善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

最新のニュース
 

文部科学大臣賞受賞 津波で復活の干潟を調査 復興途上の町に元気を

 

宮城県 志津川高校 自然科学部のみなさん

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SDGsをもっと知って お菓子の巨大オブジェで訴え

 

福岡県 飯塚高校 製菓コース2年生のみなさん

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萩の地酒需要拡大へ考案 ノンアル甘酒の利益全額寄付

 

山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん

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改良型燻製器 コロナ対策に売上金の一部を長野市に寄付

 

長野県 長野工業高校 機械科「長光プロジェクト」のみなさん

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震災の教訓を次代につなぐ 語り部の技 釜石で学ぶ

 

宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん

 

短命県返上へ 県産食材で健康「まっ黒弁当」考案

 

青森県 八戸商業高校 5人の3年生

 

太宰府の梅を活用し商品開発 地域ブランドから世界へ

 

福岡県 福岡農業高校 食品科学科梅研究班のみなさん

 

東京五輪・パラ目指す南スーダン選手に 頑張ってとトマト贈る

 

長野県 富士見高校 園芸科野菜・食品コースの3年生のみなさん

 

手作りのミニ門松 「新しい年も安全に」と運転手に贈る

 

埼玉県 皆野高校 1・3年生 生徒会のみなさん

 

振り込め詐欺にだまされないで 年賀状スタンプで訴え

 

埼玉県 浦和第一女子高校 美術部のみなさん

 

フードポスト、地元スーパーに設置 食品、捨てないで寄付を

 

岩手県 久慈東高校 2年生のみなさん

 

保育園にサンタがやってきた 園児にLED看板贈る

 

長野県 長野工業高校 機械科のみなさん

宮城県 志津川高校 自然科学部のみなさん1
宮城県南三陸町は、2011年の東日本大震災による津波で多大な被害を受けた。津波は防潮堤を破壊。同町中心部を流れる八幡川河口にかつてあった八幡川河口干潟が復活した。

しかし、そこには再度防潮堤の建設が予定されていたが、住民の運動により干潟は守られることになった。

同校の自然科学部は、地域の自然保護や震災後の復興を目指す町作りの取り組みとして、残されることになった干潟や八幡川の生物調査を、町の自然環境活用センターの協力を得て行ってきた。

初の活動となった17年5・6月の調査では、レッドリスト掲載種12種を含め、78種の生物を発見している。

同部では、まず干潟の地表を探索し、次に底土の掘り返し、見つけた生きものをポリ袋に採集する。続いて採集した生きものの種名を調べ、調査表に記録した後、調査員全員の結果を集計し、発見種数を種多様性の指標とするなど、きめ細かな調査を行っている。

昨年7月の調査ではオニアサリやヒメシラトリなどの絶滅危惧種を含め84種を発見した。

また同部では、防潮堤工事の影響調査や生物の図鑑作りに加え、町の小中学生への出前授業にも取り組み、干潟の保護を次代につなぐ活動にも注力している。

こうした環境エコ活動が高く評価され、「第9回イオンエコワングランプリ」の普及・啓発部門で、文部科学大臣賞を受賞した。

調査で南三陸町の自然の豊かさを感じたという部員たちは「受賞は干潟の保存活動を推進してくれた町の人々への恩返しになったと思う」「私たちの調査活動が復興途上の町の役に立てばうれしい」と話していた。
(2021年3月掲載)
宮城県 志津川高校 自然科学部のみなさん2宮城県 志津川高校 自然科学部のみなさん3
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福岡県 飯塚高校 製菓コース2年生のみなさん

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福岡県 飯塚高校 製菓コース2年生のみなさん1
福岡県飯塚市の飯塚高校は、グローバルな社会で生きる市民としての教育を推進し、2018年、ユネスコスクールチャレンジ校に登録され、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」の学習に力を入れている。

製菓コースでは「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「つくる責任、つかう責任」など、菓子を通して貢献する多彩なプログラムを実践している。

2019年には、世界最貧国といわれるアフリカのマラウイ産バオバブの実の粉を使ったスイーツを作り、文化祭やイベント、同コースの常設店「プチフル」で販売。お菓子を通じて、マラウイの子供の飢餓の現状を、たくさんの人に知ってもらうためのきっかけとなる活動になった。

