桐朋学園芸術短期大学 音楽専攻の詳細情報

とうほうがくえんげいじゅつ

桐朋学園芸術短期大学

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芸術科 音楽専攻

豊かな感性と知識を備えた音楽家を目指す。生涯音楽に寄り添う

音楽専攻の特長

カリキュラム

音楽専攻は、音楽にかかわる専門教育を通して、表現力あふれる優れた音楽家ばかりでなく、繊細な感性と柔軟な思考力を備えて幅広い分野で活躍しうる有為な人材の育成を目指しています。そのための徹底した実技指導と少人数によるクラス編成、そしてコミュニケーション力を高めるアンサンブル教育。アンサンブルの形は、西洋と東洋の音楽であり、クラシックとポップスであり、音楽と演劇でありと、小さなキャンパスに閉じ込めきれない、大きな音楽の出会いがあります。

■個人レッスンを中心に、表現力を高める2年間
各専修とも「主科実技」(50分/週)「副科実技」(20分/週)「第二実技」(40分/週)があり、また他の専修ジャンルも学べるので、一人ひとりの学びのニーズに対応。「他と合わせる能力」を養うためのアンサンブル科目の充実や音楽表現の幅を広げる身体表現系の科目など、演劇専攻を有する本学ならではの特色あるカリキュラムで表現力を高めていきます。
<STEP1/1年前期>
音楽理論の基礎を身につける動機づけの時期
<STEP2/1年後期>
身につけた理論を実技に反映させる実践の時期
<STEP3/2年前期>
アンサンブルを通してコミュニケーション能力を高める向上の時期
<STEP4/2年後期>
学んだ知識や技術を集大成する総合化の時期

■ピアノ専修
楽譜を正しく深く読み、豊かな表現力と確かな説得力のある演奏を目指します。また、ソロに加え伴奏や室内楽も重視し、アンサンブル能力を高めます。

■声楽専修
イタリア歌曲を通して発声の基本を学び、その後段階的にいろいろな言語の歌曲やオペラ・アリアを学んでいきます。「声楽アンサンブル」では、日本人作曲家による合唱曲や、オーケストラ付き合唱曲を取り上げ、ハーモニーの美しさを探っていきます。

■管弦専修(管楽器)
ソロ・レパートリーの音楽的理解、演奏技術の向上に加えて、室内楽でのテクニックやスキルの習得も重視しています。管楽アンサンブルや、ピアノや弦楽器等との合奏技術の向上を目指していきます。(本学で学べる管楽器は、フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット・サクソフォン・トランペット・トロンボーン・テューバ・ホルン)

■管弦専修(弦楽器)
ソロでの演奏技術の向上に加えて、室内楽やオーケストラ作品を演奏するためのテクニックおよびアンサンブルのスキルも習得します。オーケストラでは、定期演奏会に向けて完成度を高めていきます。(本学で学べる弦楽器は、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス)

■管弦専修(ギター)
独奏楽器であるギターの技術の習得の過程でアンサンブルの経験や技術を磨く機会を得ることは貴重です。さまざまな様式のアンサンブルに慣れ親しんでいき、ギターという楽器の独自の表現力を身につけていきます。

■日本音楽専修
専門に学んでいる楽器の古典作品を習得し、楽器の本質・特長を知ると同時に、現代に書かれた多様な作品を習得します。各楽器の幅広い可能性を追求して、レベルの高いアンサンブルを目指します。楽器の発展の歴史についての知識も深めていきます。(本学で学べる日本楽器は、箏[二十五絃箏・十七絃も含む]・三味線・琵琶・尺八・笛・囃子(小鼓・締太鼓))

■専攻科音楽専攻<2年間>
芸術科の教育課程を発展させ、関連科目を充実させるとともに実技の研鑽を通じ、より広く深く音楽を学べる2年間です。徹底した個人レッスンをはじめ、アンサンブル、室内楽、歌曲研究、音楽療法など、専門分野の能力を深める科目が揃っています。
※2018年度より学位授与機構認定専攻科となりました。所定単位を修得し、同機構の審査に合格することで、四年制大学を卒業した場合と同じ「学士」の学位が取得できます。

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講師

■第一線で活躍する教授陣が、きめ細かい音楽表現を指導

本学では特色ある授業・魅力あふれる指導陣が自慢です。入学した学生に、本学に入ってびっくりしたこと・嬉しかったことを質問すると、上位の回答にあがるのはダントツで「アットホーム」さ。特に実技関連の担当指導教員は、学生の顔と名前が一致するほどで、プロの指導陣から直接指導を受けられると、好評をいただいてます。

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独自の学習システム

■実技の個人レッスン
実技指導は個人レッスンが中心。一人ひとりを丁寧に指導し、可能性を見いだしていきます。「主科実技」と「副科実技」からなり、副科実技では主科実技以外の専修、または同じ専修の他楽器を学ぶことができます。副科実技を主科実技に準じたレベルで学びたい場合は、「第二実技」としてレッスン時間を増やすことも可能です。

■アンサンブル
音楽を表現する上で、「他と合わせる能力」「音楽を通じて会話する能力」を大切にしています。桐朋では、声楽、弦楽、管楽、ギター、邦楽アンサンブルといった各専修でのアンサンブルを設けています。また、専修のジャンルを超えた編成のアンサンブルとして「室内楽」の授業も数多く用意。学生同士の自発的なアンサンブルも推奨しています。

■ソルフェージュ教育
「ソルフェージュ」というと絶対音感をイメージする人が多いようですが、絶対音感は持っていなくても大丈夫。視唱、音符の音読、リズム打ち、初見奏等々、音楽の基礎勉強は多彩です。必要なのはたゆまぬ訓練ですが、遊びの要素もたくさん内包しています。身につけた「ソルフェージュ力」は音楽を志す人々の縁の下の力持ちとなることでしょう。

