機械・ロボット設計開発技術者 | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

電気・機械


機械・ロボット設計開発技術者の仕事
 工作機械や産業用ロボットの研究、設計、開発をする仕事です。工作機械や産業用ロボットは、主に工業製品の生産工場などで製造作業の効率を上げるために使われています。複雑な作業を、長時間でも正確にすばやくくり返せるので、工場のオートメーション化や生産量の増大に効果があります。
 最近は、身近な環境(かんきょう)で働くロボットの研究や実用化も急速に進んでいます。ペットとして人気のある動物ロボットや、部屋を走り回りながらゆかをきれいにしてくれる掃除機(そうじき)ロボットなどがそうです。
 消防士が近づけないくらい大規模で危険な火災現場で消火活動をする消防ロボット、地震(じしん)などの災害現場で生存者をさがすロボットなども登場しています。
 人間に代わっていろいろな仕事をしてくれる機械やロボットの開発は、ますます重要になっていくことは確実で、専門の知識を持った開発技術者は、活躍(かつやく)の場をさらに広げていくことでしょう。

機械・ロボット設計開発技術者にインタビュー
 工業高等専門学校の出身で、在学中は仲間とチームを組んでロボットコンテストに毎年参加していました。今は医療(いりょう)機器メーカーで介護(かいご)ロボットの研究をしています。体の不自由なかたが、ベッドの上で食事をする時の手助けや、トイレに行く時の介助(かいじょ)などができるロボットを作りたいんです。安心して使えるロボットを開発して、少しでも家族やヘルパーのかたたちの負担を減らす役に立てればいいなと思います。
 最近は、二足歩行ロボットの研究や実用化が進んで、テレビや新聞でもひんぱんに取り上げられていますよね。研究者としてわたしも興味しんしんです。ロボットは、これからもっともっと身近な存在になっていくと思いますよ。

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