アナウンサー | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

テレビ・映画


アナウンサーの仕事
 正しい日本語で、テレビやラジオのニュース原稿(げんこう)を読んで伝えるのが、アナウンサーの主な仕事です。ほかに、バラエティーや歌番組の司会、スポーツ番組の中継(ちゅうけい)、ドラマやドキュメンタリーのナレーション(語り)も行います。
 ニュース原稿を正しい日本語で読むということは、ただ、上手に読むだけでなく、正しい発音でわかりやすく伝えるということです。それには、はば広い教養と確かな常識があることが、絶対の条件です。また、国際的な交流が盛んな今日では、英語ができたほうが有利です。
 アナウンサーは、あたえられたニュースの原稿を読んで、客観的な事実を伝えますが、ニュースを自分の言葉でコメントして伝えるのが、ニュースキャスターです。ニュースキャスターには、アナウンサーの条件はもちろん、さらに深い洞察(どうさつ)力、臨機応変な対応力が求められます。
 アナウンサーになるには、専門学校の養成コースなどで基礎(きそ)をしっかり固めてから、放送局の入社テストを受けることが多いようです。

アナウンサーにインタビュー
 高校の時からアナウンサーになろうと決めていて、放送部に入りました。大学も放送部にいたのですが、アナウンサーになった先輩(せんぱい)から、専門学校に行って基礎を勉強し直しておいたほうがよいとアドバイスをもらったので、アナウンサーの学校に行きました。
 地方の局のアナウンサーになり、そこで数年間、朝のニュースを担当するほか、情報番組のレポーターやインタビュアーもやりました。ちょっとしたきっかけがあって、フリーのアナウンサーになり、このごろは、東京の局にも、ちょこちょこ出ています。今は、主に企業のPRビデオのナレーションをしています。
 地方の局で覚えたことが、とてもいい経験になっていて、今は、わたしの財産だと思っています。

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