
善きことをした高校生達
続きは会員の方のみご利用いただけます
(登録無料、利用無料)

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

健康思考の低糖質パン、県産白桃使用の地産地消ビール 地元企業と共同開発
愛知県 愛知商業高校 グローバルビジネス科のみなさん
>この学校を詳しく知ろう
愛知県立愛知商業高校の生徒たちは、ビジネスに関する学びを通して、地域に根付いた商品の開発や、地域の活性化に貢献する活動に取り組んでいる。
2025年度は、グローバルビジネス科の生徒たちが、「課題研究」の授業の一環として地元企業と連携し、低糖質パンやクラフトビールを開発した。
低糖質パンやスイーツを考案したのは同科の3年生10人。地元名古屋市の自然食品店の協力を得て、食と健康について学習。工場見学も行った。
同店は「健康は食から」をテーマに、着色料、香料、保存料や、白砂糖、人工甘味料も不使用のヴィーガン、グルテンフリー、低糖質、無添加、オーガニックの安心安全なパンやスイーツの製造・販売を展開。生徒たちは工場での菓子作り体験から、体にやさしい商品の開発に挑戦。古代小麦の低糖質スティックパンやスイーツを開発。価格やパッケージデザインも生徒たちが手がけた。「甘みもあり健康にも良いので、たくさんの人に食べてほしい」と話す。
クラフトビールは同科の3年生10人が、「二十歳になったらみんなで飲みたい」とオリジナルビールの開発を企画。名古屋市の醸造会社に提案した。こだわったのは地産地消。原料に県産の白桃とホップ、県立安城高校の生徒が育てたローゼル(食用ハイビスカス)を使用。醸造会社によると、白桃の爽やかな味とローゼルの酸味の組み合わせが絶妙という。商品名は「宵酔好(よい、よい、よい)」で生徒たちが考案。「地域の『良い』を結集したビール」の意を込めた。
生徒たちの斬新なアイデアが詰まった低糖質パンとクラフトビール。9月の学校祭で販売し、パンは健康志向の来場者などから、ビールは保護者などから好評を得た。今後、パンは自然食品店で、ビールは市内の大手スーパーなどで販売される予定という。
(2025年12月掲載)
あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( webadmin@js-corp.co.jp )












