善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

最新のニュース
 

福島県水産物の風評払拭へ 育てたウナギの「うな重」販売

 

福島県 福島高校 スーパーサイエンス部好適班のみなさん

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5年連続出場のフラ甲子園開催地で、被災地支援の募金活動

 

宮城県 小牛田高等学園 フラダンス部「こごたプルメリア」のみなさん

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「復興桜塩」被災者と開発 津波に堪えた桜の香りが魅力

 

宮城県 宮城県農業高等学校 科学部のみなさん

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地元商店と新商品開発 地域活性化を後押し

 

群馬県 桐生市立商業高校 「課題研究」調査研究を選択した3年生のみなさん

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アカマツ端材チップを有効活用 研究成果に大きな期待

 

長野県 上伊那農業高校 緑地創造科、緑地班のみなさん

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ラグビー日伊代表戦 きれいに観戦 試合会場4万席を清掃

 

大分県 情報科学高校 全校生徒のみなさん

 

震災時の臨時船「ひまわり」保存協力 演奏会で募金活動

 

大阪府 芥川高校 和太鼓部・ダンス部・軽音ロック部・吹奏楽部のみなさん

 

識字率1% 民芸品販売でタイ・アカ族の教育支援

 

宮崎県 都城東高校 総合ビジネス科のみなさん

 

ホップ和紙の「ちゃんちゃんこ」製作 子ども語り部に寄贈

 

岩手県 遠野緑峰高校 生産技術科草花研究班3年生のみなさん

 

被災地復興と途上国の給食支援へ ドーナツや飲料を販売

 

兵庫県 神戸山手女子高校 3年生のみなさん

 

地域の小学校で交流授業 焼き物作りをアドバイス

 

佐賀県 有田工業高校 セラミック科のみなさん

 

ものづくりの技術を生かして ベンチ式椅子 徴古館に寄贈

 

佐賀県 佐賀工業高校 建築デザイン部のみなさん

 

手作りの布絵本 子供たちに笑顔、贈る

 

奈良県 桜井高校 2年生のみなさん

 

江戸時代にあった薬草園を復活 市民と交流会

 

千葉県 薬園台高校 園芸科のみなさん

 

伝統島野菜クヮンソウの普及拡大へ ドレッシング開発

 

沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん

 

牛乳を通して食と命の大切さ伝える 中学校で出前授業

 

大阪府 大阪府立農芸高校 資源動物科 酪農専攻のみなさん

 

絶滅危惧種のチョウを救え! ユネスコスクール部、発足

 

長崎県 対馬高校 ユネスコスクール部のみなさん

福島県 福島高校 スーパーサイエンス部好適班のみなさん

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福島県 福島高校 スーパーサイエンス部好適班のみなさん1
福島県立福島高校のスーパーサイエンス部好適班の生徒たちは、今年7月、学校や市内で育てたウナギを「うな重」として、初めて販売した。

同班は、2013年、福島県の水産物への風評払拭を目的に、好適環境水による陸上養殖技術の研究を始めた。「好適環境水」とは、淡水・海水に次ぐ第3の水とも呼ばれるもので、魚の成長を促進させる他、魚が病気にかかりにくくなるなど、多くのメリットがある。生徒たちはマダイやトラフグを飼育しながら養殖技術を身につけ、魚の数々の生理学的変化を明らかにしてきた。そして15年からはニホンウナギの養殖プロジェクトをスタート。16年秋には地元土湯温泉で初めての試食会を開催した。地元鮮魚店の協力を得て、観光客など約100人に振る舞い大好評。今年3月からは藻類の一種で栄養価が高いミドリムシ(ユーグレナ)の粉末を混ぜた餌を与え、栄養価を高める研究も進めている。5月には商品化実現のための試食会を東京日本橋の鰻料理専門店で開催。「高校生が養殖したとは思えないほど質が高い」と高評価を受けた。自信を深めた生徒たちは7月、商品化のスタートとして福島市内の和食店で「うな重」を販売。当日は事前予約した客に計50食を提供した。

