レーサー | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

スポーツ


レーサーの仕事
 自動車レースに出場し、レーシングカーを操縦する仕事(ドライバー)です。できるだけ速く、事故を起こさないように自動車を走らせて、優勝や上位入賞をねらうのがレーサーの役割です。
 レーサーとしての技術を身につける方法は、いろいろあります。プロレーサーとして活躍(かつやく)している人たちの多くは、小さいころからレーシングカートという入門者向けの小型自動車でサーキットを走り、レースを経験し始めるようです。その後は段階的にステップアップし、もっと大きな自動車のレースに出場したり、レーサー養成学校で学んだりしながら実績を積みます。成績や才能が認められれば、プロのレーシングチームにスカウトされ、専属レーサーとして契約(けいやく)を結ぶ道が開けます。ただし、このようにしてレーサーになれる人はごく一部です。また、一回の契約期間は、長くても数年であるのがふつうです。安定した好成績を残せないと、契約を更新(こうしん)できなかったり、とちゅうで打ち切られることもある厳しい世界です。

レーサーにインタビュー
 競技用の免許(めんきょ)を持っている人ならだれでもレースに出ることはできますが、レーサーを職業にして生活していける人は、ほとんどいないのが現実ですよね。わたしも去年までは、自分のお金や、自分で見つけたスポンサーからの資金をやりくりしてレースに出場していたんです。でも、うれしいことに去年の成績が認められて、ある自動車メーカーから正式にバックアップしてもらえることになりました。プロレーサーとしての第一歩だと思うので、今年はさらに良い成績をねらっていきたいです。
 もっと力をつけて、早く国内や世界のトップレーサーと競(きそ)い合えるようになるのが目標です。

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