今年度は『SDGsからのメッセージ~持続可能な新しい未来へ~』をテーマに、お菓子でつくった巨大なオブジェを制作した。

オブジェ作りは2005年度から始まり、毎年2年生が担当。今回は26人の生徒が昨年11月から約3ヶ月かけて完成させた。

高さ105センチのオブジェは3段に分かれ、直径約70センチある下段の側面にSDGsが掲げる17の目標を記した。また中段には同校のSDGsの取り組みを、上段にはマラウイ共和国の美しい風景を描き、頂上には平和の象徴である鐘をあしらった。

「みんなの想いを込めて作った」というオブジェは、今年2月から約1年間プチフルで展示される予定で、生徒たちは、多くの人に見てもらうことで、「マラウイやSDGsを知るきっかけになればうれしい」と話していた。
(2021年3月掲載)
福岡県 飯塚高校 製菓コース2年生のみなさん2福岡県 飯塚高校 製菓コース2年生のみなさん3
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山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん

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山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん1
山口県立萩高等学校の人文社会科学科の生徒が「萩を元気にしたい」と、地元萩市の酒造場と共同開発し、販売したノンアルコール甘酒の利益全額15万円を、萩市に寄付した。

甘酒を考案したのは同科の2年生5人。探究活動「アクティブ・リサーチ」の取り組みとして、萩市の地酒の国内需要拡大につなげるため、お酒を飲めない人にも身近な商品にしようと、未成年でも飲めるノンアルコールの甘酒を考案。地元の酒造場(澄川酒造場)に協力を依頼した。

昨年12月、甘酒作りがスタート。生徒たちは同社従業員の指導で、蒸した酒米に種麹を振りかけて手でもむ「床もみ」や「仕込み」などを体験し、10日間で300ml入り瓶約1000本の甘酒を製造。ラベルデザインも自分たちで考えた。

同校生徒へのアンケートを基に、萩高生がよく立ち寄る上位4店舗と松陰神社での販売を決め、12月末から販売を開始。生徒たちも売り場に立ち「上品な甘さで飲みやすい甘酒ですよ」と参拝者や来店客に呼びかけ、全店舗で完売した。

1月20日、5人の生徒は同社社長と萩市役所を訪問。「地域活性化のために役立てて」と、市長に15万円を手渡した。

生徒たちの萩への熱い思いがこもった寄付に、市長は感謝の言葉を述べると共に、地域と一緒に達成した今回の活動に「人生において貴重な経験になるはず」と励ました。
(2021年3月掲載)
山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん2山口県 萩高校 人文社会科学科2年生のみなさん3
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長野県 長野工業高校 機械科「長光プロジェクト」のみなさん

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長野県 長野工業高校 機械科「長光プロジェクト」のみなさん1
長野県長野工業高校機械科の3年生が、今年3月、長野市役所を訪問。課題研究で製作した燻製器80台の売上の一部5万円を「新型コロナウイルス感染症対策に従事する医療関係者のために役立てて」と、市に寄付し、同市長に目録を手渡した。

燻製器は、自動車用のオイル缶を再利用したオリジナル商品で、2016年から機械科の生徒が製作・販売している。習得した知識と技術を地域貢献に活用することを目的に機械科3年生有志が立ち上げた「長光プロジェクト」の一環で、売上金の一部を熊本地震や2019年の台風19号の被災地などに寄付してきた。

例年、生徒たちは先輩から受け継いだ設計図を基に製作してきたが、2020年にメンバーの一人が、食材に煙が均等に行き渡るよう空気孔の大きさや網の位置を数センチ上げるなどの改良を加えた。

毎年、同校文化祭「長工祭」で販売しているが、昨年はコロナ禍により中止になったため、交流のある長野県長野商業高校の「長商デパート」で売ってもらった他、依頼のあった個人や知人などに計50台を販売した。

さらに、燻製器の評判を聞いたという地元の企業から初めて発注を受け、30台を納品。同社はスキー場やキャンプ場を運営しており、利用客へ貸し出しや販売を行うという。

贈呈式で生徒は「ワクチン接種の準備などで大変な医療従事者のために使ってほしい」とあいさつ。市長は「みなさんの気持ちをしっかり受け取って大切に使わせていただく」と感謝した。
(2021年3月掲載)
長野県 長野工業高校 機械科「長光プロジェクト」のみなさん2
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宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん

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宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん1
宮城県気仙沼向洋高校の旧校舎は、2011年3月に起きた東日本大震災で高さ約12メートルの津波に襲われるなど多大な被害を受けた。19年3月、当時の状態のまま保存され、地震と津波の脅威と教訓を伝えるため、展示施設を併設する「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」として開館した。