生徒たちは、今後は養殖の規模を大きくして、ウナギの質を高める研究を続けることで「ここでしか食べられないウナギを育て、地域復興の活力に繋がるよう頑張りたい」と決意を述べていた。
(2018年8月掲載)
福島県 福島高校 スーパーサイエンス部好適班のみなさん2福島県 福島高校 スーパーサイエンス部好適班のみなさん3福島県 福島高校 スーパーサイエンス部好適班のみなさん4
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宮城県 小牛田高等学園 フラダンス部「こごたプルメリア」のみなさん

宮城県 小牛田高等学園 フラダンス部「こごたプルメリア」のみなさん1
宮城県立支援学校小牛田(こごた)高等学園のフラダンス部「こごたプルメリア」は、8月に福島県いわき市で開かれた全国高校フラダンス競技会「第8回フラガールズ甲子園」に出場した。創部の2014年から5年連続で、今回は第5回以来3年ぶりに、課題曲のフラダンスと自由曲のタヒチアンダンスの2ステージに挑戦。夏休み中も毎日練習を重ねてきた9人の部員たちは、最後まで笑顔を忘れず、心を一つにして踊り切り、昨年に続いて奨励賞を受賞した。

これまでで一番よく踊れたと満足そうな部員たちは、フラ甲子園出場にあわせて、会場やいわき市内の商店街で東日本大震災の被災地復興支援の募金活動を実施。同校には被災した生徒もおり、「震災で被災した子どもたちのために」と協力を訴える部員たちの心からの呼び掛けに、観客や多くの市民が足を止め、快く応じていた。

部員たちは、7月に参加した「第7回ダンスフェスティバルin仙台」でも募金活動を行っており、集まったお金は東日本大震災復興支援財団に寄付することにしている。

軽度の知的障害がある生徒たちに「たくましく生きる力」「思いやる力」「社会とかかわる力」を育む教育をすすめる同校では、フラダンス部の部員たちに、今後も復興を願う活動を行うなかで、社会に貢献する心を養っていってくれればと話していた。
(2018年8月掲載)
宮城県 小牛田高等学園 フラダンス部「こごたプルメリア」のみなさん2宮城県 小牛田高等学園 フラダンス部「こごたプルメリア」のみなさん3
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宮城県 宮城県農業高等学校 科学部のみなさん

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宮城県 宮城県農業高等学校 科学部のみなさん1
宮城県農業高等学校の科学部が、東日本大震災の被災者と「復興桜塩」を開発した。

同部の部員たちは、津波に飲まれた旧校舎の校庭で生き残り、花を咲かせた6本の桜を組織培養するなどして被災地の宮城県名取、岩沼両市の沿岸部に植樹する復興桜プロジェクトを進めている。

部員たちは復興のシンボルともいえる桜を、被災地復興にもっと役立てたいと考え、そのひとつとして「復興桜塩」の開発をスタートさせた。

今年4月、部員たちは両市の被災者とていねいに摘み集めた桜の花びらを塩漬けにし、乾燥させて粉末状にした。そして、仙台市のヒマラヤ岩塩専門店から提供された岩塩と混ぜ、桜の香りが魅力のまろみのある調味料に仕上げた。

8月、岩沼市のヒツジ牧場「いわぬまひつじ村」の定期市で初めて販売。部員たちの被災地復興への思いに賛同した来場者が「復興桜塩」を購入し、準備した70袋を全て完売した。

来場者に購入を呼びかけた部員は「復興の香りと希望をこの桜塩の香りに乗せて、多くの人々に被災地の現状を伝え、何度もリピートされる商品に成長させたい」と話す。

「復興桜塩」は1パック25グラム入りで、今後も「いわぬまひつじ村」の定期市や10月開催の同校学園祭、岩塩専門店などで販売され、売上の一部は沿岸復興に使われることになっている。
(2018年8月掲載)
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群馬県 桐生市立商業高校 「課題研究」調査研究を選択した3年生のみなさん

