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後期入試・3月入試 出願アドバイス
1.受験スケジュール(国公立大学の例)
国公立大学は私立大学とは異なり、受験できる日程に関わらず、出願日は同じです。
また、それぞれの日程で1校しか出願できません(一部大学を除く)。
私立大学と比べて、受験の機会は大幅に少ないので、出願先は慎重に検討しましょう。
■国公立大学受験生の受験スケジュール(例)
※図中で示すスケジュールはあくまで一例です。ポイント
1)中期・後期日程でも、出願期間は前期日程と同じ。大学入学共通テストが終わったら、自己採点結果と志願者動向を分析して、慎重に出願校を決定しよう!
2)前期日程に合格して入学手続をした者は、中期・後期日程を受験しても、合否判定されない。第一志望は「前期日程」で受験しよう!
2.国公立大学「後期日程」「中期日程」 受験アドバイス
1)大学入学共通テストの結果と出願先の難易度を比べ、慎重に出願しよう!
2021年度入試は、全ての国公立大学は1/25~2/5に出願することが決められています。ただし、2/13、14に実施される大学入学共通テスト特例追試験受験者は、2/15~2/18に出願することになっています。
前期日程試験の結果を見てから、後期日程や中期日程に出願することはできません。
したがって、
「前期試験を難易度高めのところにチャレンジし、後期試験は安全策をとる」のか、
「前期も後期も第一志望をつらぬく」のか
などの判断は、大学入学共通テストの結果をもとに、よく考えて行いましょう。
※2021年度大学入学共通テストの出願期間は終了しています
2)合格発表~入学までの期間が短い。入学手続きの準備は事前にしっかりと!
入学金や授業料等の準備、春からの新生活に備えた準備は、出願前からしっかり行っておきましょう。
合格が決まったら、速やかに連絡や手続きができるようにしましょう。
(やむを得ない外出などで手続きが難しい場合、「代理人」を立てられる場合があります。各大学に問い合わせておきましょう。)
3)倍率は高いが「欠席率」も高い。見かけの数字に惑わされないように!
中期・後期は募集人員が少なく、しかも前期日程と同時出願のため、出願の時点では倍率は高くなりがちです。
しかし、前期試験合格者や私立大に進学を決めた人は結局受験しない(欠席する)ため、実際の受験者数は大幅に少なくなります。ですので、出願時は高い倍率に見えても、実際にはそれほどでもない場合もあります。
4)教科試験を課さない場合も多い。「小論文」や「面接」などの対策はしっかりと!
中期・後期日程では、「国語」や「英語」などの教科試験ではなく、「小論文」や「面接」で選抜する大学が多いです。
自分の意見をまとめて発表したり、コミュニケーションをとることが得意な人には取り組みやすいでしょう。
志望校にこれらの科目が課される人は、こうした科目の対策準備も進めておきましょう。
また、一部大学では、大学入学共通テストの成績だけで合否判定する(個別試験を課さない)場合もあります。
新たに対策するのが難しければ、こうした大学の入試に出願すること検討してみましょう。