千葉科学大学看護学部の詳細情報

看護学部

常に変化する保健医療福祉の現場で新たな看護を創造できる人材を育む

看護学部の特長

学べる内容

■多様な医療現場に対応できる、次世代の看護師教育
地域医療はもちろん、救急・災害医療でも迅速にチーム医療に対応できる、優れた看護能力と危機管理の素養を持つ、次世代の看護師を養成します。

■看護学部の特徴
1.ヒューマンケアの理念に基づいた看護専門職を養成
2.チーム医療を重視した教育で、活躍できる人材を養成
3.他学部との連携教育により、危機管理の意識と実践力を育成
4.地域住民のニーズに即したサービスを提供できる人材を養成

看護学は、健康と生活に関わるケアニーズに確実に応えるため、常に対象者の立場を重視し、対象者の尊重、安全、安楽、自立を考える学問です。本学部では、「危機管理」と密なる関連性を持った看護学である、災害看護学、国際看護学、リスクマネジメント論、感染看護学のうち3科目を必修科目とし、看護の立場から安全・安心な健康生活を追究する危機管理の素養を培うことを目指します。また、少子高齢社会の到来、疾患構造の変化、医療技術の進歩により、保健医療福祉に対する国民のニーズは多様化し、現在の医療現場では、チーム医療を担う人材の質の高さが求められています。チーム医療の一員として、地域医療の発展に寄与するため、本学部では、既存の2学部と連携した教育を実施し、多職種とのチームアプローチを重視しながら、地域住民のニーズに即したサービスを提供できる人材を育成します。

カリキュラム

■学びの流れ
基礎知識を徹底的に学ぶ
＜1年次＞：人間一般に関する理解を深めるとともに、看護の基礎を学ぶ
＜2年次＞：専門科目の知識と技術を学ぶ
＜3年次＞：臨地実習で看護を展開し学ぶ
＜4年次＞：知識と技術を統合する、看護の特質を追究する方法（研究）を学ぶ、公衆衛生看護の知識と技術を学ぶ(選択制)

特待生制度

看護学部では最長4年間、授業料部分の100％・50％・30％・10％を免除とする入試特待生制度を設置しています。その他、学費や入学金免除となる特待生制度も設置。「人を助けたい」と思う学生の「志」をバックアップするため経済支援制度を行っています。

取得資格

看護師国家試験受験資格
保健師国家試験受験資格
養護教諭二種免許状
衛生管理者
BLSプロバイダー

独自の教育体制

■きめ細やかな学生支援体制
1年次～3年次は学生20～30名に1名のチューター教員を配置。4年次は4～5名に1名のチューター教員を配置し、相談しやすい体制で卒業研究指導から国家試験対策まで個別支援を実施しています。

■学年を越えた交流を促進する体制
1年次～4年次を縦断するグループを編成し、オープンキャンパスなどの大学の行事などを担当します。先輩後輩の関係性を築きやすい体制を設けています。

独自の学習システム

■主な実習先

看護が行われている保健医療福祉施設に実際に身を置き、現場でどのような知識や技術が求められているのかを体感・体得していきます。

成田赤十字病院、総合病院国保旭中央病院、銚子市立病院、島田総合病院、千葉県立佐原病院、東千葉メディカルセンター、国保匝瑳市民病院、国保多古中央病院、香取おみがわ医療センター、神栖済生会病院、銚子市役所、旭市役所、海匝保健所　ほか

卒業後の進路

病院、保健所、保健センター、訪問看護ステーション、老人福祉施設、社会福祉施設、学校・養護学校、大学院など

施設・設備

■最先端の施設・設備

○基盤看護学実習室
実習室のベッド数は国の設置基準の約2倍。看護技術を効果的に修得できる。
○成人・老年看護学実習室
病気や治療、アセスメント法を学ぶため、多彩な設備や教材を設置。
○小児看護学実習室
乳幼児・学童の健康状態や発達段階に応じた援助技術を学ぶための実習室。
○母性看護学実習室
妊娠・分娩・産褥期のケアを修得するため、妊産婦や新生児など、さまざまなモデル人形や10台の沐浴槽を完備。
○精神看護学実習室
精神看護の技術修得を目的に、スクリーンプロジェクターなどを完備。

その他の特色

■看護実践連携研究会
地域の看護実践や看護教育の質の向上を目的に、看護職の方々と看護学部の教員とで共同研究を行い、研究成果を発表したり、取り組みを共有。毎年11月に研修会・発表会を開催し、研修会には学生も参加しています。

■地域の方々の健康を支援するイベント「看護の日」
健康意識の高まりを背景に、本学では毎年5月の休日に、3学部の合同イベント「看護の日」を開催。地域の方々を対象に、学生たちが血圧や血管年齢などの健康チェックを行うことで、臨床力やコミュニケーション能力を磨くとともに、地域に貢献することの意義を学んでいます。

■「まちの保健室」を毎年開催
地域住民の健康増進を目的に近隣の商業施設を会場として「まちの保健室」を開催しています。ボランティア学生がアロマ・ハンドマッサージや転倒リスクテスト、骨粗鬆症予防などの健康教育や子供向けの工作などをしています。