善きことをした高校3年生達 - 日本の学校

善きことをした高校3年生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

最新のニュース
 

児童も応援 大雪で壊れた小学校の藤棚を改築

 

北海道 留萌高校 電気・建築科建築コース3年生のみなさん

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問題解いて、命を守る知識深めて LINEで防災クイズ発信

 

宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブの2人の3年生

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作るって楽しいね 3年ぶり「夏休みものづくり体験教室」

 

北海道 札幌工業高校 生徒のみなさん

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記録的豪雨で甚大被害 若い力で浸水住宅の復旧支援

 

宮城県 中新田(なかにいだ)高校 有志生徒のみなさん

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世界遺産「荒船風穴」の魅力をガイド 地元の振興に寄与

 

群馬県 下仁田高校 荒船風穴プロジェクトメンバーのみなさん

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介護の実践力を身につけて 地元小学生に体験教室開く

 

佐賀県 神埼清明高校 生活福祉系列3年生のみなさん

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キッチンカーで地域活性化 地元特産豆で作ったハンバーガー完売

 

北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 福祉ゼミ9人の3年生

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組子細工を宮島土産の新定番に 木工技術駆使、商品化目指す

 

広島県立宮島工業高等学校 インテリア科のみなさん

 

離島の古民家を宿泊施設へ整備改修 島民と観光客の交流拠点に

 

愛媛県 弓削(ゆげ)高校 起業部のみなさん

 

特産の銚子メロンを使った贅沢コッペパン開発 販売会で完売

 

千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん

北海道 留萌高校 電気・建築科建築コース3年生のみなさん

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2023年に創立100周年を迎える北海道留萌高等学校。各学科、部活動を通した地域との交流や貢献活動を伝統としており、今年度も、商業研究会が5月に留萌市が開催した「かずの子の日」PR事業イベントに参加。メンバーが開発した留萌のマスコットキャラクター「KAZUMOちゃん」のおやきを実演販売し、約400個を完売した。また吹奏楽部も、同月に行われたふるさと館オープニングコンサートに出演。素晴らしい演奏を披露している。

さらに7月には、電気・建築科の生徒が留萌市立東光小学校の藤棚を改築した。同小の藤棚は棚のあちこちで木が朽ちるなどの老朽化が進んでおり、今冬の大雪の重みで損壊してしまった。

5月に、同科の生徒が東光小で運動会用トラックの測量ボランティアを行うために訪れた際、壊れた藤棚の話を聞き、建て替えを申し出た。

作業当日は、同科建築コースの3年生9人と教諭4人が参加。壊れた藤棚の撤去から作業を始めた生徒は、焦茶色に塗装した廃材を使って土台や柱を設置したあと、屋根を取り付け、ボルトやビスで柱と屋根を連結。幅約3.5メートル、奥行き約2メートル、高さ約1.8メートルの藤棚を完成させた。

授業や実習で学んだ知識と技術を存分に発揮した生徒は「休み時間に作業を見守ってくれた子供たちの応援で力が湧いた」「役に立てて嬉しい」と気持ちよさそうに汗を拭っていた。

真新しくなった藤棚に、東光小学校の職員は「留萌高校の生徒の善意できれいに改築され、児童たちも喜ぶと思います」と感謝していた。
(2022年9月掲載)

宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブの2人の3年生

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宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブの2人の3年生1
2020年6月に発足した宮城県気仙沼向洋高校の「向洋語り部クラブ」。津波で被災した同校旧校舎を保存・開設された「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」で、月命日の11日や休日に活動している。

昨年末からは、2人の3年生が独自にLINEで「防災クイズ」の発信を始めた。問題を解くことで防災の知識と命を守る意識を高めてもらうのが狙いだ。

2人は伝承館で活動している中で、子どもたちの来館が少ないことに気づいた。震災を知らない、憶えていないために防災への関心が低いのではと思い、「どうすれば震災を知らない子どもたちに知ってもらえるか」を考えた2人は、母校の小学校の震災前後に生まれた高学年の児童にアンケートを依頼。意外にも約7割の児童が震災についてもっと知りたいと回答。学校での防災教育や伝承館で校外学習したことが主な理由だった。休日にも伝承館に来てほしいと思ったが、市の中心部から遠いこともあり、2人は、多くの人が使っているLINEに「未来へ繋ぐ伝承」を開設。公式アカウントに週2回、防災に関するクイズを発信。楽しく学んでもらえればと願う。問題は行政や生協などの公的な防災サイトから「豆知識」として使えそうなものを選び、2021年12月20日からスタートした。