20年6月、同校の有志生徒が、震災の経験を語り継ぐ活動をしたいと学校に申し出て「向洋語り部クラブ」を発足した。

生徒たちは、7月に伝承館で事前講習などを受け、8月から同館を訪れた観光客や他県の中学生、高校生などに語り部活動を行ってきた。

「震災を知らない子どもたちもいる。あの時の状況、心情に加えて、過去からの教訓や新たな防災対策、繋がりなど、高校生の視点で語れたら」という生徒たちは、語り部としての知識を深め、技量を高める学習も怠らない。

昨年12月には、岩手県釜石市鵜住居の震災伝承施設「いのちをつなぐ未来館」を訪問。同館の語り部ガイドの指導を受けた。ガイドの方は中学生の時に震災に遭い、津波から逃れた経験があり、その体験を踏まえながら解説。「語り部は防災を伝える手段のひとつ。聞いた人たちが防災を実践してくれるのがいちばん」「わかりやすい伝え方を工夫していってほしい」など、語り部の先輩の言葉を、生徒たちはメモを取るなどして知識を深めた。

続いて、釜石市内の犠牲者の名前と防災市民憲章の「備える、逃げる、戻らない、語り継ぐ」の言葉が刻まれた「祈りのパーク」を見学。「他地域の状況を知ることも大切」という生徒たちは、「語り部活動で使える表現方法や身振り手振りで人に伝える方法などを学ぶことができた。今後の活動に反映させたい」「風化させないために、語り部を続けたい」と力を込めた。
(2021年2月掲載)
宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん2宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん3宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブのみなさん4
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青森県 八戸商業高校 5人の3年生

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青森県 八戸商業高校 5人の3年生1
青森県立八戸商業高校の5人の3年生が、同県の課題である「短命県」返上をテーマに、塩分控えめ、県産食材にこだわった「まっ黒弁当」を考案。昨年12月、北東北のスーパーチェーン11店舗で2300食限定で販売された。

課題研究の一環で、5人は昨年5月から開発に着手。さらにスーパーに商品化を依頼するとともに、店舗で買物客にアンケートを行うなどしてメニューを決めた。ヒジキを炊き込んだご飯、イカスミペーストを使った鶏唐揚げや黒ごま入り卵焼き、八戸前沖さば照り焼き、ゴボウや昆布などの煮物、イカスミを入れた「いかすみポテト」の6種類で、県産の食材をふんだんに使い、試作を重ねて完成させた。

当初は彩り豊かな弁当も考えたそうだが、インパクトにこだわって黒一色にしたという生徒たちは「商品化できてうれしい」「だしを使って塩分を控えめにした」と話す。

青森県では、脱短命県を目指す取り組みを進めており、同校の生徒たちも地域住民の健康に役立つ食品開発に挑戦。これまで地元産野菜や果物を使った「ヘルシー寒天スムージー・フルーツミックス!」や「スマイル“フード”プロジェクト in東北2018」で準優勝した「~八戸の魅力食べてけろ~海藻ごっつりワンタンスープ」などを開発している。

5人の3年生は「まっ黒弁当が、健康意識を高めるきっかけになれば」と願っていた。
(2021年2月掲載)
青森県 八戸商業高校 5人の3年生2
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福岡県 福岡農業高校 食品科学科梅研究班のみなさん

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福岡県 福岡農業高校 食品科学科梅研究班のみなさん1
福岡県立福岡農業高校の食品科学科梅研究班の生徒たちは、地元特産の太宰府の梅を活かした商品を、行政や企業と連携することで次々と開発。地域のブランド化を強化する取り組みは、高い評価を得ている。

同班が商品開発を推進し始めたのは2009年から。2013年からは日本有数の菓子メーカーとタイアップし、梅レモン味や梅キムチ味などのポテトチップスを商品化。2020年度も企業と梅ギョーザや梅あんまんじゅうなどを共同開発してきた中で、福岡市の洋菓子店とコラボした梅チョコは、生徒たちにとって「太宰府の梅」を世界へ発信する商品となった。

生徒たちが太宰府市内の梅園で収穫し、加工したシロップとジャムの品質の良さに洋菓子店が惚れ込み、共同開発を持ちかけた。

9人の3年生を中心に、こんな味、形がいいのではと20を越えるアイデアを出し、店が試作し、改良を重ねる中で、生徒たちに朗報が。洋菓子店からフランス・パリ店での発売を提案されたのだ。「世界に愛される商品をと、開発への考え方、視点が変わった」という生徒たち。約半年かけて「梅の実入り」と「梅ジュレ入り」の2種類を完成させた。パッケージも生徒たちが考案。2021年2月から発売され、ホワイトチョコレートから溢れ出す梅ジュレやカリッとした梅の実の食感が好評という。