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群馬県 桐生市立商業高校 「課題研究」調査研究を選択した3年生のみなさん1
桐生市立商業高校では、3年生が履修する「課題研究」の授業で、調査研究を選択した生徒が地域活性化等をテーマとして桐生市など地元商店と共同で、商品開発やチラシの作成などについて取り組んでいる。同校の生徒はこれまで、桐生市内の菓子店と「かぼちゃのシュークリーム」を開発したり、複数の飲食店に協力してもらい「あなたもこれで桐生のグル名人!!」というクーポン券付きのグルメマップを作成したりして実績を上げている。

今年度「課題研究」の授業の中で調査研究を選択した生徒は約30人。7つの班に分かれた生徒たちは、作りたい商品を考え、地域の地元商店に電話などで協力を依頼し、企画書を提出。商店は生徒の意見を活かしつつ試作し、仕上げていく。生徒もチラシ作成などで情報を発信して店をサポートする。

7月、2つの班が新商品を完成させた。桐生市内のラーメン店と組んだ班が開発したのは、冷やし中華の上にトマトのかき氷を振りかけた「トマトの冷やおろし中華」(7月末まで)と、甘酸っぱい恋の味をイメージした「レモンブリュレ」(8月末まで)。どちらも「夏らしい味」と好評だった。

また、「食べやすくインスタ映えするエクレア」をテーマに太田市の洋菓子店と開発したのは、エクレアの上にマシュマロをのせた「エクレア・パリジェンヌ」。生徒が提案したイチゴ、キャラメル、抹茶の3種類があり、店頭で販売中だ。

生徒に協力した店側は、高校生の「自由で新鮮な発想」に充実感を持って取り組めたと話す。生徒たちも、地域の新名物となる商品開発を通して地域活性化を目指し、調査研究を進める考えだ。
(2018年8月掲載)
群馬県 桐生市立商業高校 「課題研究」調査研究を選択した3年生のみなさん2群馬県 桐生市立商業高校 「課題研究」調査研究を選択した3年生のみなさん3
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長野県 上伊那農業高校 緑地創造科、緑地班のみなさん

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長野県 上伊那農業高校 緑地創造科、緑地班のみなさん1
上伊那農業高校の緑地創造科と緑地班が取り組む「アカマツ端材チップの有効活用に関する研究」が、廃棄物の資源化、地域貢献などの面から、今後の研究成果に大きな期待が寄せられている。

生徒たちが研究しているのは、アカマツ・ヒシ混合堆肥とアカマツチップ炭の組み合わせによる効果の検証。アカマツ・ヒシ混合堆肥の効果検証実験。アカマツ・ヒシ混合堆肥作製方法確立に関わるデータ収集の3点。

校内の果樹の剪定枝で炭づくりを始めたことをきっかけに、2014年、炭の素材をアカマツ端材に切り替え、15年からは夏場に諏訪湖で大量繁茂する水草ヒシとの混合堆肥の研究に取り組み、現在は、開発した混合堆肥を投入した土壌で小松菜を栽培し、収穫量を確かめるなどの効果検証を進めている。

生徒たちの研究活動は、伊那谷産アカマツの端材チップと厄介者とされてきた水草ヒシ有効活用する視点や、地域貢献面の可能性が高く評価されており、今年3月には「第16回SBC学校科学大賞」の優秀賞を受賞。さらには「第25回コカ・コーラ環境教育賞」では、「次世代支援部門」にノミネートされ、緑地班の生徒が環境フォーラムで研究発表する。

「自分たちの研究を全国に知ってもらういい機会」と語る生徒たちは、森林資源を山にかえすことを最終目的とした、挿し木の発根率を高める実験も始めており、「研究を継続して地域で使ってもらえるよう広めたい」と意気込んでいた。
(2018年8月掲載)
長野県 上伊那農業高校 緑地創造科、緑地班のみなさん2長野県 上伊那農業高校 緑地創造科、緑地班のみなさん3
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大分県 情報科学高校 全校生徒のみなさん

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大分県 情報科学高校 全校生徒のみなさん1
今年6月、大分市でラグビーの日本とイタリアの代表戦が開催されるのを前に、試合会場の大分銀行ドームに、大分県立情報科学高校の1~3年生546人が集まった。ドームの約4万席や通路などを清掃するためだ。同校の生徒たちは2011年にもドームの清掃活動を実施している。今回は、試合を全校生徒で観戦することになっており、学校が観る側の視点から、観客を気持ちよく迎えるための方策を考えては、と生徒に提案。生徒たちがボランティア清掃を企画し、実行することになった。

