生きる自信を手に入れた専門学校生|岡山自動車大学校-池上 裕仁郎さん

生きる自信を手に入れた専門学校生たち 自動車・航空技術系ジャンルの先輩たち

代表取締役として活躍する先輩

代表取締役のメイン画像

大学校時代の仲間が、ビジネスパートナーに。
人脈に支えられ、順調に成長を続けています。

小さい時から車が好きだった私は、高校卒業後に岡山自動車大学校に入学。明るく、フレンドリーな校風で、先生や仲間と楽しく過ごしながら整備の知識や技術を身に付け、大手自動車ディーラーに就職しました。
当時は車がとてもよく売れた時期で、毎日がむしゃらに働いていました。仕事もプライベートも全力で取り組むメリハリのあるライフスタイルを目標に、入社から4年半後に円満退社。地元の総社に戻り、わずか車2台分の土地に店を開きました。ディーラー時代のお客様や地元の友達がお得意様になってくださったおかげで、創業時から2年後には法人化、その5年後には民間車検工場の資格を取得。整備を中心に板金と販売を手掛け、今では約10人の社員を抱えるまでに成長しました。実は、社員のうち3人は岡山自動車大学校の後輩です。先生の思い出話で盛り上がることもありますよ。
業務を順調に拡大できた大きな要因は、岡山自動車大学校時代から築いてきた人脈です。共に学んだ仲間の多くが、各メーカー系列のディーラーの工場長や営業の上位職を務めています。必要な部品や人気の新車をおさえたいときは、電話1本かけるだけで「池上の頼みなら」と気前よく対応してくれます。かつての仲間が、今では私のかけがえのないビジネスパートナーなのです。
当社は、コミュニケーションを大切にしており、仕事がうまくいったときは握手やハグをすることも。また、アフターの食事会や社員旅行には社員のご家族も招待します。皆で仲良く羽を伸ばすという形で、私が描いていた「仕事と休暇のメリハリをつけるライフスタイル」という目標も達成することができました。
その一方で、課題があったのも事実です。仕事が増えるにつれて、部品注文などの連絡ミスが発生するようになったのです。解決策として、スマートフォンのSNSサービスを利用することにしました。「部品」「タイヤ」「板金」等にグループ分けし、情報の共有化をはかったところ、連絡ミスを大幅に減らすことができるようになりました。
今後の目標は、取引の数・深さともに拡大することです。展示会や感謝祭などのイベントを開いて新規のお客様を獲得し、既存のお客様は、車検のみの取引から販売のご提案にまで踏み込むなど、深いお付き合いを増やしたいと考えています。また、業務を社員にまかせて私はサポート役に回るなど、社員の育成にも一層力を入れたいと思います。

代表取締役のサブ画像1 代表取締役のサブ画像2
  • 岡山自動車大学校 卒業
  • 有限会社グランディーオート
  • 代表取締役
  • 池上 裕仁郎さん

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一