お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

音楽


ミュージシャンの仕事
 ジャズ、ロックなどのポピュラー音楽からクラシックまで、演奏家のことをミュージシャンと呼びます。クラシックではピアニストやオーケストラのメンバーになり、ポピュラーではライブやレコーディングスタジオでの演奏を受け持ちます。ミュージシャンになるには、何よりも音楽に対する興味を持ち続けることが必要です。さらに、音楽的センスや演奏技術、歌唱力も欠かせません。初めて見た楽譜(がくふ)をその場でひきこなしてしまうぐらいの力がなければ、つとまりません。
 いずれのジャンルの音楽でも、理論から演奏技術まで、大学や専門学校でみがくことができます。自分のやりたいジャンルで、自分に合った学校を選びましょう。
 ミュージシャンとしてやっていくためには、地道な演奏活動が重要です。多くのコンテストやオーディションに出て、デビューのチャンスを見つけましょう。厳しい世界ですが、好きな仕事をずっと続けることができますし、いい音楽を人にきかせ、感動をあたえられるすばらしい仕事です。

ベーシストにインタビュー
 中学生くらいのときから、バンドを組んでロックをやっていました。そのとき受け持ったのがエレキのベースギターだったんです。はなやかなギタリストよりも、文字どおり演奏のベースとなるパートで、けっこう気に入っていました。専門学校で、音楽理論や演奏技術を学び直し、目からうろこが落ちたようなことが、いく度もありましたね。卒業の前後に、いくつかのレコード会社にデモテープを送ってみました。そのうちの一社から返事があり、スタジオミュージシャンの仲間入りをすることができました。
 一時仕事を休んで、海外のアーティストの生演奏をきいて回りました。それが、すごく刺激(しげき)になりましたね。その後、ある大物アーティストに演奏を認めてもらい、ライブ活動に参加することになりました。ライブのないときは、スタジオで演奏したりしています。

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