善きことをした高校3年生達 - 日本の学校

善きことをした高校3年生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

最新のニュース
 

取り壊し店舗、最後の催し企画 壁に絵を描いて思い出創ろう

 

宮崎県 都城商業高校 共創ウェルビーイング部のみなさん

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農福連携、障害者育成農産物で商品開発 共生社会実現めざす活動に最優秀賞

 

愛媛県 伊予農業高校 生活科学科食物A班のみなさん

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「高校生初!」 飼育困難なマサバの産卵・ふ化に成功

 

京都府 京都府立海洋高校 マリンバイオ部のみなさん

 

文化祭でレモネードスタンド開店 小児がん支援呼びかけ

 

和歌山県 和歌山工業高校 図書部のみなさん

 

シャキもち食感「新!ごぼうピザ」考案 地元食品スーパーが商品化

 

青森県 八戸商業高校 商業科3年生のみなさん

 

火災予防訴え13年 浦河消防署前に防火看板設置

 

北海道 浦河高校 美術部のみなさん

 

やまがた舞子の魅力知るツアー企画 全国大会で優良賞

 

山形県 山形市立商業高校 産業調査部のみなさん

 

規格外のブナシメジを有効活用 秋を食すご飯の缶詰開発

 

香川県 多度津高校 海洋生産科食品科学コースのみなさん

宮崎県 都城商業高校 共創ウェルビーイング部のみなさん

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宮崎県 都城商業高校 共創ウェルビーイング部のみなさん1
宮崎県立都城商業高等学校の共創ウェルビーイング部は、2023年4月に発足以来、子どもを真ん中に、まちの人々が世代を越えて無理せず、緩やかにつながれる場を創る「のくにプロジェクト」に取り組んでいる。

その同部に都城市の商店街にある老舗呉服店から、2年前に閉じた旧店舗を取り壊すので、その前に記念のイベントを考えてほしいと打診された。

60年以上も地域の人々に親しまれてきた旧店舗で、子どもたちの記憶に残るイベントを考えたという生徒たち。当初の案は「お化け屋敷」だったが、小さな子どもたちに「怖い」ではなく「楽しい」思い出を残してもらおうと、アートイベント『大きなかべにみんなでおえかきしよう and ふるまい都城茶』を企画した。

開催日は12月23日。ウォールアート用のアクリル絵具は塗料販売店が、積み木コーナーには床板販売事業者が自社製品を提供し、製茶店が温かな都城茶をふるまうなど、地元企業が生徒たちを支えた。

当日は親子連れなど多くの市民が来場。子どもたちだけでなく大人たちも絵筆を持って、大きな壁に向かい思い思いの絵を描き始めた。また、2024年には取り壊される旧店舗に花束を贈ろうと、壁には色とりどりの花々が描かれた。

「おもしろかった」という参加者の声に、生徒たちは「参加された方々が思い思いに楽しんでもらえて良かった」と安心した様子。「今後も大勢の方が来れるような、人と人のつながりのきっかけになるような居場所づくり、イベントなどを企画したい」と話していた。

なお、同部の活動は、こども家庭庁から「こども・若者主体のこどもまんなかアクション」の代表例として紹介された。
(2024年2月掲載)
宮崎県 都城商業高校 共創ウェルビーイング部のみなさん2宮崎県 都城商業高校 共創ウェルビーイング部のみなさん3宮崎県 都城商業高校 共創ウェルビーイング部のみなさん4
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愛媛県 伊予農業高校 生活科学科食物A班のみなさん

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愛媛県 伊予農業高校 生活科学科食物A班のみなさん1
愛媛県立伊予農業高等学校は、地域に根ざし、地域と連携した農業教育を推進。生徒も地域との交流や地域に貢献する活動に積極的に参加している。

生活科学科食物A班の生徒たちは2022年、農福連携を通して地域の課題、共生社会の実現を目指す「#伊予農福連携プロジェクト」を立ち上げた。

生徒の体験学習先の農福連携推進企業と協働し、障害者が栽培するノウフクJAS認証のきくらげ、自然農法の米や大豆を利用したメニュー開発などに取り組んでいる。

2023年9月には、道後温泉のホテルにきくらげや愛媛の食材を使った「伊予農ランチ」4種を考案し、発売。彩りがよくどれもおいしいと高く評価された。11月には青森県の水産会社と協力。レトルトの「きくらげ鯛飯」「きくらげつくね」を開発している。