当日、雑巾などの掃除道具を手にした生徒たちは、通路のゴミを拾ったり、4万席の椅子一つひとつの汚れを拭い、ていねいに磨きあげた。

「思った以上に大変だった」という生徒たちがきれいにしたドームでの日本対イタリア戦。来年のラグビーワールドカップ日本大会に向けた日本代表の大事な強化試合とあって、約2万6000人が来場し、声援を送った。

生徒たちは、自分たちがピカピカにした椅子に座り、日本が多彩な攻撃でイタリアに34対17で快勝した試合を観戦し、たくさんの人が代表戦を楽しんでいた様子を見て、地域に貢献する喜び、ボランティア活動の意義を実感したようで、来年のラグビーワールドカップでも何か役立つことがあればしてみたい、と意欲を見せていた。
(2018年7月掲載)
大分県 情報科学高校 全校生徒のみなさん2大分県 情報科学高校 全校生徒のみなさん3
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大阪府 芥川高校 和太鼓部・ダンス部・軽音ロック部・吹奏楽部のみなさん

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大阪府 芥川高校 和太鼓部・ダンス部・軽音ロック部・吹奏楽部のみなさん1
大阪府立芥川高校では10年ほど前からチャリティーコンサートを行っている。始めたのは和太鼓部で、賛同したダンス部と軽音ロック部が加わり、最後に吹奏楽部が参加。4部合同初の演奏会は2016年、福島原発事故で被災した子どもたちを招待する「たかつき保養キャンプ」への協力を目的に開催した。以来、トルコに避難するシリア人支援など、毎年テーマを決めて実施しており、3回目となる今年は、東日本大震災の津波で孤立した気仙沼市の離島・大島の住民の足となった臨時旅客船「ひまわり」の保存支援をテーマに決定。

「ひまわり」は2019年3月、気仙沼大島大橋完成後、引退、廃船となる。この事を知ったコンサート実行委員会の生徒2人が、今年2月に大島を訪問。同船の船長から震災当時、無償で運航した事などの話しを聞き、船長のひまわりへの思いを知った。

そして2月末から4月初旬まで3回にわたり、同校のある高槻市内で開いた合同コンサートで、「震災を伝えるためにも、ひまわりを残そう」と観客らに寄付を訴え、約40万円を集めた。さらに6月には、吹奏楽部の部員たちが他校との合同演奏会の会場で募金活動を実施。約6万円が集まった。

同校生徒たちの活動に、臨時船「ひまわり」を保存する会の会員は「高校生が気仙沼と大阪を結ぶ懸け橋になりうれしい」と感謝する。演奏会に参加した生徒は「東北の被災地支援活動が、より身近に感じられるようになった」といい、今後も出来ることを考えながら協力していきたいと、力を込めた。
(2018年7月掲載)
大阪府 芥川高校 和太鼓部・ダンス部・軽音ロック部・吹奏楽部のみなさん2大阪府 芥川高校 和太鼓部・ダンス部・軽音ロック部・吹奏楽部のみなさん3大阪府 芥川高校 和太鼓部・ダンス部・軽音ロック部・吹奏楽部のみなさん4
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宮崎県 都城東高校 総合ビジネス科のみなさん

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宮崎県 都城東高校 総合ビジネス科のみなさん1
宮崎県の都城東高校の生徒たちが、識字率が1%ほどというタイの山岳民族「アカ族」の子どもたちのために、教育支援活動を進めている。

きっかけは昨年4月、同校で開かれたNPO法人関係者の講演で、アカ族の住む地域には母国語のタイ語を学ぶ学校もないため読み書きが出来ず、町で就職するのも難しいという話しを聞いたことから。

活動の柱となっているのは総合ビジネス科の生徒たち。授業の中で「アカ族の子どもたちに教育を受けさせてあげたい」「そのためにできることは」と話し合った結果、アカ族が作る刺繍入りのバッグなどの民芸品を仕入れて販売し、その利益全額をNPO法人に寄付。教育支援金や識字率向上に役立ててもらうことにした。