世界へと広がりを見せ始めた同班の開発商品。その売上の一部は、地域貢献策として梅園の維持、整備に役立てられている。昨年はコロナ禍の影響を受けた地元事業者を支援しようと、太宰府市に寄附された。
(2021年2月掲載)
福岡県 福岡農業高校 食品科学科梅研究班のみなさん2福岡県 福岡農業高校 食品科学科梅研究班のみなさん3福岡県 福岡農業高校 食品科学科梅研究班のみなさん4
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長野県 富士見高校 園芸科野菜・食品コースの3年生のみなさん

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長野県 富士見高校 園芸科野菜・食品コースの3年生のみなさん1
アフリカ・南スーダンの陸上選手が、2019年から群馬県前橋市で今夏開催予定の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、事前合宿を行っている。同国は、2011年に誕生した世界で最も新しい国。今も続く内戦などで練習環境が整備されず、食事もままならない選手たちの苦境を知った前橋市が、長期の受け入れを決定した。

昨年、コロナ禍のため大会が1年延期になったが、政情不安定な母国に戻れない選手たちを、「みんなで励ましたい」と長野県富士見高校の生徒が前橋市に声掛けし、県内外の農業系高校にも協力を呼びかけたところ、県内6校と岐阜県立岐阜農林高校が趣旨に賛同してくれた。

企画したのは園芸科野菜・食品コースの生徒たち。2019年のラグビーW杯では、事前合宿で菅平高原へ来たイタリアチームのホテルに、18年にグローバル・GAP(農業生産工程管理)の認証を取得した水耕トマト「フルティカ」を提供している。

今回の活動は、大会が延期になった中でも、母国の期待を背負って懸命に練習を重ねる南スーダンの選手たちのことを、同科の生徒が知ったのがきっかけ。前橋市の担当者にトマトの提供を申し出、昨年12月、10人の3年生が同市を訪問。選手たちに、自分たちで育てたトマト5キロとシクラメンの他、協力校の農産物やジャムなどの加工品を手渡した。トマトを食べた選手たちは「おいしい」と笑顔に。その後、一緒に練習するなど交流を楽しんだ生徒たちは「今後も応援していきたい。大会での活躍を期待している」と話していた。
(2021年2月掲載)
長野県 富士見高校 園芸科野菜・食品コースの3年生のみなさん2長野県 富士見高校 園芸科野菜・食品コースの3年生のみなさん3長野県 富士見高校 園芸科野菜・食品コースの3年生のみなさん4
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埼玉県 皆野高校 1・3年生 生徒会のみなさん

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埼玉県 皆野高校 1・3年生 生徒会のみなさん1
埼玉県立皆野高校では、教育目標の一つに「家庭・地域との連携」を掲げ、生徒を主体とする地域活動のボランティアなど、様々な活動を推進している。その一例が、例年12月に実施しているミニ門松作りだ。

埼玉県道路公社による地域連携事業で、8回目となる昨年も、1年生と3年生が秩父やまなみ街道(国道140号皆野寄居有料道路)のスタッフの指導のもと、作業に取り組んだ。

同公社管理用地の間伐材を材料に、3年生が竹を3本に切って洗浄するなどの準備を進め、1年生が3本の竹を土台に固定した後、縄でしばって組み上げ、100個を製作した。

12月28日、生徒会など7人の生徒が秩父やまなみ街道の有料道路料金所内の休憩所に集合。新型コロナウイルス感染防止に配慮しながら、休憩所を訪れた運転手たちに「良きお年をお迎えください」「新しい年も安全に」などと声掛けしてミニ門松を手渡すと、運転手も「ありがとう」と感謝しながら受け取っていた。

配布活動に参加した生徒は、「良き新年を迎えるために、みんなで一生懸命作ったミニ角松を、今回も多くの運転手に受け取ってもらえて嬉しかった」と笑顔で話していた。
(2021年1月掲載)
埼玉県 皆野高校 1・3年生 生徒会のみなさん2埼玉県 皆野高校 1・3年生 生徒会のみなさん3
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埼玉県 浦和第一女子高校 美術部のみなさん

