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ヘアメイクアーティストは、ヘアデザインやメイクアップをする仕事です。美容師とちがって、パーマやカットなどは行いません。タレントやモデル、映画俳優などのヘアデザインやメイクのほか、ブライダルサロン、エステティックサロンなどにも活躍(かつやく)の場はあります。この仕事は、ただ、ヘアデザインやメイクをして美しく見せればいいわけではありません。特に、ファッション雑誌の撮影(さつえい)などでは、モデルの個性をいかに引き出すかも重要なポイントとなります。また、カラーコーディネートのセンスも問われます。 特別な資格はいりませんが、専門学校などで、技術や知識を学んでおくと有利です。美容師の資格や、ファッションコーディネート色彩能力検定(しきさいのうりょくけんてい)、ネイルアーティストなどの資格を取っておくのもよいでしょう。また、最近では、医療(いりょう)・福祉(ふくし)の場でもメイクが評価されています。解剖学(かいぼうがく)や生理学などの基礎的(きそてき)な知識は学んでおいて損はありません。ヘアメイク関連会社に就職したり、フリーのヘアメイクアーティストについて修業したりするなどの方法がありますが、将来、独立してやっていこうという人は、フリーの人に弟子入(でしい)りすることが多いようです。
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