「アカ族教育支援プロジェクト E-Shop」と銘打ち、昨年度は11月、1月、3月に都城市のショッピングセンターで物販活動を実施した。

今年度は2年生5人でプロジェクトを展開。6月に行った「E-Shop」は、生徒たちの活動が新聞やテレビなどで取り上げられたことから「記事を見たよ」と多くの市民が訪れ、500円から2500円と手頃な価格の民芸品を購入していた。寄付積立が目標の5万円に達したことから、一回目の支援金の寄付を計画中と笑顔の生徒たちは、7月に初めて宮崎市で開催。1人でも多くのアカ族の子どもたちの明るい未来につながるよう、支援の輪を広げていきたい、と意気込んでいた。
(2018年7月掲載)
宮崎県 都城東高校 総合ビジネス科のみなさん2宮崎県 都城東高校 総合ビジネス科のみなさん3宮崎県 都城東高校 総合ビジネス科のみなさん4
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岩手県 遠野緑峰高校 生産技術科草花研究班3年生のみなさん

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岩手県 遠野緑峰高校 生産技術科草花研究班3年生のみなさん1
ビールの原料「ホップ」の一大生産地、岩手県遠野市の県立遠野緑峰高校の生産技術科草花研究班の生徒たちは、2014年、廃棄処分されるホップのつるの皮を活用した「100%ホップ和紙」を開発。17年には、漂白剤を使わずに皮の繊維の色を落とす工法を確立し、環境に優しい和紙の開発に成功した。和紙は、卒業証書や名刺などに活用される他、地元ホテルや土産物店などで販売されているしおりは、収益金を東日本大震災の復興資金として寄付されている。また、遠野をイメージしたランプシェードは、同市のふるさと納税返礼品に採用されるなど、ホップ農家や地域の活性化に貢献している。

そして今年、ホップ和紙の可能性を追求する同班の生徒たちは、衣類の開発に挑戦。和紙に特殊加工を施すことで、衣類に耐えうる強度を実現し、遠野の新たな特産品にと「ちゃんちゃんこ」を製作した。

6月、草花研究班の3年生10人が地元の同市立土淵小学校を訪問し、ちゃんちゃんこを披露した。土淵小学校は児童全員が「子ども語り部」として観光客に遠野の昔話を披露する活動を行っており、同班の生徒は「もっと遠野をPRしてね」と児童たちに呼び掛け、語り部衣装として2着を贈った。

A3サイズの和紙8枚を縫い合わせたちゃんちゃんこには、胸元に遠野の民話に登場するかっぱとオシラサマの刺しゅうが施されており、身につけた児童は「軽くて着心地もいい。語り部として気持ちが入る」と喜んでいた。
(2018年7月掲載)
岩手県 遠野緑峰高校 生産技術科草花研究班3年生のみなさん2岩手県 遠野緑峰高校 生産技術科草花研究班3年生のみなさん3岩手県 遠野緑峰高校 生産技術科草花研究班3年生のみなさん4
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兵庫県 神戸山手女子高校 3年生のみなさん

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兵庫県 神戸山手女子高校 3年生のみなさん1
神戸山手女子高校の生徒たちは、アフリカなどの開発途上国の子どもたちの学校給食費を支援する活動「テーブル・フォー・ツー(TFT)」に取り組んでいる。生徒たちが販売するドーナツなど1食の代金のうち20円が、東京の特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalを通じて途上国に寄付され、1食分の給食費にあてられる。

活動の主体は選択科目「時事研究」を学ぶ3年生で、始めたのは2015年から。「TFTで教室を世界と繋げよう!」と校内食堂などでニュージーランド産キウイを販売。翌16年には、熊本地震の被災地復興を支援しようと、熊本県産のくまモンドーナツと飲料を販売メニューに加えた。被災地の購買支援と途上国の給食支援を組み合わせたこの活動は新聞やテレビで度々取り上げられ、毎年7月に大阪で開催される日本国際ドラゴンボート選手権大会の会場で販売する機会を得ることになった。今夏もドーナツ1000個、飲料200本、キウイ300個を売り上げ、1500食の給食支援につなげた。

