
善きことをした高校生達
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山口県とっておきの特産品や郷土料理を題材に 短編小説集を発行
山口県 厚狭・厚狭明進高校 総合文化部のみなさん
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山口県立厚狭・厚狭明進高校は、2025年4月、厚狭高校と田部高校が統合し開校。両校の伝統を生かしつつ、後世に残せる伝統を築いていくと意気込む生徒の思いの中で、新たに誕生したのが総合文化部だ。
新聞広報班・茶華道班・美術班で形成される同部が取り組んだのは、短編小説集「しあわせ青春レシピ~高校生の暮らしのトビラ~」の発行。
執筆したのは9人の部員で、物語はフィクションだが、友情や恋愛、家族だんらんなど、高校生の日常に同県の郷土料理や特産品、ファッションなどを取り入れた「山口県とっておき物語」全17編。
題材は、山陽小野田市特産の「おのだネギ三昧」や「寝太郎かぼちゃ」、前身の厚狭高校時代から引き継ぐ「藍染め」や、市のふるさと納税返礼品にも選ばれたオリジナル開発商品「梅玉ドレッシング」などで、美術班の部員が各話に沿ったイラストを描いた。また、それぞれの物語の最後に、取り上げた特産品や郷土料理などに関するコラムを掲載。山口県のとっておきをわかりやすく解説している。
短編小説集は、山陽小野田観光協会の助成を得て、A5版68ページで300部を製作。同校と市役所ロビーで無料配布している他、市民活動センターにも特別コーナーを設置した。
「小説を書いたのは初めて」という生徒たち。「完成した時はこれまでにない嬉しさがあった」「個性豊かな小説集になったと思う」と力を込める。
顧問の教諭は「生徒たちは初めての挑戦だったが、前向きに取り組んでいた」と話し、高校生ならではの感性が生きた一冊になったと思うと、部員たちの頑張りを讃えていた。
(2025年11月掲載)
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