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埼玉県 浦和第一女子高校 美術部のみなさん1
創立以来120年の歴史を誇る埼玉県立浦和第一女子高等学校。生徒による地域交流、貢献活動を伝統としており、昨年12月には、美術部が浦和警察署の依頼で、特殊詐欺被害抑止の年賀状スタンプ「調神社御朱印風振り込め詐欺防止年賀状スタンプ」を作成、浦和署から警察活動への協力に対し感謝状が贈られた。

スタンプ作成は2019年に続き2回目で、今回も部員全員で図案を描き、浦和署がそのうちから1点を選んだ。

案が選ばれた生徒は、同校の地元で「つきのみやさま」の愛称で親しまれている調(つき)神社の守り神ウサギをモチーフに「2021年の干支、牛とウサギが仲良く寄り添うかわいらしいデザインを目指した」という。また、「このスタンプが振り込め詐欺防止に役立ち、被害が減ってくれたら」と願い、牛の鳴き声にかけた『モウダマサレナイ フリコメサギ』のコピーで強調したという。

感謝状授与式で、浦和署も「『もうだまされない』という気持ちで、このスタンプを活用してほしい」と話す。

なお、スタンプは浦和署と調神社に設置され、多くの市民が利用していた。
(2021年1月掲載)
埼玉県 浦和第一女子高校 美術部のみなさん2埼玉県 浦和第一女子高校 美術部のみなさん3
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岩手県 久慈東高校 2年生のみなさん

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岩手県 久慈東高校 2年生のみなさん1
岩手県久慈市の県立久慈東高校の3人の2年生が、市民などから食料品の寄付を募る「フードバンクポスト」の設置を、岩手県内で多くのスーパーマーケットを展開する会社に提案。快諾を得て昨年11月、久慈市内2店舗に設置した。

生徒たちは、「総合的な探究の時間」で国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学習したのをきっかけに、「食品ロス」や「貧困問題」を調査。その過程で、生産者や市民から提供された食料を、生活困窮者や児童・福祉施設などに無償提供する「フードバンク」を展開する盛岡市のNPO法人を知り、8月に訪問。同法人で支援品の仕分け作業などのボランティア研修を受けた。

3人は「県内でも食料に困っている人がいることに驚いた」「現状を変えたい!」との思いから、久慈市内のスーパーなどに働きかけ、今回の成果に結びついた。

「当社初の設置。高校生の発案の実現に協力できてよかった」と話す店長は、他店舗でも食料支援活動の取り組みを進めていく予定といい、「心豊かな社会になるよう末長く協力したい」と話す。

またNPO法人の職員は「体験で学んだことを、実際の活動にまで発展してくれた。大変嬉しく思っている」と生徒たちの行動力に感謝していた。

3人は「私たちの行動をきっかけに、食料支援活動の輪がより広く活発になり、社会問題解決に向けて多くの人の協力をお願いしたい」と力を込める。
(2021年1月掲載)
岩手県 久慈東高校 2年生のみなさん2
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長野県 長野工業高校 機械科のみなさん

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長野県 長野工業高校 機械科のみなさん1
長野県長野工業高校では、機械科3年生が主体となり進めている「長光プロジェクト」。学んだ知識や技術を地域のために生かし、「地域に光を当てよう」との趣旨で名づけられた同プロジェクトは、福祉施設や小学校などにLEDソーラーライトを設置したり、使われなくなった器具等のリユース推進など、地域に貢献する活動を数多く実施してきた。

2020年12月には、長野市中条のなかじょう保育園に手作りの絵看板を贈呈した。

クリスマスの二日前、生徒たちはサンタの扮装で同園を訪問。看板の絵は中条地区に伝わる「やまんば伝説」をモチーフにしたもの。同地区のやまんばは、子どもをかわいがり、成長を見守る優しい神様といわれ、保育園にはぴったりのキャラクター。

また看板には、暗くなるとLEDライトで「なかじょう」の文字が灯る仕組みも施しており、生徒たちは「保護者と園児に帰り道を明るく照らし、安心、安全な道になってくれるかなと思う」と話す。

園児たちは「かわいい」「きれい」と大喜びで、お礼に歌をプレゼントするなど、交流を深めた。

生徒たちは「子どもたちの笑顔が見られて良かった。末永く使ってもらいたい」と話し、機械科の伝統として「地域に光を当てる」活動を続けてほしいと願っていた。
(2021年1月掲載)
長野県 長野工業高校 機械科のみなさん2長野県 長野工業高校 機械科のみなさん3
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