活動に参加した生徒は「たくさん売れれば、より多くの子どもたちに給食を届けられる」と笑顔に。授業担当の教諭は「学ぶだけではなく、自分たちの活動が役に立っていることを、生徒も実感できているようだ」と話し、世界とのつながりを学ぶ機会になっているとの手応えを感じている。
(2018年7月掲載)
兵庫県 神戸山手女子高校 3年生のみなさん2
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佐賀県 有田工業高校 セラミック科のみなさん

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佐賀県 有田工業高校 セラミック科のみなさん1
創立以来約120年の歴史を誇る佐賀県立有田工業高校。同校セラミック科は、地元有田町の伝統的地場産業の陶芸から最先端のセラミック技術まで、幅広く学習する九州で唯一の学科として知られている。

同科で学ぶ生徒たちは、日頃の学習成果を基礎とした地域貢献活動を進めており、そのひとつが近隣の小学校で先生役となり、伝統産業の陶芸の魅力を児童に伝授する「陶芸交流授業」だ。

2009年度からの取り組みで、今年は5月から6月まで有田町立大山小学校、中部小学校、曲川小学校の3校で実施した。先生役を務めたのは2、3年生で、1クラス3~8名で児童を指導。授業の内容は土こねから手びねりによる成形、ろくろによる成形、削り、釉薬がけ、絵付けで、6月5日の大山小学校では、2年生7名が6年生30人を対象に「家族にプレゼントしたい焼き物」をテーマに授業を行った。

生徒は、児童が描いたイメージ画を具体的な形にするための手びねりでの成形を手伝ったり、焼く時に割れないよう仕上げるコツなどを教えた。

家族のために作陶に励む児童たちは、お兄さんやお姉さんのような高校生の具体的な指導に「優しく教えてもらったので楽しく作れた」と笑顔に。

また陶芸交流授業を通して「ものづくり」の魅力を「伝える」難しさや面白さを知ることが出来たという生徒は「子どもたちの自由な発想に驚いた。逆に刺激をもらった」と、気を引き締めていた。
(2018年7月掲載)

佐賀県 佐賀工業高校 建築デザイン部のみなさん

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佐賀県 佐賀工業高校 建築デザイン部のみなさん1
佐賀県立佐賀工業高等学校の建築デザイン部では、ものづくりの技術を生かした地域貢献活動に取り組んでいる。中でも部員が製作した木製ベンチは、これまで佐賀県庁や県総合運動場など、数々の施設に贈呈している。

今年も5月に、旧佐賀藩主・侯爵鍋島家伝来の歴史資料・美術工芸品を展示する博物館「徴古館」に3人掛け用のベンチ式椅子2脚を寄贈した。

今回初めて2年生だけで製作。ゆったり座れるよう設計したという椅子は、高さ40センチ、横150センチ、奥行き50センチの杉材製で、こげ茶色の座面と朱色の脚は同館のイメージに合わせて配色した。また脚の中央部分には、機械科生徒の協力を得て鋳物で作った鍋島家の家紋「杏葉紋(ぎょうようもん)」が施されている。

今回の寄贈は、昨年県で行われたふるさとに関する学習コンクールで、同館の職員が生徒の相談や資料の貸出に快く応じてくれたことへのお礼という。

1ヶ月かけて完成させたという部員たちは、「座面角の面取りや防腐剤の塗布もていねいに仕上げた。ネジも見えないよう工夫した」と話し、10年以上の耐久性があり、長く使ってもらえれば、と願っていた。

徴古館の職員は、多くのお客様の憩いの場となると思うと感謝し、エントランスに設置した。今後も技術を磨いて、この素晴らしい地域貢献活動を続けて、と生徒たちへ励ましの言葉を送っていた。
(2018年6月掲載)
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奈良県 桜井高校 2年生のみなさん

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奈良県 桜井高校 2年生のみなさん1
奈良県立桜井高校の2年生315人は昨年秋、約1ヶ月かけて布製の絵本63冊を製作。今年5月、同校家庭経営室に展示した後、ベトナムや地元の子どもたちに贈った。