12月、同班は、県内の高校生の地域づくりに関する実践活動を表彰する「えひめ地域づくりアワード・ユース2023」の最終審査会に出場。「#伊予農福連携プロジェクト ~伊予農×ノウフク×企業共同で共生社会の実現を目指す~」をテーマに発表。農業と福祉の連携による地域とのつながりや、きくらげなどを活用した商品開発が評価され最優秀賞を受賞した。

「農福連携の活動はとても有意義で楽しい」という生徒たち。伊予市内の福祉団体とカフェを開き、高齢者、障害者が接客スタッフとして活躍した。また、認知症対応型グループホームの施設利用者とプランターを利用して野菜や花を育て、収穫した野菜は施設の食事に使われている。

生徒たちは「高齢化率の上昇など、地域の課題解決と共生社会の実現に向けて研究を続けていく」「今後のプロジェクトの展開を考えるとワクワクする」と話している。
(2024年2月掲載)
愛媛県 伊予農業高校 生活科学科食物A班のみなさん2愛媛県 伊予農業高校 生活科学科食物A班のみなさん3愛媛県 伊予農業高校 生活科学科食物A班のみなさん4
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秋田県 六郷高校 有志生徒のみなさん1
秋田県美郷町の県立六郷高等学校の生徒たちは、日々の学びや部活動などを通して「優しさという力」を育み、ボランティア活動や地域行事への参加など、多彩な活動を推進。国の重要無形民俗文化財「六郷のカマクラ行事」へのボランティア参加や福祉施設への訪問・交流、子供たちへの読み聞かせ活動など、先輩から後輩へ、長年に亘り受け継がれてきた活動が高く評価され、2014年にはボランティア功労者厚生労働大臣表彰を、2021年には奉仕活動に関する厚生労働大臣賞を受賞している。

2023年度は、「六高プロジェクト」と名付けた地域貢献活動の一環で、有志生徒が校内の畑でネギやきゅうり、トマトなどを、校舎内で菌床を使ってシイタケを栽培し、収穫後、町の子ども食堂や同校周辺の福祉施設に寄付した。

生徒は、教師の指導を受けながら野菜やシイタケの育成に挑戦。水やりや草取りなどの手入れや収穫までの行程を「楽しかった」「やりがいを感じた」といい、施設などに寄付できてうれしいと話す。

昨年の12月12日、子ども食堂の代表を同校に招き、「おいしく食べてもらえれば」とネギ約40本、シイタケ約5キロを贈呈した。

「高校生が子どもたちを思って寄付してくれることがうれしい」と感謝する子ども食堂では17日、約60人が参加してクリスマス会を開催。同校のネギとシイタケで作ったハンバーグを食べた子どもたちは、「おいしい、おいしい」と笑顔いっぱいだったという。

「食べたみんなが幸せになってほしい」と話す生徒たち。これからも「優しさという力」を発揮し、地域貢献活動に取り組んでいきたいと力を込めた。
(2024年2月掲載)
秋田県 六郷高校 有志生徒のみなさん2秋田県 六郷高校 有志生徒のみなさん3
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北海道 標津高校 生徒のみなさん1
北海道の東端に位置する標津町。台風や大雪、1994年の東方沖地震などの自然災害に幾度も襲われており、町を挙げて防災対策に取り組んでいる。特に学校教育の中での防災教育に力を入れており、園児から高校生に至るまでの10年に及ぶ「地域循環型防災教育」を推進しており、その主体的役割を担っているのが北海道標津高等学校の生徒たちだ。

同校生徒は地域防災リーダーとして様々な活動を展開。「標津町オリジナルHUG」の制作もその一つ。「HUG」とは避難者個々が抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にいかに適切に配置できるかなどを模擬体験するゲームで、指定避難所の同校の図面を使い、融雪洪水や標津川の氾濫など、標津町に特化した内容に編集している。

