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- 高校入学「ゼロリセット」の心構え
このページでは・・・
「中学校」と「高校」の違いを、
・勉強量の違い
・中学生が受ける「高校入試」と、高校生が受ける「大学入試」の違い
・普段の忙しさの違い
の3つから解説!
高校での学習の進め方、過ごし方について、アドバイスも掲載!
新しい友人との出会い、勉強や部活など、忙しくも楽しい生活があなたを待っています!
でも、ここで気をつけてほしいのは、高校は「中学校までとは違う学校」ということ。
高校受験勉強を終えてホッとしたのもつかの間、それまでとは全く違う勉強のレベルや、時間の流れに圧倒されて、おいていかれることのないようにしましょう。
今一度自分の生活スタイルや勉強スタイルを『ゼロリセット』して、高校生活をスムーズにスタートさせましょう!
中学校とはココが違う!その①:勉強量が増え、授業ペースも早くなる。
中学→高校で、勉強はこう変わる! | |
---|---|
授業のレベル | 難しくなる |
授業のスピード | 速くなる |
教科書の冊数、学ぶ内容 | 増える |
家庭学習の量 | 増える (予習、復習が必須に!) |
例:「英語」は覚える単語数が1600~1800語→1800語~2500語に増える
例:「数学」は教科書の数が3冊→5~6冊に増える
(普通科高校で数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cおよび数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・C・Ⅲを学ぶ場合)
・中学と比べて、量も授業のスピードも格段にアップ!
・内容レベルはもちろん、中学校の内容をもとに発展させた高度なもの。
・授業だけで1から全部理解するのは難しいので、授業前の予習と、丁寧な復習が大事!
中学校とはココが違う!その②:高校生の勉強(大学受験)は、「全国大会レベル」!
- <高校受験の場合>
- ※基本的にA県内の中学生のみ。
競争率はそこまで高くならない場合が多い。
- <大学受験の場合>
- ※全国各地から受験生が集まる。
特に上位大学は競争率が非常に高い!
・「大学受験」は、日本全国、何十万人もの受験生がライバルになります。
・外部の「模擬試験」等で、全国での自分の位置を確かめることが必要です。
さらに!
「中高一貫校生」とのスタートの差にも注意!
・有名大学に多数の進学者を出す中高一貫校は、6年間通してのカリキュラムで、中学校のうちから高校の内容を先取りで学んでいきます。
・中高一貫校生でない生徒で、有名大学を目指そうとする場合、上記のような先取り学習で受験対策をいち早く行っているライバル達が大勢いることを忘れてはならないでしょう。
中学校とはココが違う!その③:授業や部活はさらに忙しくなり、自由に使える時間は減る。
<まとめ>「中学校との違い」
①勉強の量・質・スピード、すべて大幅グレードアップ
②「全国の高校生」がライバルに
③部活、勉強、通学時間等が増え、自由時間は減る
高校での学習・生活アドバイス
その①:「予習」→「授業」→「復習」のサイクルをしっかりと!
・予習した内容が正しかったか、考え方を確認する。
・予習では拾いきれなかった重要な考え方、知識を身につける。
※わからない所は、すぐ先生に聞いてそのままにしない!
・教科書を読んでおく。
・わからない言葉の意味を調べる。
・例題を解いてみる。
※分からない所、あやふやな所は「授業」でしっかり確認!
・授業でやった所を、こまめに見直す。
・問題集等を使い、練習問題を解く。
・間違った箇所は、時間をおいてやり直す。
※テスト前までためておくと、手が回りきらないので、毎日継続が大事!
その②:「模擬試験」を受けて、自分のポジションを知ろう!
上記でも紹介したように、高校生が目指す「大学受験」は、高校受験までとは異なり、全国の受験生がライバルです。
そのため高校では、校内の定期テストだけではなく、数多く実施されている「全国模試」の成績が重要です。
自分が行きたい大学を志望している人は、全国にどれくらいいて、その中で自分は何位くらいなのかが、模試の結果からわかります。
その③:スケジュール表を活用して、計画的な時間の使い方をしよう!
高校生になると、勉強をはじめ、趣味や部活、友達との交流など、「やるべきこと」も「やりたいこと」も増えていきます。
やるべきことをこなし、なおかつやりたいことも楽しむためには、毎日の時間の使いかたをしっかり考えるのが大切です。
学校の授業や部活動が終わった後、なんとなくだらだら過ごすのではなく、きちんと計画をもってやるべきことからこなしていきましょう。
計画を立てるには、スケジュール表などの活用がおすすめ。
予定を書き込んだり、予定通りに過ごせたかどうか、振り返りを書き残しておくとよいでしょう。
また、何かと体力を使う高校生活では、「規則正しい生活」も今まで以上に大事です。「ご飯はきちんと食べる」「早寝早起き」「うがい、手洗い」など、健康な体をキープできるように心がけましょう。
<まとめ>「ゼロリセットの心構え」
①「予習」「授業」「復習」のサイクルを回そう!
②「全国の受験生」を見据えて努力しよう!
③放課後、部活動後の時間を計画的に過ごそう!