食物栄養学科
確かな技術を身につけるため、
豊富な実験・実習はすべて少人数グループ。
卒業後の幅広い進路先に対応した学びも用意しています。
食物栄養学科の特長
- 独自の教育体制
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■卒業後、どんな場面でも活躍できる力を身につける「4つの実践力」
栄養士としての具体的な力を身に付けるカリキュラムに加えて、重点科目を設定、プランニング力・技術力・コミュニケーション力・仕上げ力を養うことで、どのような就職先・進路先にも対応できる知識や技術を身に付けていきます。
【カリキュラムを通して身につく知識と確かな実践力】
●プランニング力
<給食管理実習>
栄養バランスのとれた給食をおいしく安全に提供するために、指定献立の試作により提供までの作業工程を学習し、作業する人の配置や衛生管理点検事項及び点検のタイミングを計画します。
<栄養指導実習>
対象者の望ましい健康状態とQOL(生活の質)向上のために、食行動をどう変えていくのか、食知識・態度やとりまく環境のどこにターゲットをあてるのかを選択し、指導や支援の方法・内容について計画します。
●技術力
<給食管理実習>
おいしい給食を安全に提供するために、大型調理機器の操作技術や適温管理、衛生管理の技術を習得します。
<栄養指導実習>
情報収集や分析に必要な技術、教材の活用や媒体づくりの技術、カウンセリング技術を習得します。
●コミュニケーション力
<給食管理実習>
役割を交代し、給食を提供します。栄養士担当が調理員担当に指示し、調理員担当は協力して調理とサービスを行います。喫食者への対応でも、コミュニケーション力を身につけます。
<栄養指導実習>
栄養士として指導を行う立場と、対象者として指導を受ける立場の両方を経験し、双方の立場で話し合います。
●仕上げ力
<給食管理実習>
決められた時間までに、おいしく安全に作り提供します。喫食者アンケートや残菜調査、各種帳票により給食の目標の達成度を確認します。
<栄養指導実習>
対象者の状況を分析・理解し、適切な指導・支援を行います。対象者の立場で評価し、わかりやすさを確かめます。もっと見る
- 編入制度
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■学園内推薦編入学制度で、女子栄養大学の編入学を目指せる
管理栄養士を目指す方、食文化や食産業を深く学びたい方に向けて、女子栄養大学の実践栄養学科または食文化栄養学科に優先的に3年次編入できる「学園内推薦編入学制度」もあります。2024年度は実践栄養学科で15名、食文化栄養学科で12名の募集人員枠がありました。
<2025年3月卒業生進学実績>
進学者 16名(進学率 23.5%)
内訳:実践栄養学科へ編入(9名)
食文化栄養学科へ編入(6名)
他大学・専門学校(1名)もっと見る
- 就職状況
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■目指す卒業後の進路
栄養士、食品技術者、営業職・事務職、四年制大学進学 など
本学科は栄養士養成教育機関として長い歴史があります。栄養士としての求人のほかに、学んだ知識を活かすことができる商品開発など企業からの求人も充実しています。また、学校給食を通して栄養士としての専門性を活かした食育の推進に力を発揮しています。このように幅広い分野で多くの先輩たちが活躍しています。また、栄養士として就職した卒業生は、3年間の実務経験を積み、4年目以降に管理栄養士国家試験を受験、さらにスキルアップしています。もっと見る
- 独自の学習システム
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■2年間で全員が栄養士を目指すための細やかなサポート
「苦手克服タイム」や「サポートコーナー」を設け、学生の相談にしっかり応えます。
■給食現場を体験して栄養士の役割を学ぶ
特定給食施設での栄養士業務の体験を通して、栄養士の役割や専門性について理解を深めることを目的に、2 年次に給食管理実習を実施しています。病院や学校、事業所、老人ホームや保育所などから1 施設を選び、1 週間または2 週間の実習を経験します。施設の利用者に適した献立の作成に関わったり、大量調理の現場を体験することで実践力も身に付きます。
■研究室・食物栄養学演習(ゼミ)
各研究室が実践的なテーマを用意し、幅広い視点で学びます。学生一人ひとりに目が届く適度な距離感で、教職員が一体となって学生の状況をくみ取り、学びのサポートをする環境を整えています。もっと見る

食物栄養学科の概要

- 定員120名
- 修業年数 2年
- 募集共学
- 学費184万800円 [2025年初年度納入金(参考)]
※2026年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・栄養・食物学
- ・家政学・生活科学
目指せる職業
- ・栄養士
- ・地方公務員
- ・食品技術者
- ・店舗運営
- ・調理
資格
- ・栄養士