各種スポーツ審判員 | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

スポーツ


各種スポーツ審判員の仕事
 スポーツ競技の種類はたくさんあり、どの種目にも必ず審判員がいます。
 審判員はスポーツ競技の勝敗を決める重要な役割をする人ですから、何よりも公正さが求められる仕事です。スポーツ競技には、サッカーや野球、剣道(けんどう)やレスリング、そして陸上競技のように、勝敗が明らかにわかるものと、フィギュアスケート、体操、シンクロナイズドスイミングのように、審判員の採点で勝負が決まるものがあります。どちらの競技においても審判員は、その競技のルールを完全に知っておくことはもちろんのこと、選手や観客に疑問や不平、不満を持たせないような、公正で正しい審判をしなければなりません。競技において一番強い存在である審判員ですから、自分が下した判断は絶対に変えないと言い切れるような強い自信も必要です。正しい判断のためには、常に体調をベストに保っておかなければなりませんし、どんな状況(じょうきょう)に対してもすみやかに対応できる審判員としての実力が求められるのです。

サッカー公認審判員にインタビュー
 サッカーは見るのもやるのも大好きです。プロサッカー選手になりたかったのですが、とてもむりでした。Jリーグのサポーターもやりましたが、どうしても試合にかかわりたくて、審判員の道を選びました。サッカー公認審判員は4級から1級まであります。わたしは20歳(さい)で3級を取り、25歳の今は2級審判員です。2級までは都道府県や地域のサッカー協会が認定(にんてい)しますが、1級審判員は日本サッカー協会の認定です。現在、学校対抗(たいこう)のサッカー試合や地域対抗の試合などで審判員をしています。来年はいよいよ1級にチャレンジするつもりです。1級の資格を取ってJリーグの試合の主審をやるのが、私の夢です。夢の実現に向かっては努力あるのみ!がんばります。
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