お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

広告・宣伝


広告・宣伝スタッフの仕事
 広告・宣伝にかかわる仕事には、いろいろなものがあります。企業の中の広告・宣伝の部署でする仕事もあれば、広告営業や広告プランナーのように、広告専門の会社でする仕事もあります。
 広告代理店の広告営業は、スポンサーに企画(きかく)を提案して、注文を受ける仕事です。モノを売るわけでなく、スポンサーが最も伝えたい情報は何なのかを的確にとらえて、宣伝効果を高めるには、何を使ってどう広告するかを提案するのです。スポンサーがテレビでCMを流したり、新聞・雑誌で広告を出したりする場合は、スポンサーの代理になり、テレビ局や新聞社、雑誌社と交渉(こうしょう)します。
 広告プランナーは、広告プランの制作や企画を立案する仕事です。何を使ってどう広告するかを具体的なプランを立てて提案します。
 どちらも、新鮮(しんせん)なアイディアを出せる柔軟(じゅうなん)な発想力と、スポンサーを説得する論理的な思考、ねばり強さが必要な仕事です。
 また、アパレルや化粧(けしょう)品の業界では、メーカーの広報担当者をプレスと呼びます。商品や企業のイメージをPRする仕事です。

広告・宣伝スタッフにインタビュー
 映画専門の宣伝会社で、主に輸入した映画の宣伝をしています。映画の宣伝をするには、その映画をよく知らないといけないので、何度もみます。また、製作会社から、資料を取り寄せ、よく検討します。英語は、少し勉強したので何とかなるのですが、英語ではない国の映画は、ちょっと大変です。この仕事は、英語以外の外国語ができると有利です。資料は、たいてい、英語で書かれたものが来るので、わたしは助かりますが。
 外国の映画でも、国内の宣伝用に資料を作って、新聞や雑誌、テレビなどに流します。インターネットも、大切な広告のメディアです。原作があるものは、出版社とタイアップして出版してもらったり、文庫本のカバーに映画のスチールを提供したりします。また、原作が無い映画のオリジナルストーリーを小説化して、出版してもらうこともあります。

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