1年生のための進路えらびハンドブック

専門学校Q&A

Q

認可校と無認可校はどうやって調べるのですか?

まず、認可校・無認可校についてですが、修業年限や授業時間数など、法律で定めた基準をクリアし、なおかつ都道府県の認可を受けている学校を「認可校」といいます。それ以外の「無認可校」と一般に言われている学校では法律の制限を受けず、自由でオリジナルな教育を行うために、あえて認可を受けない場合もあります。
「専門学校」というのは、正式には「専修学校」の中に設置された1課程のことをいいます。専修学校の中に専門課程があって(他に高等課程、一般課程などがあります)、専修学校のほとんどが「専門課程」を設置していることから、専修学校が「専門学校」と呼ばれるようになったのです。
 「〇〇専門学校」と称している学校は、ほぼ100%、専門課程を設置している専修学校認可校と判断してOKです。なお「〇〇専修学校」の名前で専門課程を設置している学校もあります。 ただし、国や都道府県の認可を受けても「~専門学校」と名乗る義務があるわけではないので、認可校であっても別の名称のものがあります。これらの学校に関しては、学校の資料を請求したり、直接問い合わせるなど、1校ずつ確認する必要があるでしょう。

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Q

専門学校を卒業したら、誰でも資格が取れますか?

資格の種類

国家資格
国や地方自治体、またはその指定期間が実施する、法律に基づいた資格や検定のこと。
民間資格
省庁が認定している資格・検定から、民間団体や連盟が行うものまで無数にあり、レベルや社会的評価もさまざま。

資格の取り方

取得資格
在学中または卒業と同時、あるいは卒業後に一定期間の実務経験を経て取得できる資格。
取得受験資格
在学中、または卒業と同時に受験資格が得られる資格。実務経験が必要なものもある。
目標資格
在学中、卒業後を問わず、試験や講習を受けて取得できる資格。民間資格に多い。

卒業と同時に取れる資格や受験資格が得られるものなど、資格によってさまざまです。
資格には大きく分けて国家資格と民間資格があり、取得方法によって①在学中または卒業と同時に取得できる資格②在学中または卒業と同時に受験資格が得られる資格③卒業に関係なく、試験や講習を受けて取得できる資格ーの3種類に分けられます。また、国家資格のなかには所轄の大臣の指定校でないと取得できない、または受験資格が得られないものがあるので注意が必要です。

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Q

専門学校に進学した後に、大学に進むにはどのような方法がありますか?

併修制度、編入制度の図

併修制度を利用すれば大学・短大も卒業できますし、編入制度を利用すれば、大学への編入も可能です。
【併修制度】
専門学校に通いながら、大学・短大の卒業資格も手に入れることができるこの制度は、専門学校に在籍しながら大学・短大の通信教育課程にも入学、専門学校と大学・短大両方の卒業資格取得をめざすというものです。ただし、専門学校が2年制・3年制で、4年制大学の卒業資格取得をめざす場合は、専門学校卒業後も勉強を続ける必要があります。
【編入制度】
専門学校卒業時に得られる「専門士」の称号と同時に大学へ編入できるのが編入制度です。これは、卒業後、4年制大学の2年次、3年次に編入できるもので、受け入れ先の大学によって異なります。また、学校によっては、大学との連携をはかっているところもあり、有利な条件で編入できるところもあるので、あらかじめ学校案内などで調べておくとよいでしょう。

Q

今、普通科の高校に通っています。専門的な知識はありませんが、専門学校の授業についていけるでしょうか?

専門学校では、その学校が専門にしている分野に関して一から教えてくれます。従って、入試の際にも多くの専門学校で課されるのは書類審査・面接・一般常識などで、一般常識の中身も普通科の高校までの知識で対応できるもののようです。
現在普通科の高校に通っていても専門学校をめざして何ら問題はないと言えます。専門学校に進学してからその分野の専門知識・技術を十分に身につけることができるでしょう。

Q

専門学校を卒業すると何か称号がもらえますか?

大学卒業者の「学士」、短大卒業者の「短期大学士」、高等専門学校卒業者の「準学士」と同様、一定の条件を満たした専門学校卒業者には「専門士」の称号が与えられ、高等教育機関を修了した証明になります。その条件とは、専門課程で①修業年数が2年以上②卒業に必要な授業時間数が1,700時間以上③原則として試験などで成績評価を行い、これに基づいた課程修了の認定を行っている―の3つです。

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Q

志望する分野の情報を集めるのに有効な探し方は?

各種学校案内や進学情報誌で調べるのが一番早いでしょう。また、インターネット上のホームページを検索するなどして情報を集めるのも効果的です。多くの学校では「オープンキャンパス」など、受験生を対象にした体験イベント・説明会を行っているところもありますので、そういったものに積極的に参加するのもよいでしょう。