白根開善学校高等部の教育目標
- 教育理念
- 学校設立当初から、入学してくる子どもたち、卒業していく子どもたち、そして教師や親たちをじっと見守ってきた学校の門標の下に刻まれている言葉。ー「人はみな善くなろうとしている」。ー 本校はまさにこの一言の上に築き上げられてきました。本校は子どもたちが持つ豊かで人間的な個性を大切に伸ばし、善くなろうとする力を十分に培い、どんな社会の中でも力強く生きる力を身につけるように援助し、指導するために、まず可能な限り一人一人を正確に把握することが大事なことだと考えます。また、無理な目標を設定して子供たちを強引に引っ張っていくのではなく、一人一人を尊重した上で教育をスタートし、彼らの歩みを見つめ、ゆっくりと将来を見すえながら一緒に前進していくことを大切にしています。さらに生徒と歩むためには教師も、父母も善くなろうとする姿勢が重要であるという考えから、父母研修という、宿泊して学校内での子どもの生活ぶりを見ながら、教師と対話する機会を必須として設けています。
- 教育の特色
- 学年の壁を取り払い、能力等に応じた同質集団学習を基本に、徹底した少人数教育を行っています。授業を受ける1クラスの人数は5名程度で、高等学校授業を中心としたクラスから、義務教育段階の補習等、全体を5~7クラスに分けて行っております。また、本校には、一般にいわれる「発達障害」といった特別支援教育を充実させるため、8名の特別支援学校教諭が在職しており、個別の課題に取り組めるようにティームティーチングなどを行っています。
白根開善学校高等部の周辺環境・生徒数ほか
- 周辺環境
- 自然に恵まれた、標高1,500mの白根山麓にある、小規模な全寮制の学校です。
- 生徒数
- 男子15名 女子2名(2024年5月現在)
普通科 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
1年 | 4名 | 1名 |
2年 | 6名 | - |
3年 | 5名 | 1名 |
- 設立年
- 1977年