善きことをした小学生・中学生達 - 日本の学校

善きことをした小学生・中学生達

世のため、人のために立派な行いをしている小学生・中学生達を紹介します。
子供達の活躍を、ぜひご覧ください。

最新のニュース
 

悲しみ癒すマリーゴールド 日航機墜落事故「慰霊の園」に今年も献花

 

群馬県 上野村立上野小学校 全児童のみなさん

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木曽漆器の魅力発信 自分たちの手作り漆器販売 45分で完売

 

長野県 塩尻市立木曽楢川小学校 6年生のみなさん

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脱プラへつなげよう 新聞紙を使って野菜袋作り

 

長野県 富士見町立富士見中学校 福祉委員会のみなさん

 

諏訪湖畔清掃50年 地域住民から高い評価

 

長野県 諏訪市立上諏訪中学校 整美委員会・有志生徒のみなさん

 

事故のないよう日置川で川遊びを 手作り看板で注意呼び掛け

 

和歌山県 白浜町立三舞中学校 3人の2年生

 

ぜひ来て モネの庭の魅力を動画で紹介 総務大臣奨励賞受賞

 

高知県 北川村立北川小学校 9人の6年生

 

戻れアオリイカ 海に間伐材で森を作り、産卵床に

 

高知県 大月町立大月小学校 6年生のみなさん

 

激減、梅の受粉担うニホンミツバチ復活へ 巣箱を手作り

 

和歌山県 みなべ町立高城中学校 15人の2年生

群馬県 上野村立上野小学校 全児童のみなさん

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群馬県 上野村立上野小学校 全児童のみなさん1
36年前の8月12日、群馬県上野村の御巣鷹の尾根に日航ジャンボ機123便が墜落し、乗客乗員520人が犠牲となった。翌年、現場となった上野村に、犠牲者を供養する昇魂之碑と慰霊塔、納骨堂を設けた「慰霊の園」が整備された。そして毎年8月12日に慰霊の園で慰霊式典が開催されている。

村立上野小学校の当時の児童たちは、犠牲者と遺族の心を慰めるため、できることをしようと、マリーゴールドを児童みんなで育て、慰霊の園に献花することを決めた。以来、児童が育てたマリーゴールドは、8月12日に執り行われる追悼慰霊式の会場「慰霊の園」に飾られてきた。

今年も全児童47人が、5月に種まきし、水をやり、草を除去するなど日々心を込めて世話を続けてきた。そして7月20日、100個のプランタ-に植えられたマリーゴールドを、公益財団法人「慰霊の園」に引き渡した。花は、慰霊の日には、慰霊塔と納骨堂を囲むように大きくてきれいな花を咲かせた。

子供たちの活動は、遺族の心にも届き、「やさしい心づかいにとても感動しています」など、感謝の手紙も寄せられている。

例年、慰霊式典に児童代表が参列してきたが、コロナ禍のため昨年に続いて中止になった。同校の子供たちは、犠牲者を悼み、事故を風化させないためにも、学校の、私たちの伝統としてマリーゴールドを育てていくと、心に誓っていた。
(2021年8月掲載)
群馬県 上野村立上野小学校 全児童のみなさん2
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長野県 塩尻市立木曽楢川小学校 6年生のみなさん

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長野県 塩尻市立木曽楢川小学校 6年生のみなさん1
塩尻市立木曽楢川小学校は、「山中 楢川で学ぶ 伝統とプライド」のもと、ふるさとを学び・知り、誇りと愛情を持ち、地域の未来を拓き、語れる子の育成を目指している。地域と学校協働によるコミュニティ・スクール活動のひとつが、地元の伝統産業木曽漆器の漆塗りを学ぶ「ふるさと漆器学習」。

昨年はコロナ禍で春の漆器学習が中止となったが、今年は再開でき、3年生から5年生が6月にチームふるさと(地域ボランティア)や木曽漆器伝統工芸士から、4回にわたって漆の塗り方を学んだ。児童たちは、回を重ねる度に色が深まり美しく仕上がっていく自作の漆器に感動していた。

しかし、「子どもの店」に出店し販売活動を行う漆器祭りは、今年も中止に。そこで14人の6年生は、独自に模擬店の開催を企画。昨年11月に模擬会社「ならにこ漆器会社」を設立して準備してきた。