同校では毎年1年生が家庭科の授業で布絵本を作成。「国内外の子どもたちに喜んでもらえたら」と、これまで東日本大震災の被災地や東南アジアのバングラデシュ、中南米のエクアドルやニカラグア、アフリカのボツナワなどの子どもたちにプレゼントしてきた。

今回は「優しさと温かさをこめて 世界の笑顔が輝くために」をテーマに、生徒が5人一組となって取り組んだ。絵本は6ページで、フェルトで作った果物やかわいい動物などの絵をあしらった他、音符などの図柄が、スナップボタンやファスナーで張り付けできるなど、目と手で楽しめるのが特徴。

今年の寄贈先はベトナムの特別支援学校や保育施設、地元桜井市の保健福祉センターなどで、生徒たちは「気持ちを込めて、一生懸命つくった」「工夫を凝らした力作ばかりで、多くの人に見てほしい」と話し、「布絵本を見て子どもたちが笑顔に、元気になってくれれば」と願っていた。
(2018年6月掲載)
奈良県 桜井高校 2年生のみなさん2奈良県 桜井高校 2年生のみなさん3奈良県 桜井高校 2年生のみなさん4
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千葉県 薬園台高校 園芸科のみなさん

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千葉県 薬園台高校 園芸科のみなさん1
江戸時代、薬草園があった千葉県船橋市薬円台。千葉県立薬園台高校園芸科の生徒たちは、町名の由来となった薬草園を復活させようと、昨秋「薬草園復活プロジェクト」をスタートさせた。

きっかけは、昨年、生徒が当時の校長から薬草園の話を聞いたことから。生徒たちは地元の郷土史研究家をたずね、1722年、江戸幕府の命により医師・丹羽正伯と薬種商人の桐山太右衛門が、約30万坪の土地に朝鮮人参などの薬草を栽培する薬草園「滝台野薬園(下総薬園)」を開設したが、経営はうまくいかず、閉鎖されたことなどの話を聞いた。

また全校生徒や地域住民へのアンケートで、生徒など若い世代の多くが薬草園を知らなかったことから、薬草園について知ってもらおうと今回のプロジェクトを企画した。

生徒たちは市内で薬草園を持つ大学薬学部で栽培方法などを学習。10月から約220㎡の校内農地で紅花、薬用サルビア、ゴボウ、パセリなど15種類の薬草の栽培を開始。効能を記したプレートも自作した。

そして今年6月、生徒たちは『花織の場 薬草園』「薬園台の歴史を知ろう!触れよう!」と題する地域住民との交流会を開催。参加者は、生徒の手を借りながら薬草の花などを使ったストラップやしおり作りを楽しんだ後、薬草園を見学。地元での薬草園の復活を喜んでいた。

生徒たちは「ベンチの設置や、ビワ茶や紅花などの染め物作りなど、地域に親しまれる薬草園にしたい」と話している。
(2018年6月掲載)
千葉県 薬園台高校 園芸科のみなさん2千葉県 薬園台高校 園芸科のみなさん3千葉県 薬園台高校 園芸科のみなさん4
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沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん

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沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん1
長寿県沖縄の人々の健康を支えてきた食文化に伝統島野菜がある。その一つ「クヮンソウ」は不眠などに効果があるとされ、昔から薬膳として食されてきた。近年、クヮンソウを知らない世代が増えており、「なんとかしたい」と声を上げたのが、沖縄県立中部農林高校食品科学科の生徒たちだ。

スタートしたのは2017年度。当時の3年生が、クヮンソウの特徴を活かした商品開発、ならびに認知度を高め、普及拡大を目標に「クヮンソウ広め隊」を立ち上げた。

生徒たちは「島野菜の魅力を伝える」をキーワードに、クヮンソウの花の鮮やかなオレンジ色を活かしたドレッシングを開発。校内や地域での試食会で高い評価を得た。また、地域の中学校での出前授業など、認知度向上のための活動を進めてきた。

