ファッションコーディネーターになるには
磨き抜かれた感性で、方向性を決める司令塔
ファッションコーディネーターは、ファッション関係の店づくりに関わるスタッフたちと調整を図って、大きな方向性を打ち出していく仕事です。幅広い内容を任され、さまざまな専門のスタッフと関わる場面も多く、仕事に関わる充実感、やり遂げた後の達成感に魅力のある職業でもあります。自分のアンテナを張り巡らせたり関係者からの情報を元にして、シーズンごとのショップ展開を考え、企業やバイヤーなどへ提案し、仕入れ商品のアドバイスなどを行ないます。例えば、展示会での商品選びやオリジナル企画のための素材の開発、商品のデザイン、さらには海外の仕入れに同行する場合もあります。そして、売り場のディスプレイの仕方や、着こなしのヒントを与えるのも大きな役目です。時には売り場での応援やイベント企画をするなど、お客様に満足いただくためのモノづくりに貪欲な人ならば、どんどん活躍の場面が広がる仕事といえます。
さまざまな人々に指示を出すことも多い職業ですから、ファッション業界についての情報収集を欠かさず、企画書をつくる上での文章力を磨いておくことも必要です。具体的には服飾系の専門学校などで、ファッション業界にはどんな仕事があるのかという基本から学び、コーディネーター関連の資格にもチャレンジしておくといいでしょう。資格取得のために学ぶことも、仕事に関わる上で大きな蓄積になります。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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