岩手県　花北青雲高校　ビジネス情報科のみなさんの善きことニュース

商店街に賑わいを　模擬店オープン　全国の一押し商品販売

岩手県　花北青雲高校　ビジネス情報科のみなさん

創立以来、地域に貢献するボランティア活動に積極的に取り組む岩手県立花北青雲高校。今年１０月には、ビジネス情報科の生徒たちが地元商店街の賑わい作りに協力しようと、チャレンジショップ「青雲チャレンジ３」をオープンした。

同ショップは、２０１３年、地元商店街の要請を受けてスタートした。ビジネス情報科の有志生徒が日頃の学びの成果を発揮する場として、企画から商品の選択、仕入、価格設定、販売まで全てを担当する。

３回目となる今年は、北海道の「ホワイトラズベリー」など、全国各地の一押し名菓を一堂に取り寄せ、商店街の「小さな百貨店ぷらっと」で２日間にわたり営業した。

生徒たちによる同ショップは、商店街のイベントとしてすっかり定着。両日とも大勢の買い物客が来店し、生徒一押しの商品を次々と買い求めていた。

店を運営した生徒は、「今年はできるだけ珍しいもの、食べておいしいものにこだわった」「菓子店と交渉し、定価よりも高くならないようにした」「寒かったり、雨が降ったりしたが、多くのお客様が来店され、うれしかった」と話す。手応えを感じた様子の生徒たちは、今後もチャレンジショップの取り組みを継続し、新たな企画を考え、商店街の賑わいづくりに貢献できるよう努めたいと、意気込んでいた。
（2015年12月掲載）