そして7月、木曽くらしの工芸館前に店舗を開き、スプーンや皿、しゃもじなど心を込めて制作した漆器製品150点を並べた。午前10時の開店と同時に多くの住民や観光客が訪れ、わずか45分で完売した。子供たちははじめ遠慮がちだったもののすぐに笑顔で接客し、地元の伝統産業の木曽漆器の魅力をアピールしていた。また、手入れ方法を記したカード、児童の活動や伝統産業を紹介するなどパンフレットも自分たちで製作。使った感想を書いてもらうはがきも添え、購入者に商品と一緒に手渡した。

「予想以上の多くのお客さんに来てもらえた」と感動の様子の子供たちは「14人みんなで協力してできたことがうれしい」「木曽漆器は給食でも使っている。多くの人に良さを知ってほしい」と話していた。
(2021年8月掲載)
長野県 塩尻市立木曽楢川小学校 6年生のみなさん2長野県 塩尻市立木曽楢川小学校 6年生のみなさん3長野県 塩尻市立木曽楢川小学校 6年生のみなさん4
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長野県 富士見町立富士見中学校 福祉委員会のみなさん

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長野県 富士見町立富士見中学校 福祉委員会のみなさん1
2010年開校の富士見町立富士見中学校。地域との繋がりを大切にする同校の生徒は、総合的な学習の時間などを通して、地域の人の姿から社会のあり方や、仕事の意味、自身の生き方を考えるよう努めている。また、これらの学びを生かし、地域に役立つ活動に取り組んでいる。

今年6月、福祉委員会の生徒30人が、新聞紙を使った野菜袋作りに挑戦した。SDGs(持続可能な開発目標)と関連させた活動で、レジ袋の代用品として「脱プラ」につなげることが大きな目的という。野菜袋に再利用する古新聞は、福祉委員会が全生徒に呼び掛け収集した。

製作当日、30人の委員は富士見町社会福祉協議会のスタッフに教わりながら、タマネギ3~4個が入る大きさの袋に、ひとつずつていねいに折り込んだ。

仕上がった野菜袋は、町社協を通じて同町の合同会社に納入された。同社は下水道由来の肥料を使った「じゅんかん育ちの野菜」づくりなどに取り組んでおり、収穫したじゃがいもなどを道の駅「信州蔦木宿」の直売所で販売する際、この野菜袋を使用することにしている。

野菜袋は高齢者サロンに集うお年寄りも一緒に手作りしており、町や人々とのつながりの大切さを実感したという生徒たちは、さらに活動の幅を広げ、介護や掃除などに活用できる清拭布づくりにも取り組んでいる。町社協や富士見区地区社協と協力し、宿泊施設などで使わなくなったシーツや浴衣、生徒たちが持ち寄ったフルタオルなどを再利用するもので、生徒たちは使いやすいよう、ほぼ同じ大きさに切り揃える作業を進めながら、「今後も地域の福祉や環境保全、SDGsの普及に貢献したい」と力を込める。
(2021年7月掲載)
長野県 富士見町立富士見中学校 福祉委員会のみなさん2
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長野県 諏訪市立上諏訪中学校 整美委員会・有志生徒のみなさん

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長野県 諏訪市立上諏訪中学校 整美委員会・有志生徒のみなさん1
諏訪市立上諏訪中学校は、1947年の開校以来、地域貢献活動に熱心な学校として知られている。校友会(生徒会)が夏休みに小学生に勉強をサポートする「小学生勉強お助け隊」や、ボランティア委員会がニホンジカに荒らされた霧ヶ峰のニッコウキスゲを、自分たちで育てて植栽する活動など、多彩に展開している。

中でも、整美委員会が例年5月、9月、10月の日曜早朝に実施している「諏訪湖清掃」は、50年続く伝統の奉仕活動で、2017年に環境美化教育優良校等表彰の優良校・協会会長賞を受賞している。

1971年、あるクラスが清掃活動を行ったのが始まり。善い行いはみんなで参加しようと、翌年からは校友会が、現在は整備委員会が中心となって全生徒に呼び掛け、有志生徒で実施している。

今年度最初の活動となった5月30日は、コロナ感染症予防のため市民一斉清掃が中止になったものの、生徒約120人と市職員約10人が参加。生徒らは学年ごとに分かれ、早朝6時からおよそ1時間かけて、湖畔公園モニュメント広場から石彫公園までを清掃。ペットボトルや空き缶、発泡スチロール、紙屑やたばこの吸い殻など、大小さまざまに散乱したごみを拾い集め、可燃ごみと不燃ごみに分別した。