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独自の教育体制

■徹底した実技指導と数多くの演奏経験で、音楽表現を磨く

実技レベルの向上に重点を置き、個人レッスンに力を入れる音楽専攻のカリキュラム。学内演奏会や定期演奏会など聴衆を前に演奏することで、演奏技術をさらに高めていきます。また、西洋音楽と日本音楽はもちろん、演劇専攻とも積極的にコラボレーションを図り、一人ひとりの音楽表現を磨きます。
<主な行事>
海外研修、公開講座、桐朋祭、公開レッスン、音楽アウトリーチ、定期演奏会、日本音楽演奏会、卒業公演会など

■音楽専攻のメリット
[音楽ビジネスで役立つ知識も習得]
演奏会や音楽イベントの企画立案をはじめ、教育現場での音楽鑑賞教室や福祉施設など、音楽ホール以外でのコンサート(アウトリーチ)の制作法を学び、音楽界を支える人材育成にも力を入れています。

[経済的な負担も軽減]
芸術科で2年学び、さらに専攻科で2年学ぶ学生も多いのが、音楽専攻の特徴。4年間学んでも学費を550万円台(2024年度)で抑えられるのも魅力です。経済的な負担を軽減でき、安心して音楽に専心できます。

[教員免許を取得]
音楽の中学校教諭二種免許状を取得することができます。そのためには教職に関する科目などをさらに学ぶ必要がありますが、毎年3~4割の学生が教員免許を取得しています(2023年度)。

■桐朋学園大学との連携
金管アンサンブルの授業では桐朋学園大学との合同授業「ウインド・オーケストラ」を実施。両校の連携はますます増えており、併願時の受験検定料減額や、3年次編入、単位互換など、さまざまな制度があります。3年次編入を希望する学生も年々増加しています。
長期履修制度では本来2年間で学ぶカリキュラムを同じ学費で3年間かけ学ぶことができます。「実技の桐朋」を自負する本学では、主科実技のカリキュラムもより充実した内容になっています。

■音楽アウトリーチや定期演奏会を実施
〇音楽アウトリーチ
福島県南会津町教育委員会と提携し、定期的に地元の小学校で音楽鑑賞教室を行っています。演奏する学生たちは、子どもたちの視点に立って、プログラムを工夫し、トークを考え、試行錯誤しながら本番を迎えます。どう楽しんでもらうか、何を伝えたいか。音楽を学ぶ意義を強く感じることのできる貴重な体験の場となっています。
〇定期演奏会
毎年11月、2日間にわたり、調布市文化会館くすのきホールで行われます。毎年50組近い応募があるオーディション自体が、専攻を挙げての大イベントになっています。

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海外研修制度

毎年9月に希望者を対象として約2週間の海外研修を実施しています。研修先はドイツ、チェコ、ハンガリーなどの音楽大学です。2019年度には、ドイツ・デトモルト、ドレスデン、ライブツィヒ、プラハを訪問。名門デトモルト音楽大学では、有名な教授から個人レッスンを受け、それぞれの課題や長所についてアドバイスをいただきました。その後は、オペラ鑑賞や音楽家の足跡を巡る旅。成熟した音楽と芸術文化に触れ、海外研修を機に、卒業後に留学をする学生も増えています。

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卒業後の進路

卒業生の約半数が専攻科への進学、桐朋学園大学音楽学部をはじめとする大学への編入や進学、または海外留学をするなど、音楽の勉学を継続しています(2023年度)。また、音楽大学という特性上、演奏活動や音楽教師・講師として活躍する道を選択する卒業生も数多くいます。しかし近年の傾向として、在学中に身につけた専門能力と豊かな感性を活かし、その他の分野で幅広く活躍する学生も少しずつ増えてきました。学生一人ひとりが、夢を持って納得のいくキャリアを形成できるよう支援していきます。

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就職指導

■進路サポート

○進路講座
無我夢中で向き合う短大での2年間はあっという間です。いざ就職を考えるときに戸惑わないよう、2年次の4月時点で、「働く」ということを意識づけるための講座を開いています。現在の就職状況、いつどのような活動をすべきか、などを学びます。

○マナー講座
音楽大学卒業生の中にも、一般企業への就職を希望する人もいます。一人の人間として、社会で生きていくために必要なマナー、企業訪問や面接試験などさまざまな場面で重要なビジネスマナーなど、専門講師を招いての講演を開いています。

○きめ細かい面談
進路相談担当者が、予約制で一人ひとりの状況に応じ丁寧に対応します。企業情報、求人情報などの提供だけではなく、各自の悩みや質問などにも親身に答えます。また、応募書類の書き方指導、面接指導なども行います。

○音楽教室講師説明会
卒業後、多くの人が音楽教室講師として指導者の道へ進みます。本学では、カワイ及びヤマハ音楽教室から担当者を招き、講師の具体的な仕事、心構えなどの説明会を行っています。実際に、講師採用試験の一例も体験します。

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音楽専攻の概要

音楽専攻
  • 定員50名
  • 修業年数 2年
  • 募集共学
  • 学費189万2500円  

※2024年4月入学者対象のものです。

学べる学問

  • ・音楽

目指せる職業

  • ・ミュージシャン
  • ・ボーカリスト
  • ・ピアニスト
  • ・ギタリスト
  • ・音楽教師
  • ・楽器インストラクター
  • ・中学校教諭

資格

  • ・中学校教諭免許状(音楽)

桐朋学園芸術短期大学の所在地/問い合わせ先

〒182-8510 東京都調布市若葉町1-41-1  03-3300-2111(学園代表)

TEL.03-3300-4252  FAX.03-3300-4253 

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一