・設備

■最先端の施設・設備
○高機能患者シミュレーション人形
患者の病態と薬効を再現する等身大の高機能な患者シミュレーション人形を複数所有
○核磁気共鳴装置
Bruker Biospin製 AV400M型装置を用いて化合物の構造を同定
○模擬薬局・模擬病室
薬局経営経験のある教員監修の模擬薬局を設置
○薬草園・温室
さまざまな薬用植物・有用植物をキャンパス内の専用施設で栽培

独自の学習システム

■こまやかな学習支援体制
低年次では「まなび場」という時間を設けて、補習教育を徹底して、理系科目の基礎固めを行うことで、専門科目の理解が進むように学修支援します。さらに、アカデミックアドバイザー制度を導入し、ひとり一人の成長に合わせた学修をサポートします。4年次からは学生を研究室に配属し、アカデミックアドバイザーに加えて研究室の教員が個別指導を行うことで、卒業研究や国家試験に向けた学修をしっかりとサポートします。

■将来に備えた幅広い人材教育
薬剤師として活躍できる調剤技術だけでなく、「救急・災害薬学」や「予防医学・セルフケア演習」などの科目や看護学部や保健医療学科の協力を通じて災害や在宅医療を行う上での必要となるバイタルサインの測定法や介助技術、多職種連携を学びます。