生徒たちはオリジナルHUGを用いた出前授業を町立中学校で実施。中学生たちは被災者にとって安心安全な避難所を構築しようと、当事者意識を持って取り組んでいるという。

また2021年度から生徒会が、2023年度からは全1年生が東日本大震災の被災地で学ぶ防災研修を実施。小中学校の防災授業で研修成果を発表し、子供たちに非常時に適切な行動がとれる確かな防災意識を持つことの大切さを伝えている。

地域の園児、児童、生徒に向けた「地域循環型防災教育」に寄与する同校生徒の活動が高く評価され、2023年度の学校安全表彰(文部科学省)を授与された。

「先輩から受け継いできた活動が認められて嬉しい」と話す生徒たちは、「高校生が町を守る」気概を持って、子供たちの防災意識向上に貢献していきたいと力を込めた。

(2024年2月掲載)
北海道 標津高校 生徒のみなさん2北海道 標津高校 生徒のみなさん3北海道 標津高校 生徒のみなさん4
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京都府 京都府立海洋高校 マリンバイオ部のみなさん

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京都府 京都府立海洋高校 マリンバイオ部のみなさん1
近畿圏唯一の水産・海洋系単独専門高校の京都府立海洋高等学校。未来の海へ熱い想いを抱く生徒たちは日々の学びの中で、地元産業活性化を目標に、魚介類の育成・普及・拡大や水産食品の開発などに取り組んでいる。

マリンバイオ部の部員たちも、地域振興策として名産品を生み出そうとテナガエビなどの養殖や、7年にわたる研究で高校生初のイサキの完全養殖に成功するなど、優れた成果を重ねてきた。

2023年には、敏感でストレスに弱く飼育が難しいと言われるマサバ(サバ科サバ属)の産卵とふ化に成功した。2021年、当時1年生だった部員が、学校桟橋などで釣り上げた全長10センチ前後のマサバ約100匹の育成を始めた。約2ヶ月で50匹ほどに半減したため、部員たちは餌の給餌の回数や量、栄養素の配分など成長に合った最適な育成方法などを研究。2年間で約30匹を30センチを超えるまでに成長させた。

部員たちは次のステップとして、自然産卵を試みることに。2023年5月24日にマサバが産卵を始め、100粒程を採卵。26日に約30匹のふ化仔魚を確認したものの全滅。6月半ばに1500~2000個の卵から2代目となる約80匹が誕生し、20日間で約35ミリに成長。全国水産高等学校長協会は「飼育が難しいマサバの産卵と飼育の成功例は聞いたことがない」と評価。「高校生で初めて実現できてうれしい」と話す部員たち。記録的猛暑のため15匹程に減ってしまったが「これまでのデータを生かせば個体は増やせるはず。3代目、4代目とつないでいく」と意欲を見せていた。
(2024年1月掲載)
京都府 京都府立海洋高校 マリンバイオ部のみなさん2京都府 京都府立海洋高校 マリンバイオ部のみなさん3京都府 京都府立海洋高校 マリンバイオ部のみなさん4
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和歌山県 和歌山工業高校 図書部のみなさん

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和歌山県 和歌山工業高校 図書部のみなさん1
2023年10月26・27日の両日、和歌山県立和歌山工業高校で開かれた文化祭で、図書部の部員約20人が「レモネードスタンド」を実施した。

「レモネードスタンド」は、小児がん支援を目的に、売上金を学会などに寄付するアメリカ発祥の社会貢献活動。

今回の文化祭から、コロナ禍で休止していた飲食の出し物が復活し、図書部ではレモネードの販売を決めた。作り方など準備を進める中で、小児がんを患っていたアメリカの少女が、同じ病気と闘う子供たちを助ける治療の研究費を病院に寄付したいと、自宅の庭でレモネードを販売する活動を始めたこと。今では、全米から世界へ、日本でも活動が広がっていることなどを知った。同部は2021年から文化祭で古書市を開き、売上金を日赤などに寄付してきた経験から、部員たちは「少女の意思を引き継ごう」と、レモネードスタンドを開くことを決めた。

部員たちは、レモネードスタンドの普及、小児がんの啓発・研究支援を行う団体から提供されたレモン原液に加え、レモン果実と砂糖を煮込んだシロップを自作。水やお湯で割り、甘酸っぱいさやかな味わいのレモネードを考案した。

