速記者 | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

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速記者の仕事
 速記というのは、人が話している言葉を、話している速度と同じ速さで、正確に書き取っていくことです。この速記をするのが、速記者の仕事です。速記が使われるのは、国会や地方議会、裁判所など公的な機関のほかに、会議や講演会、対談、インタビューなど、記録として残しておかなければいけない場合です。そのため、一語一句正確に書き取っていくことが要求されます。漢字やひらがななどのふつうの文字では、話しているスピードに追いつかないので、10倍の速さで書ける速記記号というものを使います。速記者は、速記記号で書いたものを、あとでふつうの文字に書き直すのです。
 国会や法廷などの審議で記録された速記は、公式な記録になり、証拠(しょうこ)としてあつかわれるので、速記者の役割は重要です。速記者になるには、民間の速記技能検定で資格を習得しておくと有利です。勉強するには、速記の専門学校に行ったり、通信教育を受けたりします。

速記者にインタビュー
 速記技能の2級を持っています。今はフリーで、民間の講演会や雑誌などの対談やインタビューの速記をしています。話す速度にあわせて速記をしていくのは、みなさんが考えているほど、大変ではないのです。実は、「反訳」というのですけれども、速記をふつうの文字に書き直す作業が、けっこう大変なのです。速記記号は線の向きや長さで、かなのように一字一字を表します。また、それを組み合わせた、例えば、動詞の「モツ・モチ」の活用形であるモタナイ、モテバ、モテ……、などに対応した形や、名詞の一語一語に対応した形もあります。それで、自分で書いたものでも、反訳に時間がかかることがあります。
 今、英語の速記を習っています。聞いた英語を速記し、英語に反訳したあと、さらに日本語に訳すのです。もう国際化の時代ですし、国際会議もしょっちゅう開かれています。外資系企業や商社に勤めるのにも有利ですからね。

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