『避難するときの服装は、動きやすいように身軽な薄着にする。正しいか、正しくないか』などの問いに答えを送信すると、防災にまつわる情報が届くなどの工夫も。伝承館のスタッフからも好評という。

震災についての疑問を匿名で質問出来るLINEのオープンチャットも開設しており、学んだことを大切な人に広げてもらえればと話している。
(2022年8月掲載)
宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブの2人の3年生2宮城県 気仙沼向洋高校 向洋語り部クラブの2人の3年生3
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北海道 札幌工業高校 生徒のみなさん

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北海道 札幌工業高校 生徒のみなさん1
1916年、地域の強い要請のもと開校した北海道札幌工業高等学校。以来、同校は、豊かな人間性と広い視野を持ち、進んで社会に貢献する心身ともに健全な工業人の育成に努めてきた。生徒も普段の学びで培った技術者としての成果を、地域に役立てるための活動を行っている。中でも人気なのが、小中学生対象の「夏休みものづくり体験教室」だ。

今年は7月31日に、札幌市内の大型ショッピングセンターで開催。コロナ禍により3年ぶりの実施とあって、多くの子どもたちが参加した。先生役を務めたのは、機械科、建築科、電気科、土木科の1~3年生計40人で、子どもたちに作る喜びを知ってもらうために、初めて工具を手にする人も工作できる電子オルゴールやLEDあんどん、橋の模型の他、生徒が制作したサッカーロボットを用意した。子どもたちは、高校生の「私たちも初めは初心者」「まずは試してみよう」などの励ましの言葉や手助けを受けながら、電子オルゴールなどの制作やサッカーロボットの操作に挑戦。上手にネジを回せた、あんどんが灯った、橋が出来た、ロボットが動いた、と目を輝かせ、物を作ることや操作することの楽しさを実感していた。

「作業工程を子どもに分かりやすく教える勉強になった」と話す生徒たち。自分たちが学んでいる「ものづくり」のおもしろさを、もっと多くの子どもたちに感じてもらいたいと、冬休みにも「ものづくり体験教室」を企画中といい、楽しいものづくりが学べる札工にも興味を持ってもらえればと願っていた。
(2022年8月掲載)
北海道 札幌工業高校 生徒のみなさん2北海道 札幌工業高校 生徒のみなさん3北海道 札幌工業高校 生徒のみなさん4
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宮城県 中新田(なかにいだ)高校 有志生徒のみなさん

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宮城県 中新田(なかにいだ)高校 有志生徒のみなさん1
我が国有数の音響を誇る音楽ホール<中新田バッハホール>のある町として知られる宮城県加美町。7月14日から17日にかけての記録的豪雨により、同町は水稲や大豆など125ヘクタールが冠水したほか、床上浸水24棟、床下浸水57棟、一部損壊1棟の計82棟の住宅が被災した。

同町社会福祉協議会は1日も早い復旧へ、災害ボランティアの募集を開始。いち早く応募したのが、宮城県中新田高等学校の生徒たちだ。

同校の生徒たちは、東日本大震災の際、生徒会を中心に、多くの生徒が自主的に募金活動や被災地での復興支援に参加するなど、ボランティア活動に積極的で数々の実績を積み重ねてきた。

町社協は、50棟が水に浸かるなど、特に住宅被害が大きかった城生地区の町営前田住宅へのボランティア派遣を決め、24日、第一陣として同校の生徒と教諭ら11人が同地区に赴いた。

「同じ加美町の中で、こんなに大きな被害が出ていて驚いた」という生徒たちは、浸水で濡れ、重くなった畳や家具などを、力を合わせて住宅から運び出し、「重い物の移動は力がいる。若い私たちが少しでも役に立てたら」と、作業に専念する。

