社会福祉学部 心理学科 2023年4月に福祉心理学科から名称変更
個人の心理から集団の心理まで心に関する理論と実践を幅広く学び、総合的・現実的な判断能力を養います。
心理学科の特長
- 学部・学科・コースについて
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■学科の特色
心理学の様々な領域の基礎知識の習得、実験や演習を通した体験的な心理学の学びを通して、科学的な人間理解の能力、積極的に他者と関わることのできる感受性、豊かな人間性を育みます。
◯国家資格「公認心理師」の受験資格に対応したカリキュラム
公認心理師とは、保健医療、福祉、教育などの分野において、心理学に関する専門知識および技術をもって心理に関する支援を必要とする人々の援助にあたる国家資格です。心理学科では、公認心理師の受験資格に対応したカリキュラムを配置しています。
◯基礎から臨床まで学べる総合心理学科
実証科学としての心理学、および臨床場面での応用的実践としての心理学という、心理学を構成する両論について総合的、かつ系統的に学ぶことができます。認知、神経、感情、社会、発達、教育、臨床、健康、福祉など幅広い心理学を学べるようカリキュラムを構成しています。3年次に興味、関心に応じて「心理科学コース」又は「心理臨床コース」を選択して専門的な学びを深めます。
◯実践的に科学的研究方法、分析方法、心理査定法を学ぶ
様々なテストを実施してパーソナリティや知能を測定したり、あるいはコミュニケーション行動や知覚・認知の測定、生理学的測定を行います。得られたデータは、仮説・理論を検証するためにコンピュータによるデータ分析と評価を行い、科学的なレポートを作成します。実験や調査を行う側と受ける側の両方を体験することによって、人の心理に関する多角的な視点が身につきます。
◯問題を的確に表現し、解決する
科学的研究方法を学んだ上で、自分で問題意識を持って課題を見いだし、必要な情報を収集・分析し、それらを自分の言葉でまとめて表現できることを目指します。そのための科目として、心理学実験特殊実習、専門演習、卒業論文を配置しています。もっと見る
- 留学制度
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■9の国・地域、18大学との協定校ネットワーク
北海道内の私立大学の国際教育における先駆者として、全学科の学生に開かれた大学の交換留学制度は、アメリカ、カナダ、イギリス、スイス、スペイン、インドネシア、中国、韓国、台湾の18大学と協定を結んでいます。協定校からも毎年約50名の留学生が訪れ、これまでの交換留学生数は、約2,000名にものぼります。条件が整えば、1年間留学しても4年間で卒業することが可能で、留学及び帰国後の費用を補助する制度もあります。また、数日から4週間程度海外の現地で学ぶ海外事情や各学部の専門教育科目があり、年間100名以上の学生が履修して海外に渡航しています。
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- その他の特色
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■学科の目的
医療、福祉、教育など様々な分野において心理の専門家として対人援助を実践する能力、特別支援学校や高校において心理学的なスキルとマインドを備えた教員として教育を実践する能力、企業や公的機関に置いて科学的な調査に基づいて分析する能力と高いコミュニケーション能力を備えた人材の養成を目的としています。
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- 就職状況
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■高い就職率を誇り、各業界からも高評価を得ています
◯就職率(2022年3月卒業生実績/2022年5月1日現在)
福祉心理学科:93.9%
◯主な就職先(2019~2022年3月卒業生実績)
社会医療法人医仁会 中村記念病院、医療法人社団 五稜会病院、国家公務員共済組合連合会 KKR札幌医療センター、社会福祉法人 札親会、アースサポ―ト株式会社、社会福祉法人 津別町社会福祉協議会、社会福祉法人 京極町社会福祉協議会、札幌市職員(福祉コース)、北海道職員(社会福祉・一般行政)、独立行政法人 日本学生支援機構、日本年金機構 ほかもっと見る

心理学科の概要

- 定員70名
- 修業年数 4年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費118万5010円 [諸会費55,010円含む]
※2023年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・福祉学
資格
・小学校教諭免許状<国>(一種 ※条件付き) ・高等学校教諭免許状【社会】<国> (一種)
・特別支援学校教諭免許状<国> (一種) ・公認心理師[条件付き]<国>(※受験資格が得られる)
その他福祉関係各種任用資格 ほか