文化祭では1杯250円で販売。2日間で187杯を売り上げた。購入者には小児がんをわかりやすく解説するチラシを手渡した。収益と募金を合わせた約4万円を支援団体に寄付する予定で、「研究に生かしてもらえたら」と語る部員たちは「多くの人に、レモネードスタンド活動と小児がんについて知ってもらえたと思う」と話していた。
(2024年1月掲載)
和歌山県 和歌山工業高校 図書部のみなさん2
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青森県 八戸商業高校 商業科3年生のみなさん

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青森県 八戸商業高校 商業科3年生のみなさん1
地域に根ざした、地域のための商業高校を目指す青森県立八戸商業高等学校。地域や産業界と連携し、地域社会に貢献できる人材の育成に努めている。生徒たちは、課題研究の授業を通して、郷土への愛着を深め、地域の発展、活性化に役立つさまざまな活動に挑戦している。

2023年度においては、商業科の3年生5人が生産量日本一を誇る青森県産ごぼうを使ったピザを考案し、地元の食品スーパーに提案。生徒たちのレシピをもとに商品化され、2023年11月に「新!ごぼうピザ」の名で、数量限定販売された。

5人は課題研究の一環で、香りや風味が良く、高品質な県産ごぼうの美味しさを生かした新商品を開発し、消費拡大につなげたいと企画。子供から大人まで人気のあるピザのレシピ開発に取り組むことを決めた。試行錯誤を繰り返し誕生したというピザは、ごぼうを練り込んだ生地に、きんぴら風に刻んだごぼうにチーズ、ベーコン、小ネギをトッピング。ごぼうのシャキシャキ感と生地のモチモチ感、胡麻油香る和風の味わいに仕上げた。

同年9月、生徒たちは食品スーパーを訪問。地域の人々にごぼうの美味しさを新発見してほしいとピザのレシピを提案し、商品化が決定した。

11月18日、手作りのため20枚の数量限定で販売された「新!ごぼうピザ」。ごぼうの風味と食感がよく、美味しいと大好評。2024年1月までに7回販売されている。

手応えを感じたという5人は、「このピザを食べて県産ごぼうのおいしさを知ってもらい、消費量の拡大につながれば」と期待していた。
(2024年1月掲載)
青森県 八戸商業高校 商業科3年生のみなさん2青森県 八戸商業高校 商業科3年生のみなさん3青森県 八戸商業高校 商業科3年生のみなさん4
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北海道 浦河高校 美術部のみなさん

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北海道 浦河高校 美術部のみなさん1
2023年10月10日、北海道浦河町の日高東部消防組合浦河消防署前に、北海道浦河高等学校の美術部員が描いた防火看板が設置された。例年同署が「秋の火災予防運動」を前に、防火看板の製作を同校美術部に依頼している。

同校では消防署や警察署、海上保安庁などから講師を招いて防災訓練を行う「1日防災学校」や、地震が起きた際に安全確保の行動を取る「シェイクアウト訓練」を定期的に実施し、生徒たちの防火・防災意識を育んでいる。

13年目となる今回は、部員11人が9月上旬から縦2.7メートル、横3.6メートルの巨大看板をキャンバスに製作をスタート。看板の左半分に浦河町のマスコットキャラクター「うららん」と「かわたん」が鬼と化した炎に向かって放水する姿を描き、右半分は無事火が消え、「うららん」「かわたん」が笑顔で喜ぶ姿と平穏な町の様子を表現。中央に2023年度の全国統一防火標語「火を消して 不安を消して つなぐ未来」を記し、子供から大人まで、看板を見たすべての人に防火意識の向上を訴えている。

11月10日、同署の署員が同校美術室を訪れ、同部への感謝を込めた褒賞品、スケッチブックと油絵用の筆セットを贈呈。部員たちは「みんなで案や意見を出し合って製作した」「幅広い年齢層に見られるのを意識した。インパクトのある作品ができたと思う」と話していた。
(2024年1月掲載)
北海道 浦河高校 美術部のみなさん2北海道 浦河高校 美術部のみなさん3北海道 浦河高校 美術部のみなさん4
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山形県 山形市立商業高校 産業調査部のみなさん