「友達と一緒に参加した」という生徒は、同じ町民としてなんとかしなくてはと思ったと、被災住宅を見た時の思いを語り、復興へ気持ちを新たにして、ボランティア活動に取り組んだと話す。

「高齢になり身体も弱ってきた。高校生のみなさんの手助けは、とても力になった。本当にありがとう」と、被災者から感謝の言葉を送られた生徒たちは「うれしかった」「大変だったが、やりがいがあった」と話していた。
(2022年8月掲載)

群馬県 下仁田高校 荒船風穴プロジェクトメンバーのみなさん

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群馬県 下仁田高校 荒船風穴プロジェクトメンバーのみなさん1
群馬県立下仁田高等学校の生徒は、2017年から世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の「荒船風穴」の魅力を観光客にPRする、ボランティアガイドを務めている。

2015年、県教育委員会の指定を受けた、地域に親しまれる高校づくりを推進する「ぐんまコミュニティー・ハイスクール」事業の一環。

「荒船風穴」は、岩の隙間から吹き出す天然の冷風を利用した蚕種(蚕の卵)貯蔵施設。1905年からおよそ10年かけて建設され、貯蔵能力は国内最大規模を誇った。

ボランティアガイドに参加する生徒は、事前に学校と町立歴史館で荒船風穴に関する学習を受けた他、同校オリジナル「荒船風穴のテーマソング」の練習、現地での観光ガイドの実践練習を行った。

夏休みに入った7月のガイド活動に、2、3年7人が参加。「荒船風穴」は自然の地形を生かした建造物で、山の中腹にあるため、生徒たちは、観光客の安全を確認しながら現地を案内した。現在、蚕種を保管していた建屋は朽ちて無くなり、下部の石積み部分が残るだけのため、生徒は当時の様子が描かれたパネルや蚕が卵を産み付けた種紙の写真などを使って、「荒船風穴」の歴史や意義・役割などをわかりやすく説明。

また、今も岩の隙間から冷風が吹き出しており、観光客は手をかざし「荒船風穴」の特徴と魅力を肌で感じていた。

今年度初めてのガイド活動に生徒たちは、「初めて会う観光客と交流した経験は、社会に出ても活かせると思う」などの感想を述べた。
(2022年8月掲載)
群馬県 下仁田高校 荒船風穴プロジェクトメンバーのみなさん2群馬県 下仁田高校 荒船風穴プロジェクトメンバーのみなさん3
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佐賀県 神埼清明高校 生活福祉系列3年生のみなさん

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佐賀県 神埼清明高校 生活福祉系列3年生のみなさん1
佐賀県で初めて総合学科を開設した県立神埼清明高等学校。そのパイオニア精神は生徒たちにも根付き、さまざまな場で発揮されている。2019年、高校生介護技術コンテストで全国優勝した生活福祉系列の生徒も、学修した知識・技術や経験を子どもたちに伝え、認知症や障害のある人を手助けできる実践的「支援力」を身につけてもらおうと、養成講座や出前授業などの活動を進めている。

今年7月28日には、3年生20人が地元の小学生を対象にした介護教室を開いた。佐賀県みやき町社会福祉協議会が小学生たちに、ボランティアや福祉体験を通じて地域での交流を深め、介護について知ってもらおうと企画。同校が協力した。

当日、生徒たちは、参加した12人の小学生に、おむつ交換や入浴の介助、ベッドから車いすへの移動など、全国トップレベルの介護技術を披露し、お年寄りの負担をかけずにやさしく介護する方法を教えた。

生徒たちは、高齢者や介護の仕事について子どもたちが理解できるよう、わかりやすく伝え、実践できるようにするにはどうすればよいかなどを、事前に話し合い、資料にまとめて今回の体験教室に臨んだという。

「ベッドに寝ている人を車いすに移すのが難しかった」という子どもたちは、高校生の丁寧でわかりやすい教え方で少しずつ上達。「ほかの人にも教えてあげたい」と笑顔に。夏休みの自由研究にもなるよう、体験した介護を高校生と模造紙にまとめていた。

