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【短期留学】 | |||
トロント大学(カナダ) | |||
UNIVERSITY OF TORONTO | |||
上田 哲平 さん | |||
日本の大学名 | 関西学院大学 | 日本の在籍学部 | 経済学部3年生(取材時) |
留学開始時期 | 2016年2月(3年生の2月) | 留学期間 | 1ヶ月 |
学校の種類 | 大学附属の語学学校 |

- 留学に参加した目的
- 小学校から12年間ずっと野球をしていました(大学に入ってからも学生コーチをしています)。野球しかしてこなかったので、大学に入ったら「苦手なことに挑戦しよう」と決めていました。その苦手なこと一つが英語でした。TOEICの点数も上げたい。それなら留学をして、苦手な英語を克服しようと思い、留学を決めました。
- 留学先の学校を選んだ理由
- 留学経験者の友人から、「カナダは留学に向いている」と聞いていました。また、アメリカよりも留学費用が少しリーズナブルだったことも決め手の一つになりました。
- 留学の目標
- TOEICの点数を上げる。とにかくいろんな人と話す。携帯で道など調べるのではなく、あえて話しかけて聞いてみる。
- 留学前に準備しておいたこと
- 現地に行って、少しでも話せるようにと、英語は勉強していきました。また、トロント大学に留学経験のある友達2、3人に、実際留学してどうだったか?現地の美味しい食べ物は?日本食が恋しくなるからみそ汁を持って行った方がいい等、いろんな話を聞きました。
- 留学先大学の特徴
- トロント大学は観光地にもなっている、歴史ある大きな大学です。学生以外にも、家族連れや、お年寄りもキャンパスを歩いていました。キャンパス内に道路が走っていて、日本の大学と規模が違いました。図書館は非常に大きく立派で、エレベーターがついていました。大学のキャンパスには、中国人、韓国人、サウジアラビアなどの中東系の留学生が多く見られました。
- 語学学校の雰囲気
- 参加した留学プログラムに集まった関西学院大学の学生が36人で、彼らと団体で留学に行ったので、語学学校も日本人が非常に多い状態になりました。初日のクラス分けで日本人だけのクラスになりました。日本人のみだったので、授業中も日本語を話してしまうことがありました。
- 履修した授業について
- 語学学校だったので、カナダ人の講師による英語の授業を1ヶ月間受講しました。最後に英語のプレゼンテーションがありました。プレゼンテーマは「CanadianCulture」でカナダ文化と日本文化を比較するというものでした。
- 1日の流れ
- 09:00〜13:00 授業
13:00〜 昼食、宿題、観光
学校でConversationCafeが毎週開かれていたので、英語に慣れる為に参加していました。 - 単位について
- 1ヶ月の授業を修了すれば、日本の大学で3単位取れました。
- 留学で得たこと
- ホストファミリーをはじめとした、沢山の方に出会え、交流できたことが一番の財産だと思います。留学したことにより、色々な国に訪れたい、英語をもっと話せるようになりたいと強く思うようになりました。帰国後も通学時間の合間に英語聞く等、英語の勉強は続けています。
- 語学力はどれくらい上がったか
- TOEICKの点数が100点上がりました。
- 一番苦労したこと、それをどう乗り越えたか
- 最初は英語が聞き取れず、常に気が張っている状態でした。しかし人と話すことが好きという自分の長所を活かして、できるだけ沢山の人に自分から話しかけ、徐々に耳を慣らしていきました。
- 留学を就職活動でどう活かしたか
- まだ就職活動ははじまっていないのですが、インターンシップの面接の際に、「留学へ行き自分の長所である『人と話すことが好き』を活かし、沢山の方々に話しかけ交流をし、色々な価値観、色々な立場の人がいることを体験できた」という話はしました。
- 寮・ホームステイ先の雰囲気
- ホストファミリーは、子ども好きで本屋を経営していて、色々な文化に興味があるお母さんと、建築家のお父さん、その子ども(3人)と犬が1匹の家族でした。とても良い家族で、ホストファミリーに出会えたことが、この留学の一番の財産だと言えます。特にお母さんが良くしてくれ、英語があまり話せない私には、分かりやすく馴染みの深い単語を並べて話してくれ、会話を楽しむことができました。
- 留学先の町について
- 治安は悪いとは思いませんでした。
- カルチャーショックを受けたこと/ホームシックになったか
- トロント市内には地下鉄、バス、路面電車が走っているのですが、TCC(トロント交通局)の運営エリアであれば、1回お金を支払えば、どの交通機関に乗り換えても以降お金を支払わないで、どこまでも移動が可能です。それを知らずに、初日は乗り換える度にお金を支払っていました。乗車料の安さに驚きましたが、一方で市内の道はガタガタで、日本とお金を掛ける所が違うことを知りました。また、友人のホストファミリーがベジタリアンで、夕飯に全く肉が出ないと嘆いていました。後は、気温が-24度だったのにも驚きました。ホームシックにはなりませんでした。
- 留学に行って得る事はとても多いと思います。でも留学するからには、目標や目的を持って参加することをオススメします。英語を話たいと思っているのであれば、是非留学に行ってください。英語へのモチベーションも上がると思います。