
善きことをした高校生達
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世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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「脱炭素祭り」開催 缶ストーブ作り体験や廃材利用の美術館など総力結集
福島県 小高産業技術高校 生徒のみなさん
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福島県立小高産業技術高校は、「脱炭素」社会実現に向け、必要な知識、技術を習得し、地域社会を牽引する人材の育成に努めている。生徒も脱炭素に関する多彩な活動を企画。その集大成となる「脱炭素祭り」を、2025年11月15日に開催した。
当日は一般公開を行い、生徒たちの発想力と技術力を結集した、同校ならではの文化祭に多くの市民が訪れた。
今回のテーマは「Beautiful ~未来へ繋ぐ1ページ~」。校庭には、ペットボトルキャップアート「ODAKA BEAUTIFUL」が。各クラスが分担して製作したもので、Oの字を地球で表現、来場者に同校生徒の脱炭素への想いを印象付ける。
プラネタリウムやステージ発表、電子制御コースのロボットやドローン操作体験、廃材利用の脱炭素美術館や廃棄ペットボトルを使った生け花など、生徒たちは様々な角度から企画した脱炭素への取り組みを展示。
機械科2年生は、YouTubeの動画をヒントに、空き缶でストーブを作るワークショップを企画。来場者は生徒のサポートを受け、挑戦した。使うのは大きめの缶と燃焼室用の少し小さめの缶。ドリルなどで小さな缶の底部と上部に、大きな缶の下部にも穴を開ける。さらに上部のふたの部分を取り除き、小さな缶をはめ込めば完成。生徒によると、二重構造の缶ストーブは二次燃焼を発生させ、燃料の木炭やペレットを効率よく燃焼でき、環境にもやさしいという。
商業科の3年生はフードドライブを実施。事前に保護者へのメールやポスターの掲示などで告知した結果、来場者からレトルト食品や菓子など約70点が提供された。後日、生徒の代表が南相馬市役所を訪問、市民生活部に託した。生徒は「困っている人の助けになってほしい」と願っていた。
(2025年12月掲載)
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