大変だったけど、教える側になってこれまで学んだことへの理解が深まった、という生徒たち。今後も子どもたちに、介護の仕事が人に喜んでもらえるやりがいのある仕事だということを伝えていきたいと、話していた。
(2022年8月掲載)
佐賀県 神埼清明高校 生活福祉系列3年生のみなさん2佐賀県 神埼清明高校 生活福祉系列3年生のみなさん3
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北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 福祉ゼミ9人の3年生

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北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 福祉ゼミ9人の3年生1
北海道北見市の道立留辺蘂高等学校の課題研究の一つ「福祉ゼミ」の3年生9人は、今年度「キッチンカーで地域の人と交流し、北見市を盛り上げよう!」をテーマに、研究活動を進めている。

キッチンカーで販売するメニューも自分たちで作った。まず、4~6月にかけて、地元特産の豆を使い、幅広い世代に人気があり、簡単に食べられる食品を中心に試作を繰り返す中で、白いんげん豆をミートに使ったオリジナルハンバーガー「白いんげんバーガー」を考案。客の好みに合わせて、パテはノーマルとスパイス、ソースはデミグラスソース、テリヤキソースなど4種を用意。告知チラシも生徒が制作した。

今回、商品開発するにあたって生徒たちが注力したのは、調理工程の簡素化。誰でも容易に作れるようにすることで、障がい者の就労機会の拡大や地域の雇用創出につなげたいという生徒たちを、地元北見市の住民団体や福祉NPO法人などが協力支援。キッチンカーは、今年3月に出店実績を持つNPO法人から借り受けた他、出店を間近に控えた7月7日、同校駐車場で生徒や教職員を客にした模擬販売では、接客や調理、会計など、各担当者の手順や連携などについて指導を受けた。

そして当日の7月12日。「キッチンカーでみんなを笑顔にするぞ!」と意気込む生徒たちを、地元の人々も開店準備から協力。11時半の開店と同時に、会場のきごころ広場には多くの人が並び、約1時間半で限定100個の「白いんげんバーガー」を完売した。

生徒たちは「予想以上にお客さんが来てくれて嬉しかった」「次はもっと改善できる」と話し、キッチンカーで地域活性化をと意欲を見せていた。
(2022年8月掲載)
北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 福祉ゼミ9人の3年生2北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 福祉ゼミ9人の3年生3北海道 留辺蘂(るべしべ)高校 福祉ゼミ9人の3年生4
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広島県立宮島工業高等学校 インテリア科のみなさん

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広島県立宮島工業高等学校 インテリア科のみなさん1
1962年創立の広島県立宮島工業高等学校。「技心」を校訓に、ものづくりの心を深め、地域に貢献する技術者の育成に努めている。

インテリア科の生徒も豊かな感性とアイデアで設計、デザインした家具などを、地域の保育園や小学校などに寄贈する活動を推進。さらに地域活性化に役立つ活動にも注力しており、日本の伝統工芸品「組子細工」を、宮島の新たな土産品にするための商品開発を進めており、さらに地域の新たな産業として根付くことを目指している。

組子細工は、細く加工した木片を釘や接着剤を使わずに幾何学的な文様に組み付ける木工技術。わずか0.1mmのズレでも組みつけできなくなるため、良質な材料を選別できる目と精巧な技術の習得が必要という。

同校のインテリア科は、全国の高校で初めて工作機械「ラジアルソー」を導入。これまで職人の手作業で行っていた組子細工を自動で刻むことが可能となった。4月から2、3年生が授業で組子細工の制作に取り組んでおり、本年度は麻の葉、胡麻の実、桜の花の柄で、3種のコースターを制作。

