大阪府　梅花中学校・梅花高等学校　チアリーディング部と舞台芸術コース選抜メンバーのみなさんの善きことニュース

東北の復興へ　舞い、跳び、元気と笑顔のエール送る

大阪府　梅花中学校・梅花高等学校　チアリーディング部と舞台芸術コース選抜メンバーのみなさん

梅花中学校・高等学校は１８７８年に大阪で最初に創設された女学校。キリスト教精神に基づき、他者への愛と奉仕のこころを伝え続ける梅花中学校・高等学校は、社会貢献活動に積極的に取り組んでいる。

同校は、２０１４年度、「東日本大震災を忘れない、風化させない！被災地に“心”届けよう」を年間テーマに掲げ、大阪駅グランフロント・ナレッジプラザにおいてチャリティーイベントを開くなど、被災地支援に取り組んで来た。

今年１月には、舞台芸術コース選抜メンバー１７名とチアリーディング部の計７９名が、陸前高田市立第一中学校と気仙沼市立面背中学校において復興支援パフォーマンスを実施した。

今回の訪問では「輝く笑顔、輝く元気、届けよう被災地へ」をテーマとして、チアリーディング部の高度な演技をはじめ、コンテンポラリーダンスや独唱などを披露し、今もなお仮設住宅などに住む方々に感動を届けた。チア体験をした住民は「楽しかった。生徒の弾けるような笑顔と演技に力をもらった」と喜んでいた。

生徒たちは「震災、津波の恐ろしさと共に震災を生き抜く人々の姿勢から多くを学ぶことが出来た。これからも苦しみの中にある人々のために祈りの輪を広げたい」と話していた。

なお公演後、生徒自治会の会長がチャリティーイベントなどで集めた義援金を、両市に寄付した。
（2015年3月掲載）