諏訪湖を自分たちの手できれいにしたいという生徒たちは、秋の清掃活動にも参加したいと意欲的。地域からも高い評価を得ており、中学生が地道に活動することで、全市を挙げて諏訪湖環境美化運動に高めていきたいと語る整美委員会の生徒は「学校伝統の活動を後輩たちにも受け継いでいってほしい」と話していた。
(2021年7月掲載)
長野県 諏訪市立上諏訪中学校 整美委員会・有志生徒のみなさん2長野県 諏訪市立上諏訪中学校 整美委員会・有志生徒のみなさん3
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和歌山県 白浜町立三舞中学校 3人の2年生

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和歌山県 白浜町立三舞中学校 3人の2年生1
和歌山県紀南の三大清流の一つ日置川(ひきがわ)の中流域、円を描くように蛇行する流れに沿って白浜町安居(あご)地区がある。「安居」の名の通り、居心地のよい景観を誇る集落に、1947年に開校した三舞中学校は、郷土を愛し郷土を守り、自ら考え判断して行動できる生徒の育成を教育方針としている。

生徒たちも郷土に役立つ活動を進めており、今年春には3人の2年生が日置川へ川遊びに来る人に、事故がないようにと注意を促す看板を作った。

昨年8月、安居の日置川に遊びに来ていた子どもと引率していた女性の2人が亡くなった事故を受け、9月にその予防策として何かできることはないかと、看板製作を企画した。

3人が手作りした看板は、高さ1・8メートル、幅90センチの木製で、パッと注目できるよう横80センチ、縦60センチ大の川の写真パネルをはめ込んだ。そして、楽しい思い出をつくって帰ってもらえるようにと、「日置川へようこそ」の歓迎の言葉とともに、川には危ない場所もあることを呼び掛ける「一部深いところに気をつけて」の言葉を添えた。

川は危ないと訴えるのではなく、安居に来た多くの人に地域と穏やかな日置川の魅力を伝えることが看板設置の目的という3人は、川を管理する県西牟婁振興局の許可を受けた後、熊野古道大辺路の「安居の渡し」近くに設置した。

「安居の渡し」は、昭和29年9月に廃止されたが、平成17年に地元の人々の手によって復活し、当時の風情を伝えている。3人は川遊びだけでなく、熊野古道を散策する際に利用してもらえたらと話している。
(2021年7月掲載)
和歌山県 白浜町立三舞中学校 3人の2年生2和歌山県 白浜町立三舞中学校 3人の2年生3
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高知県 北川村立北川小学校 9人の6年生

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高知県 北川村立北川小学校 9人の6年生1
高知県北川村立北川小学校は、「郷土愛をはぐくむ教育」を推進しており、児童も村に貢献する活動を展開している。6年生が昨年度制作した「モネの庭マルモッタン」のPR動画が、今年5月、総務省の「地域発デジタルコンテンツ」総務大臣奨励賞を受賞した。同作品は、2月に同省主催の「四国コンテンツ映像フェスタ」で小・中学生部門最優秀賞も受賞しており、児童にとって二重の喜びとなった。

北川村の「モネの庭」は、画家モネがフランス・ジヴェルニーに作った庭をモデルにした庭園である。9人は、総合的な学習の時間において、地域学習「北川学」で「モネの庭」の魅力発見に取り組んだ。タブレットで池に咲く睡蓮や色彩豊かな花々、庭園の風景などを撮影、編集し、「祝20周年北川村『モネの庭』マルモッタンに来てみいや」と題する動画を完成させた。

児童がナレーションも担当する175秒の作品は、「モネの庭」の名前がフランスの「モネの庭」から特別許可を得たいきさつや「一つの花ではなく全体の色合いを楽しんでもらいたいので、遠くから見てください」など鑑賞ポイントも紹介。最後に全員で「日本で一つだけのモネの庭。ぜひ来てくださーい!」と呼びかける。

「地域発デジタルコンテンツ」は、総務省が毎年6月1日の「電波の日」に合わせて、若い世代の情報発信を支援することを目的に開催。今年は8作品を大臣奨励賞に選定。小中学生の受賞は同校のみだった。9人は「みんなの頑張りが評価されてうれしい。これからも村の魅力を発信していきたい」と話し、2作目も制作したようだ。