生徒たちは、組子細工の魅力と組み立てる楽しさ、宮工生の木工技術の力を知ってもらおうと、はつかいち観光協会の協力を得て、6月に宮島口旅客ターミナルで体験教室を開催。観光客らが生徒たちの指導で細かな木片を手に、直径10cmのコースターづくりに挑戦した。来年1月までに10回ほどの体験教室を開く予定で、参加者の組子細工の体験やコースターについての感想などをベースに、本年度中の商品化を目指す。「組子細工は様々な柄がデザインでき、見飽きない」と話す生徒たち。歴史ある宮島の土産品として定着できるよう力を合わせ頑張りたいと話している。
(2022年7月掲載)
広島県立宮島工業高等学校 インテリア科のみなさん2広島県立宮島工業高等学校 インテリア科のみなさん3
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愛媛県 弓削(ゆげ)高校 起業部のみなさん

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愛媛県 弓削(ゆげ)高校 起業部のみなさん1
2021年4月、愛媛県立弓削高等学校の1~3年生9人が、地域の課題解決などを目的に起業部を創設。部の名の通り、部員たちは現在、瀬戸内海に浮かぶ離島上島の古民家を改修し、宿泊施設として運営するプロジェクトに取り組んでいる。

きっかけは、古民家の所有者が千葉県在住のため空き家同然となっており、維持管理を兼ねて宿泊施設を運営してみてはと、古民家近所のゲストハウスオーナーから打診され、部のプロジェクトとして挑戦することになった。

古民家は築約90年の木造平家で、昨年7月から清掃や庭の手入れ、ふすまを新しくするなど、地域住民や弓削中学校の生徒、山口大学、都留文科大学の学生などの協力を得て、宿泊施設に再生させるための整備改修を進めた。この間、地域の問題や観光資源についての調査、近隣の関係施設への取材、宿泊希望者へのヒアリングなどを実施し、宿泊施設運営のためのプランづくりを行った。

古民家の持ち主の名前から「ねぎねぎ」と名付け、今年4月から試験的に宿泊者を受け入れた。宿泊客は、部員たちお薦めの昔ながらの縁側や五右衛門風呂体験、島民との交流も楽しくプチ移住した気持ちになったと笑顔に。部員たちは、今後も充実した島暮らし体験ができるよう改善に努め、情報発信にも力を入れたいと話す。

同部のこのプロジェクトは、今年7月、「社会共創コンテスト2022」(愛媛大学社会共創学部主催)で、地域課題部門のグランプリを受賞。「ねぎねぎ」は地域のコミュニティスポットとしての役割も担っており、地域活性化への一助となることが期待されると、高く評価された。
(2022年7月掲載)

千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん

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千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん1
千葉県立銚子商業高校では、2014年から商業科と情報処理科3年生の課題研究として、地域活性化を図る「銚商夢市場プロジェクト」を進めている。地元産食材を使った商品開発も展開。これまで地元企業と共同で「銚子電鉄ぬれ煎餅アイス」や「銚子キャベツメロンパン」などを商品化している。

その生徒たちが、現在、取り組んでいるのが濃厚な甘みと香りが特徴の「銚子メロン」を使ったスイーツの開発だ。

2021年には、商業科の生徒と地元老舗製菓舗が連携して「銚子メロンのマリトッツォ」を考案。市内での販売会では限定240個を1時間で完売するほどの人気だった。

そして今年、同製菓舗とコッペパンに大ぶりのメロンと生クリームを挟んだ「銚子メロンコッペ」を開発した。商業科の3人の生徒が企画。提案を受けた製菓舗が、生徒のアイデアを生かし試作を重ねた。メロンは活動に賛同した農協と生産者組合が提供。当初、小さく切ったメロンを数個挟んでパッケージに入れたところ、見た目が良くなかったことから、8分の1カットのメロンを使うことにした。

同校での完成披露会で生徒たちは「ワッフルにクリームとフルーツを挟んだものがはやっていて、コッペパンなら手軽に食べられると思い企画した」「メロンが大きくてぜいたく。クリームとメロンの相性も良く、パンもふわふわでおいしい」とアピールしていた。

6月と7月に各2日間、銚子市内のスーパーで限定150個、税込み450円で販売し、メロンの自然な甘さが楽しめるとすぐに完売。店頭に立った生徒たちは「もっと銚子を盛り上げる企画を考えたい」と意気込んでいた。
(2022年7月掲載)
千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん2千葉県 銚子商業高校 商業科のみなさん3
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