生命科学部
生命のメカニズムと活用を学ぶ
生命科学部の特長
- 学部・学科・コースについて
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本学の生命科学部では社会の諸問題を「健康・医療」「食料・資源」「環境・生態」の3領域に集約。実験科学を中心とする「先端生命科学科」と、社会科学を取り入れた「産業生命科学科」の2つの異なるアプローチから探究します。従来の学問分野での縦割り教育ではなく、生命科学を社会との接点から見つめ直し幅広く学ぶことで、課題を解決し、さらなる社会の発展に貢献できる人材を育成します。また、本学部では他大学に例を見ない、教員1人に対し学生約5人という少人数教育を実現しています。実験系の学部で不可欠な少人数教育の徹底により、質の高いきめ細かな指導で教員が学生と常に向き合う体制を整えています。
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- 学べる内容
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■先端生命科学科
1年次では生命科学の基礎を修得。2年次からは、ヒトや動物の医療・健康に貢献できる専門性を養う「生命医科学コース」、生命科学の手法で食料問題などの解決方法を探究する「食料資源学コース」、生命科学をマクロに捉え、生命と環境に関わる「環境・生態学コース」の3コースに分属し、専門分野の学びを深めます。さらに、3年次秋学期からは指導教員の研究室で自ら設定した課題に挑む研究活動へ。十分な学識と実績を持つ教員の指導の下、高い専門知識と技術、倫理観を兼ね備えた人材を育成します。
■産業生命科学科
1年次では生命科学の基礎となる科目を履修。2年次からは、医薬系・生命科学の研究成果と、医療や医薬品関連産業との結び付きを学ぶ「医療と健康コース」、農業に関連する動植物を対象とした生命科学の研究成果と、社会の関わりを探究する「食と農コース」、里山生態学などの学びを通して、地域を取り巻く環境問題を理解・発見し、その解決策を考察する「環境と社会コース」の3コースに分属し、専門分野の学びを深めます。3年次からは「生命科学インターンシップ」や研究活動などで課題解決に挑戦。社会との連携を重視した教育プログラムを通じて、生命科学と社会をむすび、研究成果を実社会で活用できる人材を育成します。もっと見る
- 取得資格
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■副コースで、専門性を活かして資格取得を目指す
専門性を生かして資格取得などを目指すための副コースを設置。2学科ともに世界で活躍する力を磨くための「グローバルコース」と「教職コース」の2コースを用意。さらに、先端生命科学科には、受験資格認定大学として資格取得を支援する「実験動物技術者コース」と、養成施設として資格取得を支援する「食品衛生管理者コース」があります。もっと見る
- 卒業後の進路
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進路・就職支援センターのスタッフが年間500社にものぼる企業を訪問し収集した情報を学生に提供するなど、さまざまなサポートを行います。
■就職率 98.7%
■主な就職先
公益社団法人日本食肉格付協会/イカリ消毒/新日本科学/四国旅客鉄道(JR四国)/ファミリーマート/コメリ/ニトリ/日本アクセス/タキイ種苗/興和/ロック・フィールド/京都中央信用金庫/大阪信用保証協会/住友林業ホームテック/京セラコミュニケーションシステム/山崎製パン/フジパングループ本社/マルホ/創味食品/シスメックス/わらべや日洋食品/健栄製薬/東京鉄鋼/東洋製薬化成 ほか(2023年度生命科学部卒業生実績)もっと見る
- 学校について
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■ワンキャンパスの総合大学
文系・理系10学部1学環、15,000人の学生が一つのキャンパスに集う京都産業大学。2026年4月、文化、歴史、芸術とAIやデータサイエンスを掛け合わせた新しい教育プログラムを含む文化学部の改組、および少人数で実践的かつ自己開拓力を養う学部等連係課程「アントレプレナーシップ学環*」の新設を構想しています。一拠点総合大学の利点を生かし、学部や学問分野の壁を越えた教育プログラムと高い研究力、最先端のAI技術などを通して、世界へ羽ばたく人材を育成します。
(*仮称・設置構想中。内容は変更になる場合があります。)もっと見る

生命科学部の概要

- 定員150名
- 修業年数 4年
- 募集共学
- 学費160万3500円~169万9500円 [2026年度予定]
※2026年4月入学者対象のものです。
生命科学部の学科・コース・専攻
- 先端生命科学科
- 産業生命科学科
先輩の声
学べる学問
- ・生物学
- ・生物工学
- ・農学
- ・環境学
目指せる職業
- ・国家公務員
- ・地方公務員
- ・バイオ技術者
- ・医薬情報担当者(MR)
- ・中学校教諭
- ・高等学校教諭
資格
[先端生命科学科]
●実験動物1級技術者●ペット栄養管理士●食品衛生管理者(任用資格)●食品衛生監視員(任用資格)●中学校・高等学校教諭一種免許状(理科)など
[産業生命科学科]
中学校・高等学校教諭一種免許状(理科)など