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山形県 山形市立商業高校 産業調査部のみなさん1
山形市立商業高校の産業調査部(通称:産調ガールズ)は、山形の魅力に出会う駅からハイキングや、山形を活性化する香りの研究など、高校生ならではの発想と感性で、山形を元気にする様々なプロジェクトを企画・実践している。

今年、部員たちが研究テーマに選んだのは「やまがた舞子」。山形の伝統芸能の継承と振興の若き担い手であるやまがた舞子は、後継者不足、認知度などの課題があり、市民への調査では、「格式が高そう」「やまがた舞子を見る機会がない」などの声が寄せられた。

部員たちは、こうしたイメージを解消するための解決策の一つとして、今年3月、舞子の所属会社、地元の観光会社と共同で企画したバスツアー「やまがた舞子 お昼の演舞観賞会」を、旧千歳館で開催。7月にも旧千歳館で若者をターゲットにした「やまがた舞子に会いに行こう!」を実施した。「やまがた舞子に会いに行こう!」は、縁日をコンセプトにし、水ヨーヨーやジュースの販売などお祭りや夏を意識したイベントで、親子づれなど幅広い年代のツアー客が参加。舞子の演舞では感嘆したように鑑賞していた。部員が舞妓に扮して参加者をもてなし、やまがた舞子のPRに努めた。

部員たちは11月、東京で開かれた「全国高等学校生徒商業研究発表大会」に東北ブロック代表として出場。やまがた舞子に代表される芸妓(げいぎ)文化の継承を促すツアーや商品の開発・イベントの企画など、これまでの実践的な研究成果を発表し、優良賞を得た。

部員たちは、今後も広くやまがた舞子の魅力を伝えていきたいと、意気込みを見せていた。
(2023年12月掲載)
山形県 山形市立商業高校 産業調査部のみなさん2山形県 山形市立商業高校 産業調査部のみなさん3山形県 山形市立商業高校 産業調査部のみなさん4
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香川県 多度津高校 海洋生産科食品科学コースのみなさん

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香川県 多度津高校 海洋生産科食品科学コースのみなさん1
香川県立多度津高等学校は、地元の農水産物を使った商品開発、養殖魚のブランド化など、地域貢献・社会貢献などに力を入れている。

今年度も、海洋生産科食品科学コースの生徒がキノコ生産会社と連携。小さくて規格外となったキノコ(ブナシメジ)、栗、ニンジンを使った秋の味覚満載の「栗きのこご飯缶詰」の開発に取り組んでいる。

両者の縁は、2021年、キノコ生産会社が収穫後大量に排出される使用済みの菌床(栽培キノコが成長する土台)の再利用を考える中で、養殖魚の飼料に着目。養殖魚の研究を行う同高に協力を求めたことに始まる。

今回は同社が生産するブナシメジの中で、一定数出る規格外の小さなブナシメジの有効活用を同校に相談。食品科学コースが挑戦することになった。

同コースは、未利用資源の有効活用や食品の付加価値向上の研究を推進。多度津町のふるさと納税返礼品に選ばれた「オリーブ地鶏胸肉の黒ニンニクアヒージョ缶詰」など、缶詰開発にも定評がある。

今年10月3日、生徒たちは同校食品製造実習室で「栗きのこご飯缶詰」の試作品製造実習を実施。キノコ生産会社の管理栄養士が、ブナシメジにはうま味成分のアミノ酸や植物繊維などが豊富に含まれ、生活習慣病予防効果が期待でき、小さくても栄養価は同じと紹介。続いて生徒たちがブナシメジとニンジン、栗と米、しょうゆベースの調味液を缶に入れ、30分間蒸した後、機械で密封。120度の高温で加熱殺菌して完成させた。

生徒たちはSDGs(持続可能な開発目標)の考えを基に、どんな食材も無駄なく、おいしい商品開発をこれからも続けたいと話していた。
(2023年12月掲載)
香川県 多度津高校 海洋生産科食品科学コースのみなさん2香川県 多度津高校 海洋生産科食品科学コースのみなさん3香川県 多度津高校 海洋生産科食品科学コースのみなさん4
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