なお、受賞作品は同省のユーチューブチャンネルで公開されている。
(2021年6月掲載)
高知県 北川村立北川小学校 9人の6年生2高知県 北川村立北川小学校 9人の6年生3高知県 北川村立北川小学校 9人の6年生4
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高知県 大月町立大月小学校 6年生のみなさん

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高知県 大月町立大月小学校 6年生のみなさん1
ふるさとの空・海・山を愛する高知県大月町の町立大月小学校の児童たち。日々の学びの中で「行動する力 協働する力 考える力」を養い、自分たちの力で地元に役立とうと、さまざまな活動に取り組んでいる。6年生が毎年春に実施しているのが、大月町の水産資源のひとつ、アオリイカの産卵床の設置活動だ。

同町の柏島周辺の海は透明度が高く、近年、海藻が減少する磯焼けが進んでいる。中でも影響を受けているのがアオリイカで、卵を産みつける藻の群生が減り、漁獲量が減少してきている。そのため約20年前から地元のすくも湾漁業協同組合では、アオリイカを呼び戻そうと、地元ダイバーのグループや黒潮実感センターの協力を得て、産卵の場になるよう間伐材を海に沈めて人工産卵床を作っている。この活動に同校の6年生も環境学習の一環として毎年参加。今年も4月21日に、26人の児童が緑の葉が付いたヒノキの間伐材約50本を、柏島沖水深約20メートルの海に投下した。ヒノキの枝には「イカさん、卵をいっぱい産んでね」など、児童一人一人の想いを込めたメッセージや絵を描いた板を取付けた。

子どもたちの願いが届いたのか、5月上旬から6月中旬に産卵期を迎えるアオリイカが、沈めた枝の周辺で卵を産む様子が確認された。

そして5月24日、黒潮実感センターの役員が同校を訪問。間伐材に産み付けられたアオリイカの卵を届けた。卵はサヤエンドウのような房状で、長さは15センチほど。校内の水槽に移され、児童たちがふ化や稚イカの様子を観察していく。イカの観察は今年で3年目で、子どもたちは「生まれてくるのが楽しみ」と、期待に目を輝かせていた。
(2021年6月掲載)
高知県 大月町立大月小学校 6年生のみなさん2高知県 大月町立大月小学校 6年生のみなさん3
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和歌山県 みなべ町立高城中学校 15人の2年生

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和歌山県 みなべ町立高城中学校 15人の2年生1
梅の生産量日本一を誇る和歌山県みなべ町の町立高城中学校の2年生が、今年4月ニホンミツバチの巣箱5箱を作り、校内や近隣の小学校に設置した。

生徒たちは1年生だった2月、地域の歴史や文化、産業、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」などを学ぶ同校独自の梅の里学習の一環で、ミツバチについて学習した。ニホンミツバチを増やす活動に取り組む高城地域共育協議会や梅農家の方を講師に、ニホンミツバチの生態や梅の受粉、豊かな森作りに重要な役割を担っていること、近年、外来種のセイヨウミツバチが用いられ、数が減少していることなどを学んだ。その際、講師からニホンミツバチの減少を止めるため、巣箱を作って学校周辺に設置することを提案された。

巣箱作り当日は、2人の講師に加えて、若い世代に世界農業遺産を伝える活動をしている「まちキャンパスプロジェクト」のリーダーや町役場うめ課の職員も参加。巣箱用の板は協議会が準備。15人の生徒は4班に分かれて、講師の指導で電動ドライバーなどを使って幅38センチ、奥行き42センチ、高さ39.5センチの巣箱を組み上げ、ニホンミツバチが好むミツロウを巣の内側に塗り、完成させた。

生徒たちは「巣箱作りは難しかったけど、みんなで協力して作業できて楽しかった」「減っているニホンミツバチを増やす手助けができてうれしい」「巣箱にニホンミツバチが入って、大きな巣を作ってほしい」と願い、定期的に観察を続けていくという。

同校では生徒たちが今回の活動などを通して、「ふるさとの山や森を大事にしていく気持ちを育ててもらえれば」と話していた。
(2021年6月掲載)
和歌山県 みなべ町立高城中学校 15人の2年生2
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