動物トレーナー・調教師 | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

動物


動物トレーナー・調教師の仕事
 動物の訓練をする仕事です。訓練の目的は、動物園、水族館、サーカスなどの動物ショーに出演させるため、警察犬や盲導犬を育てるため、競馬用の競争馬を育てるため、ペットのしつけをするためなど、さまざまです。
 動物を訓練するには、ふだんから動物とふれあい、世話をしながら信頼(しんらい)関係を作る必要があります。人間に対するのと変わらない愛情を持ち、がまん強く動物とコミュニケーションを取れる人に向く仕事です。
 ショーに出る動物のトレーナーとして働くには、動物について学べる専門学校などを卒業し、動物の訓練施設(しせつ)、動物ショーを開いている水族館や遊園地、テレビ出演する動物を育てている芸能プロダクションなどに就職します。そこで、先輩(せんぱい)のトレーナーについて経験を積みながら一人前のトレーナーを目ざします。
 競走馬の調教師になるには、日本中央競馬会の競馬学校を卒業してから厩務員(きゅうむいん)になって経験を積むか、地方競馬の調教師に弟子入(でしい)りして経験を積みます。

動物トレーナーにインタビュー
 ドッグトレーナーとして働いています。ペットとして飼われる犬のトレーナーです。「おすわり」や「まて」などの基本動作を教えたり、散歩のとき飼い主に合わせて歩けるようにしたりするんです。一頭一頭の性格が全くちがって個性的ですから、どんな犬にも対応できるようになるには経験がものをいいますね。
 ドッグトレーナーの資格はいろいろとあります。でも、資格がなくてもドッグトレーナーとして働くことはできます。わたしは、ドッグトレーナーの専門学校で学んだあと、そのまま学校に残ってドッグトレーナーの経験を積みました。今は、ペットショップなどから犬を預かって訓練をするようになりました。将来は盲導犬を育てる仕事もしてみたいと思っています。

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