政治家になるには
国と地方の行政を動かし、住民の要請を実現する
政治家は、選挙に立候補し、有権者の投票によって選ばれます。活躍の場は、国会の衆・参両院、都道府県議会、市町村区議会などで、その役割は、有権者と行政のパイプ役といえます。ただし、国政にあたる国会議員と地方自治体の議員とでは、仕事の内容はかなり違います。国会議員の場合は、立法、つまり法律を作るのが本来の仕事です。そして、議員や政府から提案された新しい法案や重要な議案を、国会の場や各種委員会などで審議し、国民の利益、国の利益を考えて、賛否を決定します。また、地方自治体の議員は、地域住民の代表として、日常活動から得た住民の意見、要望等を地域全体の視点から施策に結びつけます。そのため、議員が行う質疑・討論は、住民の疑問・意見であり、表決において投ずる一票は、住民の立場での真剣な一票といえます。
政治家になるには、日本国籍を有する者で、衆議院議員と地方自治体の議員は25歳以上、参議院議員は30歳以上であれば誰でもなることができます。政治家をめざして先見性、情報収集力、分析力、決断力など、その求められる資質を磨くために、議員の秘書や、政治家養成塾などに入塾する人もいます。政治家への道は誰にでも開かれています。特に若い世代の活躍が期待されています。
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