今年度は、先輩から受け継いだ同科3年生8人が、第二弾としてクヮンソウの葉を使った「NEWクヮンソウ×(かける)ドレッシング(葉)」を開発。うるま市特産のインゲンを加えてまろやかさと鮮やかな若葉色の色味を際立たせた。

今年5月、市の食生活改善推進協議会総会で試食会を行い、参加者からは「イタリアンドレッシングのようで食べやすい」と好評で、生徒たちは、今後も家庭に普及しやすい商品への改善に努め、伝統島野菜を通して沖縄の食文化を未来に繋げていきたいと話している。
(2018年6月掲載)
沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん2沖縄県 中部農林高校 食品科学科3年生のみなさん3
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大阪府 大阪府立農芸高校 資源動物科 酪農専攻のみなさん

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大阪府 大阪府立農芸高校 資源動物科 酪農専攻のみなさん1
大阪府立農芸高校の資源動物科酪農専攻の生徒たちは、2015年から「酪農体験を通じて、食やしごと、命の学びを支援する」酪農教育ファーム活動を展開しており、今年5月には、和泉市立石尾中学校を訪問。2年生7クラス(約270名)を対象に、牛乳を通して食と命の大切さを伝える出前授業を行った。

今回の授業は、育ち盛りの中学生に学校給食の牛乳をしっかり飲んでもらおうと、近畿生乳販売農業協同組合連合会が企画した。

先生役を務めたのは酪農専攻の生徒たちが立ち上げた「農芸FARM GIRL」のメンバーで、大阪府学校栄養士協議会の依頼で製作した食育DVD「牛乳がとどくまで~酪農のしごと~」を活用しながら、2年生の各クラスで生徒たちに酪農の仕事や乳牛の様子、牛乳が届くまでをわかりやすく説明。「牛乳を飲むことは『命』を頂くこと」と訴えた。さらに体育館では実物大の牛の模型を使った乳搾り、生クリームと牛乳を振ってバターを作る体験授業も行った。

「牛乳にはいろいろな人が関わっていることを知った」という中学生から「今日は牛乳をしっかり飲みます」の声も上がり、メンバーは「牛乳や乳製品を身近に感じてもらうことができた」と手応えを感じた様子で、今後も、地域に酪農・畜産の魅力を発信し、貢献していきたいと話していた。
(2018年6月掲載)
大阪府 大阪府立農芸高校 資源動物科 酪農専攻のみなさん2大阪府 大阪府立農芸高校 資源動物科 酪農専攻のみなさん3大阪府 大阪府立農芸高校 資源動物科 酪農専攻のみなさん4
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長崎県 対馬高校 ユネスコスクール部のみなさん

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長崎県 対馬高校 ユネスコスクール部のみなさん1
長崎県立対馬高校は今年4月、新たな部活「ユネスコスクール部」を立ち上げた。

2015年、同県初のユネスコスクール(ユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校)に認定された同校は、対馬の地域性を活かして、系統的な環境学習に取り組むと共に国際交流を積極的に進めてきた。また昨年度からは普通科2年生を対象に、対馬の魅力を知り、対馬の抱える課題の解決方法を考える「対馬高校ESD対馬学」を実施している。

今回発足した「ユネスコスクール部」は、1回目の活動日に、対馬市文化交流・自然共生課の職員を講師に招き、対馬のみに生息する絶滅危惧種のチョウ「ツシマウラボシシジミ」の実態を学習。その保護活動に取り組むことを決めた。

同チョウが日本で最も絶滅する可能性が高いチョウと言われる主な原因は、幼虫が食べるヌスビトハギやケヤブハギなどの食草がツシマシカの食害で、生息環境が悪化しているためとの職員の説明に、部員たちは、絶滅を防ぐため、これらの食草の苗を育てて生息地に植え、生息環境を維持・改善しようと、満場一致で決定した。

部員たちは「チョウを守り、数を増やすためにも一生懸命苗を育て、生息地に植えたい」と話し、ツシマウラボシシジミの保護増殖に少しでも手助けできるよう、部としても成長していきたいと決意を述べていた。

現在は、対馬市職員の指導のもとで、食草苗の植え替えなどの活動に取り組んでいる。
(2018年6月掲載)
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